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From Abyss  作者: バルト
第三章 共に
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第三話 困惑(2回目)

………………ひよこ?なんで爬虫類(?)が落とした卵から鳥類が産まれてんの?意味分かんないんだが?


『ピヨピヨ、ピッピ!』

「うん可愛い……………じゃないわ!あんだけポーション飲みながらMP注いで、産まれたのがひよこ!?いやいいけど!戦える見た目してねぇ!!!」


と、ブチ切れて見たがこいつには何の罪も無いしなぁ………鑑定してみるか。


____________

モンスター:幻獣種(ファンタズマ)竜血(ドラゴニカ):邪炎ノ眷属:燃えピヨ

個体名:???(未設定)

level:1

性別:♀️

説明:プレイヤー・カイトによって孵化した幻鳥。数多の炎を操り、敵対するすべての敵を焼き尽くす、炎天の王………………………に、なるかも知れないひよこ。だがそのふわふわの羽毛は、そんじょそこらのモンスターに突破されるほど弱くは無い。


スキル:パッシブ

滑空・炎の雛・羽毛強化・爪強化・嘴強化


スキル:アクティブ

ファイアボール・ブレイズボール・ヘルファイア・炎の嘴・炎の爪・火炎纏い


[ステータス]

HP:150/150

MP:400/400

STR:15

INT:10

AGI:20

DEX:10

VIT:500

____________


えっなにこのステータス、生まれたての雛のステータスではないだろ。頑張れば遠雷の森のモンスター倒せるんじゃないか?……………これはレベリング案件か?よしやろう、すぐにやろう。というか説明を見たら進化とかさせたくなるだろ。むしろしなきゃ切れる。と、言うわけで行くか!


------------------------


まぁ流石に本当に遠雷の森に連れてくつもりは無いけどな。というわけでやってきたのはゴブリンの森。流石に倒せるだろ。それに見張ってるしな。ヘイト来たらそのまま受けてよう。っと、その前にまだ名前つけてなかったな………。何が良いか。うーーーーーん……………。


「『フラーマ』、とかどうかな?」

『ピヨー!』

「うぉぉぉ!なんだぁ!?」


急に全身光り始めやがった!なんだなんだ!?


《報告、燃えピヨが名付けを受け入れたため、燃えピヨの個体名が『フラーマ』に設定されました》

《個体名:フラーマが邪炎ノ眷属から邪炎の家族へと変更されました》

《ステータスが一部共有されます》


は?ステータスが一部共有……?俺が弱くなるのか?


____________

プレイヤーネーム:カイト

level50


[ステータス]

HP:1250/1250→1350/1350

MP:1000/1000→1100/1100

STR:1700→1750

INT:350→400

AGI:200→250

DEX:450→500

VIT:400→450

____________


いや、強化されてるな………はっ、まさか!?


____________

モンスター:幻獣種(ファンタズマ)竜血(ドラゴニカ):邪炎の家族:燃えピヨ

個体名:フラーマ

level:1


[ステータス]

HP:150/150→300/300

MP:400/400→600/600

STR:15→200

INT:10→120

AGI:20→110

DEX:10→200

VIT:500→750

____________


めっちゃ上がっとる………レベル上げないでこれなら、適当にゴブリン倒したら遠雷の森に行って良さそうだな。とりあえずゴブリンを………………いた。一匹だけか……レベル1とはいえ上がるか?まぁやらせてみれば分かるか。


「フラーマ、あのヘンテコな人型のモンスターが見えるな?あれを倒すんだ。何をしても良い、とにかく倒せ。分かったか?」

『ピッ!』

「良い返事だ。危なくなったら助けてやるからな」


一応カラスくらいの大きさはあるし、プチっとされることは無いはず………


『ピィィィィ!』ボウッ!

「えっ」

「ギッ?」


ジュッ…………


《フラーマのレベルが上がりました》


「いやいや、なんだ今の!?」


こいつ想像の何倍も強いな!?炎がゴブリンを包んでそのまま、()()させやがった!…………もう遠雷の森に行っても良いか。


------------------------


と、言うわけで遠雷の森に到着っと……。


雷虎(サンダータイガー)でもいないかな?結構素材が高く売れるらしいんだよな……経験値も良いらしいし」


そんなわけで虎を探しながら歩いていると、そりゃあ敵に遭遇するわけで……


『ピッ!』

ジュッ!

『ピィ!』

ジュワッ!

『ピヨ!』

ボシュッ!

『ピィィィ!』

ジュジュジュゥ………


うーん、敵無し。種族名は激しくネタ枠なのに……………もうレベル相当上がってそうだな。アオイ達に怒られないように、スクショとデータ取っとくか……。


    ---少しして---


よし、レベルが最大になったぞ!…………その影響で俺のレベルも少し上がったが………まぁヨシ!


「やっぱり進化出来るんだな!」


____________

モンスター:幻獣種(ファンタズマ)竜血(ドラゴニカ):邪炎の家族:燃えピヨ

個体名:フラーマ

level:20(limit)(can do exceed)


[ステータス]

HP:300/300→700/700

MP:600/600→1000/1000

STR:200→500

INT:120→260

AGI:110→370

DEX:200→420

VIT:750→900

____________


「よっしゃあ!進化できるっぽいな!」

『ピィ!』


《燃えピヨ、個体名フラーマの進化を実行しますか?》

もちろん!

《進化を実行………success!》

《個体名フラーマは、『燃えピヨ』から『ファイアバード・特種』へ進化しました》


うーーーーん、ずいぶん定番なやつに進化したなぁ………





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