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ラジーンの情報


「おお! 魔物を討伐してくれたか」

 遠巻きに見ていた大臣は、俺達がラジーンを討伐したと勘違いして近寄ってきた。

 それに対し俺は、黙って対価を要求した。

「ああ、俺達にかかれば秒殺だったぜ。ところで魔物を討伐したんだから、報酬は上乗せ

してくれるんだろうな?」

「ああ、するともするとも。王都のギルド役場に戻ってくれればたっぷりとお礼させて貰うよ」

 そう言って大臣は、俺達を歓待した。

 俺としては歓待も嬉しいのだが、どちらかというと先程手に入れた守護者の情報を持って

レイに会いに行きたいというのが本音だ。

 しかし、とりあえず貰えるものはものは貰っておこう。

 そういうことで、俺達はすぐさまマジックアイテムを使ってギルド役場へと戻った。

 


 マジックアイテムを使うと、そこはもうギルド役場であった。

 俺達は、持ちきれないくらいの金貨を持ち帰させられそうになったため、流石に小切手にしてもらった。

 こうすることによって、金貨を持つよりもずっと軽く持ち運ぶことができる。

 ただし、小切手は無くしてしまいやすいというデメリットもあるのだが。

 そんなこんなで、俺達はタダで情報を貰った上に、報酬を上乗せしてもらうというラッキーに乗じて

そのまま守護者を倒しにいこうとした。

 しかし、そこでルリが俺を止めにかかる。

「ちょっとまってください! せっかく王都に来たんですから王都でしかできないことをやりませんか?」

「王都でしかできないこと?」

 俺は、ルリに止められはやる気持ちを抑えた。

 見た限りの話で言えば、ここ王都に来て特に珍しいと思ったものはない。

 この王都には、特別なマジックアイテムや装備品があるとでも言うのだろうか?

「カジノです!」

「カジノ?」

 俺はルリから飛び出してきた突拍子のない言葉に面食らった。

 ルリはどちらかというと、真面目な優等生タイプだ。

 その彼女がまさかギャンブル目当てに王都に来たと考えると、驚くものがある。

「どうしたんだ、ルリ? 悪いとは言わないが、お前にそんな趣味があるとは思わなかったよ」

「違いますよ! カジノの商品です。昨日カジノの商品を見に行ったら凄い掘り出し物があったんです!」

 そう言ってルリは、この大金をその掘り出し物と交換するために使うことを推奨してきた。

「うーん、けどカジノってことはギャンブルしないとコインが手に入らないんだろ? 俺、ギャンブルは苦手でさあ」

「そこは大丈夫です! 今のナユタさんはさっきの件といい大変ついています。これはきっとナユタさんに

そのマジックアイテムをとってほしいという神様からの思し召しです」

 そう言ってルリが、必死にそのマジックアイテムを手に入れることを勧めるので無碍にもできず、とりあえず

そのマジックアイテムを見に行くだけでもということで、カジノへと向かった。


 

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