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界の渡り人  作者: ホトトトギス
生と死の都
45/88

国際会議

 11月5日 午前9時30分ごろ

 午前10時から始まる会議に向け

 晨弥とアルゼディア国王は会議室へと向かっていた。


「あ~、、、おなかが痛くなってきた。」


「まだそこまで集まっていないはずだから、入りにくいことはないと思うよ?」


「だといいんですけど」


 文句を垂れながら長い廊下を歩く。

 一定間隔で配備されている騎士団たちを横目に

 長い廊下の終着点を意味する大扉に到着する。


「本人確認を行いますのでそちらでお止りください。」


 騎士団に促され立ち止まる二人


「アルゼディア国王陛下でお間違いないですね?」


「ええ。アルゼディアです。」


「まといしんや様でお間違いないですね?」


「はい。晨弥です。」


天秤使っているのかな?


 おそらくアーティファクトか何かで本人確認しているのではないか

 などと考えている間に

 国王が招待状なども提出し


「確認が取れました。どうぞお入りください。」


 門の先には科学世界にもありそうな

 2階層式の会場になっており

 机が階層ごとに設置されているのだが

 机は完全な円の形をしているわけではなく

 

 部屋に入って下の階層へ行くための階段が設置されている部分を無視すると

 ざっくり300度ほどの多少欠けている形の丸い机が設置されており

 下の階層にも同様に相応の大きさの机が設置されていた。


 晨弥と国王の席は下の階層になっており

 世間的にはミルティコアが大国と呼ばれていることを晨弥は実感する。


 下の階層と言えど暗いわけではなく

 会場に使われている建材が明るいことと

 部屋の天井が高く

 前面をガラス張りにしている影響もあってか

 暗いと感じることはなかった。


 こういった場所に当然というべきか足を踏み入れたことのない晨弥は

 入室前の緊張を忘れ楽しんでいたが

 少しずつ落ち着くと同時に再び緊張に襲われ始める。


 晨弥たちが入室した際にすでに会場入りしていたのは

 会議の司会進行をする聖都側の人々と

 聖都側の会議参加者たち


 ツェルクとギルドマスター

 

 オーシャルの女王、國宗、グーエン


 妖魔国の王


 小国の王たち


流石国際会議なだけって化け物が普通にいる。

ちょーこわい。

オーシャルの女王も確かむかし九世やってただけあって

隣にいる現九世の二人と比較しても遜色ないなんてもんじゃない。

ふっつーに化け物だろあれ。


妖魔国の王もやばい

纏ってるもんが形容しがたいなにかだし

というか見た目は女性だけど、、、

妖魔族って性別の概念あったっけ?本で読んだ気がするけど忘れた。


ギルドマスターからはなんかしらない魔力かなんかが漂ってるし

アーティファクトに近いけど、、、本当になんだ?


訳わかんねえよ。


 そんなことを思っているうちに続々と王と残りの九世が入室してくる。


お!帝国も来たね。


ん?なんか顔立ちが日本人に近い?

あ!あれだジパングだ!王様女性なんだ

何織って言うのか知らんけど、、、あれ歩くの大変でしょ。

あと後ろの人も九世、、、ドワーフ族だったっけか。


 そして


シュポーロきやがった。

相変わらずふてぶてしい態度のデブだな。誰だか知らんけど、、、

有能だったらごめん。

僕に絡んできた変な連中がわるい。

あとその後ろの人だれ?

あれか?新しい九世の候補者、、、というか推薦というか、、、か?


 そんなことを考えているうちに


「皆様お揃いになりましたので、始めさせていただきます。」


 国際会議の始まりを告げられる。


「初めに聖都からお願いします。」


「この度は嵐の厄災の復活の神託を得られず、各国の皆様なによりミルティコア王国に甚大な被害をもたらしてしまったことを謝罪いたします。」


 不穏な幕開けとなった会議に

 晨弥は嫌気がさすのであった。

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