第六話 ゴブリンキング戦(という名の蹂躙)
短いです、許してください
『グォォォォ!!』
「うるせぇ黙れ!!」
戦闘が始まった時に叫ぶのはお決まりか?うるさくて敵わん!とりあえずゲヘナを抜いといて………
『ピィー!』
ジュッ!
『ギャァァァ!!?』
「あっ」
《[状態異常:焼滅]を付与しました》
『グッ……グォッ?………ゴッ、ガッ………ア゛ァ゛ア゛ァ゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ァ゛!!?』
《ゴブリンの森ボス、ゴブリンキング討伐完了》
《報酬を授与します》
《『悉くを焼き尽くす終炎』が強化されました》
うーーーん、弱い!この一言に尽きる!!俺なんもやる暇が無かったぞ!その割には結構経験値入ったっぽいが………
『ピィー!!ピィ、ピィ!』
うん、フラーマもすげぇ嬉しそうだな。
「ま、レベリングだしこれくらいの方が良いのか?とりあえずもっと繰り返すかね」
《通常フィールドに帰還します》
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「【悉くを焼き尽くす終炎】!!」
ドゴォォォオォォォン!!
《[状態異常:焼滅]を付与しました》
《ゴブリンの森ボス、ゴブリンキング討伐完了》
《報酬を授与します》
『ピィィィ!!』
ジュッ!
《[状態異常:焼滅]を付与しました》
《ゴブリンの森ボス、ゴブリンキング討伐完了》
《報酬を授与します》
《[状態異常:焼滅を]………………》
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『ォアアァァ……………ァ』
《ゴブリンの森ボス、ゴブリンキング討伐完了》
《報酬を授与します》
「……………飽きたな」
『ピィ……』
いくらワンパン出来ても、それを50回も繰り返せば飽きる。まぁレベルはだいぶ上がってるだろうが………。さすがに殺りすぎたし、もう町に戻るか。
「フラーマ、帰るぞー」
『ピィッー!』
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……………ヴらむゾ、二んゲンモどキ…………………。ワ゛レは、キさマを………………。
…………………………………
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よし、デイザックスに戻ってきたし、フラーマのステータスを………。
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モンスター:幻獣種ファンタズマ・竜血ドラゴニカ:邪炎ノ眷属:ファイアバード・特種
個体名:フラーマ
level:35
スキル:パッシブ
飛翔・炎の幼鳥・羽毛強化・爪強化・嘴強化・炎翼
スキル:アクティブ
ファイアボール・ブレイズボール・ヘルファイア・炎の嘴・炎の爪・火炎纏い・フレイムストライク・デスフレア[NEW!]
[ステータス]
HP:700/700→1200
MP:1000/1000→2000
STR:490→760
INT:250→570
AGI:360→675
DEX:410→640
VIT:890→900
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「………………(無言でデスフレアを鑑定)」
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スキル:アクティブ:デスフレア
説明:少し制御出来るようになった、主に与えられた炎の力を解放し、敵を焼き尽くす。複数の対象に極大ダメージを与える。また対象に極低確率で対象を即死させる。
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うん、やりすぎだな。俺もこんなのを普通に使えるようになるのか……?
「まぁ10秒以内に消せないと絶対に死ぬのも、低確率で即死するのもそう大差ないだろ!」
え?焼滅は強制付与だろうって?知らん知らん。でも、上限に到達しなかったな。これ以上は本当にアオイ達に怒られそうだし、そろそろログアウトしとこう。もう疲れてきたしな。
「フラーマ、デイザックスに帰るぞー?」
『ピィ~』
よーしよし、良い子だ。
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そしてログアウトした後、家には
「あら凱人、いたのね」
「なんだまた道場に門下生しばきに行ったのかと思ったぞ」
父さん、【燼宮 龍也】と母さん、【燼宮 楓】が揃い踏みだった。…………………え?なんで??




