叶願の石。 ~なんでもありな六芒勇者(偽)の異世界ゆらり旅~
豪華な服装の二人に、甲冑姿の騎士達。そして、礼装に身を包んだ大臣達。
彼らは、この世界はダンジョンそのものだと言う。
人類の目標は下に続く階層を突破し、次なる大地に進出するというもので、俺はその助力をするという形で召喚された。
だが、同時に召喚された者は自分を含めて計六人。
一通り説明を受けた後に勇者に呆れ、姫に苛立ち、一人儀式を抜け出した俺は万能スキル【叶願の宝石】を使い、代償を払う代わりに早々に力を得る。
だが、ステータスにある筈の【勇者】という称号は見当たらなかった。
つまりは、尚柳 悠久はただの勇者を巻き添いだったのだ。
それを最後の最後で壮大にバラし、思い切ってメイドを攫って城を出る。
……勇者がなんと言おうが、俺には関係無いな!
非情にも勇者達を見捨てて俺は、異世界で人生を謳歌する。
ーーこれは、俺という元はただの異世界人が英雄や勇者すらも超え、なんだかんだ言いながらも、成り行きで迷宮を攻略する、ゆらりと旅をする楽物語である。
*R.15は保険です。
彼らは、この世界はダンジョンそのものだと言う。
人類の目標は下に続く階層を突破し、次なる大地に進出するというもので、俺はその助力をするという形で召喚された。
だが、同時に召喚された者は自分を含めて計六人。
一通り説明を受けた後に勇者に呆れ、姫に苛立ち、一人儀式を抜け出した俺は万能スキル【叶願の宝石】を使い、代償を払う代わりに早々に力を得る。
だが、ステータスにある筈の【勇者】という称号は見当たらなかった。
つまりは、尚柳 悠久はただの勇者を巻き添いだったのだ。
それを最後の最後で壮大にバラし、思い切ってメイドを攫って城を出る。
……勇者がなんと言おうが、俺には関係無いな!
非情にも勇者達を見捨てて俺は、異世界で人生を謳歌する。
ーーこれは、俺という元はただの異世界人が英雄や勇者すらも超え、なんだかんだ言いながらも、成り行きで迷宮を攻略する、ゆらりと旅をする楽物語である。
*R.15は保険です。
P.1_目覚めたのはひねくれ勇者。
2017/11/15 00:15
P.2_願望石
2017/11/15 00:16
P.2,5_怒勇者の幸せ
2017/11/16 05:00
P.3_絶望的な挑戦状
2017/11/16 05:00