ゲームセット
俺達は守護者の鍵を手に入れ、教会の外へと出た。
──すると俺達の周りを取り囲む兵士達がいきなり現れた。
「な、なんだお前達!? 俺達は今ここに住み着いていた魔物を倒してきたばかりで疲れてるんだ」
そう言うと兵士達の後ろから、見たことのある顔が二つ現れた。
アマタと国王だ。
(一体なんなんだ!? もしかして力づくで鍵を奪いに来たのか?)
「俺達を解放してくれ! 話が違うだろ、俺達を捕まえに来たのか?」
俺は国王にお願いをした。
しかし、今度は複数の兵士達に捕り抑えられてしまう。
「無礼者! 国王様の前だぞ、ひざまずけ!}
そう言って俺は、国王の前に突き出されて無理矢理平服の姿勢にさせられた。
だが国王は、俺を放すように兵士達に命令した。
「よいよい、離してやりなさない」
「ハッ!」
国王の命令通り、兵士達は俺のことを解放した。
いきなり捕まえられたことに俺は国王に抗議した。
「国王様、さっきの無礼な態度は謝るよ。だけど一体全体どうして俺達のことをいきなり取り囲んだんだ?
俺達は守護者を順調に倒してもう鍵も三つ集めたんだ」
「実はそのことについて君達に話があるからここへとやって来た」
(俺達に鍵のことについての話……? もしかして、俺達が優勢なのを見て約束を反故に……?)
そんなことを考えていると、アマタが前に出てきて俺に信じられないものを告げた。
「鍵三つって言ったよね? ぼくはもう四つ集めた」
(馬鹿な!? 俺達はあれだけ苦労して鍵を三つしか集めれてないのに、アマタはもう鍵が四つだって!?)
それだけではない。鍵は七つで全てだ。鍵を四つ集められた以上もう逆転の可能性はない。)
「結局俺達は、無駄に駆けずり回った挙げ句鍵を四つ没収される運命なのか……」
「まあ本来ならな。だが、どう言った訳かアマタの奴がまだチャンスをお前達にやりたいと言い出してな」
「チャンス?」
「ああ、ワシもよう分からん。だが、アマタがどうしてもって言うからな。だから、王城へとついてきてほしいのじゃ」
守護者討伐はこれにて終了だ。だが、訳はわからないが意外なところでチャンスが舞い降りてきた。
俺達はこのチャンスを掴むべく国王の言う通り王城へと向かうこととした。
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