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光、あれ!?  作者: 木苺
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太陽は地球の周りをまわる

自ら太陽になりたいと志願した者達が多かったおかげで、原始の地球の周りをまわる太陽が思いのほか早く完成した。


すると 「地動説こそが正しい!」と主張する狂信的科学信奉集団が魂の群れの中に現れた。


「新世界を構成するエネルギーは少ないのだから 恒星の周りをまわる惑星地球の創造は無理よ」と(りん)は言った。


「それよりも せっかくの新世界創造を楽しみましょうよ」


「なんと安直な!

 年周光行差や年周視差に悩んだ僕たちの立場がないではないか!」

真面目な学究の徒や挫折した受験者魂達がぶつくさ言った。


「うーん、、、ごめんなさい。

 でも その問題に真剣に取り組んだり、理解しようと悩まれた皆様ならわかるでしょう。

 そういう複雑な世界を構成するのがどれほどむつかしいことか」

素直に頭を下げる凛。


「いかに晴らしてくれよう、この恨み! この無念」

暗い情念をたぎらせる魂達。


「たぎる無念。晴らせぬ恨みを燃焼させるには・・

 こちらはいかがでしょうか?」

突如しゃしゃり出てきた一人の神が リンにこっそりと耳打ちをする。


それを受けて 凛はアモンに相談した、その結果については、またあとで。



一方、天体の運行に興味のない魂達から、次々と転生要望として出てきたのが、ワンダーウーマンや筋肉マン派、

「おら xx!」と言い出す魂も。

天下一武道大会をやりたいというのだ。


スーパーマリオになりたいとか ゴングになりたいとか

どうせなら スポーツ大会をやりたいとか

騎士の戦いを体験してみたいとか


要は 殺し合いは嫌だが 肉体を駆使した勝負をやりたい

でもトレーニング期間は省略で 勝負のみ楽しみたい派が大集合


すると案の定 サイボーグやウルトラ一族になりたい魂もでてきた。


もちろんポケモンやそれ系のゆるキャラ志望の魂たちも

 のどかに平和を満喫し、愛されキャラとして暮らしたい魂たちだ。

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