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From Abyss  作者: バルト
第三章 共に
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閑話 孵化:ナオキ編

模試で疲れて短いよ_:(´ཀ`」 ∠):_

さて、碧さんも凱人に続いて孵化に成功したらしいし、暇も出来たから孵化させるとしよう。今日を逃すとあまり時間が取れないからな……。やっと見つけた師匠の墓参りをしなくちゃならんのでなァ。流石に師匠の前で脱皮するわけにはいかないし、今のうちに……。あぁ、MPポーションも買っておかないとな。街中でパージを使うと憲兵が来るらしい。ワタクシよりも先にやった者がいるなんて!仲良くなれそうだ!!



◇◇◇◇



「ここなら良いな。モンスターも湧かないとカイトが言っていたし、ここで孵化させよう。では……」


《幻獣の卵にMPを注ぎますか?yes/no》


yes。


《どれほど注ぎますか?4分の1、半分、全て》


全て。……!?


「気持ち悪いな……。ポーションを………んー、脱皮!!」


マズい!マズ過ぎる!脱皮せずにはいられないほどだ!!HPポーションの何倍もマズいぞ!!


「ふぅ………これを繰り返したのか?本気か、凱人も碧さんも……」


というかあの二人は種族、というか勲章とかがどう考えても強すぎるからなぁ……。二人がそんなに繰り返したなら、それよりもっと繰り返さないと同じレベルのモンスターは生まれないんじゃないか?かといって差が付くのは嫌だよなぁ?


「…………頑張るか。いまなら無敵な気がする」


クソッ。



◇◇◇◇



ようやくやりきったな……。途中で見つけたMP団子がなければ無理だったな……。今度全員に存在を伝えよう、特に碧さん。一人で隠してた、なんて思われたらどんな目に会わされるか……。遠くから消しゴムを投げつけられる嫌がらせを受け続ける羽目になりそうだ。そんなの怖く無いだろうって?部屋で窓も扉も閉めてたのに消しゴムご飛んできた奴の気持ちが分かるか?……まぁ凱人は『こんな嫌がらせは可愛いもんだ』とか言ってたけどな。あいつ普段どんな目に会っているんだよ……。


《幻獣の卵が揺れだした………》


おっ、揺れだしたな。そういえば昔のゲームにはこんな感じの卵をその辺の巣から盗んで、村で孵化させてライドするモンスターをハントするゲームがあったらしいな。あれはちょっと本編とは違うらしいが。


《………音が鳴り出した…………》

『ピシッ!』


ちょっと不安になる音だな。


《今、卵が孵る!》


お約束だな知ってるぞ『ピカー!』よっしゃ防いだ!勝ったぞ!!(何に?)


「さて、何が孵ったかな?凱人はなんかヒヨコ、碧さんは子フクロウだったな」


ワタクシのは……鳥では無さそうだな。


『ヒヒーン』

「えっ」


う、馬??


『ヒーン』

「ちっちゃ!?いやあの卵からするとでかいが……!?」


こりゃポニーだろ。馬じゃなくて。こいつ戦えるのか??鑑定……。


____________


モンスター:幻獣種(ファンタズマ)竜血(ドラゴニカ):ぶりーずぽにー

個体名:???(未設定)

level:1

性別:♂

説明:プレイヤー・ナオキの多大な努力により孵化できた幻獣。本来絶対的に足りない魔力を、ポーションを大量に服用し回復、注いだことにより誕生することができた。風を纏い、大気を踏みしめ、誰よりも速く駆ける天の軍馬……………になるかも知れないポニー。今は馬ですらない。


スキル:パッシブ

風蹄・風の馬?・脚力強化・スタミナ増強


スキル:アクティブ

ウィンドボール・ピアシングストンプ・ウォークライ・スピードスタンス


[ステータス]

HP:100/100

MP:250/250

STR:50

INT:50

AGI:200

DEX:50

VIT:50

____________


むむむ……やはりあんまりだな……。早いところワタクシもあの黒いモンスターを倒さなくては…………。


「よし、ではレベリングに行こう、【アルマンダル】」

『ヒヒーン!』


《報告、ぶりーずぽにーが名付けを受け入れたため、ぶりーずぽにーの個体名が『アルマンダル』に設定されました》

《魂底属性により個体名:アルマンダルに【風の家族】が追加されました》

《ステータスが一部共有されます》


たしかこれで死んだとしてもリスポーンするようになると言ってたはず……。レベリングを始めよう!




まだあんまり強化出来ないからこれ以降はサクッとカット(この後の展開思い付きませんでしたすみません)

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