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俺が次期国王!?

「二人ともようやった」


 現国王が、俺たち二人のことを褒め称える。


「すみません、負けてしまいました」

 

 期待に応えられなかったと、アマタは残念そうに答える。


「よいよい。面白いものを見せてもらった」


 国王は、手を鳴らして喜んだ。


「勝った、勝ったぞ。約束守ってくれるんだろうな?」

「ああ、勿論じゃ次期国王はお主じゃ」

「いや。そんなことはどうでもいい」

「何? どうでもいいじゃと」

「重要なのはそっちじゃない。鍵とアマタの方が重要だ」


 その言葉を聞いて、怯えた表情を浮かべるアマタ。


 そうだ俺は国王の称号なんかよりも、アマタの方が気になる。


 今日戦って分かった。


 若い体から放たれるあの筋肉の躍動、しなり。


 そのすべてが音色を奏でるようで美しい。


 鍛えあげられた筋肉だけではない。


 一つ一つその練り上げられたスキル。


 特に彼のユニークスキルについては、詳細がとてもきになる。


 ──是非とも彼のことがパーティに欲しい。


 俺は、彼をパーティに誘ってみることにした。


「なあアマタ。その力を俺のもとで使ってくれないか?」

「ぼくに拒否する権利は……?」

「当然無いな」

「……分かったよ」


 俺は静かにこみ上げてくる喜びをこらえた。


 これで俺はいよいよ、魔界に行く権利を獲得した。


 それだけではない。魔界に行ってこの世界を救うための戦力。


 つまり最強の手札を俺は手に入れた。


 これで絵空事かに思えた、レイとのこの世界を救うという約束を果たすことができるかもしれない。


 俺は、期待に胸を膨らませて王城を去ることにした。

一章完結です。


次回から魔界編に入ります。


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