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キリストこそ真のルシファー(^^)ノ

上社から下社までは、20分程で到着するようだ。


ちなみに、諏訪の地は、中央構造線上の活断層に位置していると言う。


高天原たかまがはらから武甕槌神たけみかづちは地震を封じ込める神としても知られているが、武甕槌神たけみかづち建御名方神たけみなかたを倒したエピソードは、活断層を抑え込み、地震を封じ込める意味合いも、あったのかも知れない、と夫が言うので、私は、何故、武甕槌神たけみかづちは、建御名方神たけみなかたにとどめを刺さなかったのか、聞いてみた。


夫は、最後の審判って、ルシファーが解き放たれる事で起きる訳だよね。


だとしたら、キリストこそが、真のルシファーなんだと思うよ、と言った。


私は合点がいかず、何故、ルシファーがキリストなのかと問うと、夫は、ある集団に属する人がその集団の正当性と力を維持するために、特定の人を悪者に仕立てあげて攻撃する事をスケープゴートと言よね。


イエス・キリストはスケープゴートとしててはりつけにされた訳だけど、普通に考えて、人々の恐れや憎しみを言い訳もせずに、ただひたすら受け続けて、地獄でこの世を支えている存在がいたとすれば、その存在こそが、この世で最も尊い者であるのは明白だと思うんだ。


私が、それがルシファーなんだ、と言うと夫は、頷き、そう考えるとさ、諏訪明神が表に出る時が、終末であり、キリストの復活なんだと思うよ、と言った。


諏訪大社下社の春宮に到着したのは、午後の2時半頃だった。


上社の張り詰めた空気感と比べると、春宮は、柔らかい春の日差しと言った感じだ。


私は、どちらの雰囲気も好きだと、夫に言うと、夫も同意してくれた。


諏訪大社は上社と下社は全く祭祀の形態が違うそうで、特に下社は、大国主神おおくにぬしの子で、建御名方神たけみなかたの兄である事代主神ことしろぬしを祀っている事から、下社は大和政権が上社を監視する為に建てられた神社であると言う説がある。


やはり、上社には、出て来られると困る神がいるのだろうか。


夫は、かごめかごめの唄を歌いながら、この歌って、とてもユダヤ的な歌だよね、と言った。


かごめかごめ、籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に鶴と亀が滑った、後ろの正面だあれ。


私は、それを聞いて、籠の中の鳥が出る事を恐れているような、出てきて欲しいような、そんな不思議な歌だよね、と言った。


かごめかごめの籠目紋は六芒星の形を表しているから、ユダヤ民族を象徴とするダビデの星になるよね。


籠の中の鳥は、今は閉じ込められているけれど、世の中が、最も暗い時に解き放たれる。


鶴と亀は、滑ったのか、統べたのか、僕には、どちらの意味なのかは分からないけど、御伽草子には、浦島太郎の物語の続きが記されているんだ。


太郎は老人になった後、鶴となり、蓬莱山へと飛び去った。


竜宮城のお姫様も、亀となり、蓬莱山へと向かって行った。


僕は、諏訪の神って、陰陽極まった存在だと思ってるんだ。


夫は、生命の木の実は、人に罪がある時には決して食べてはいけないとされているけど、人は生きて行く限り、必ずこの罪を背負う事になる。


罪とは、仏教で言うところのごうの事で、ごうは偏った考えを持つ時に発生するものだ、と言う説明をした。


お釈迦さんは、偏らないで、中庸ちゅうようが良いですよ、と言ったけれど、もしも、陰陽極まった諏訪の神が表に出たなら、人類を中庸に戻す為の浄化作用が、必ず起こると思うんだ。


これを祟りと取るか、祝福と取るかは、人それぞれの受け取り方だけど、これを耐えれば、人は永遠の生命を得る事になると思う。


まあ、永遠の命がどう言う意味なのかは、僕には分からないし、永遠の命が、どう言う形で、人類にもたらされるのかも、ちょっと想像がつかないけど、キリストの復活と、終末と、生命の木の実の秘密は、全て、この神が握っているんだと思うよ、と夫は言った。


その後、秋宮を参拝し、今回の宿泊先である塩尻のスパホテルへと向かった。


守屋山のハイキングで心地良く疲労していた私達は、サウナやジェットバスで、ハレルヤ、復活を遂げた。


夜は焼肉屋さんで、骨付きカルビを沢山食べた。


何か、ここの骨付きカルビ、ジューシーなビーフジャーキーみたいで、めっちゃ美味しい、と私は思った。


夫は、焼肉の脂っぽさは、マッコリで流すと言い、マッコリをまるで牛乳のように飲んでいた。


夫は、内臓系が好きなようで、ホルモンやセンマイを嬉しそうに食べていた。


ああ、幸せだなあ、と私は思った。

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