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From Abyss  作者: バルト
第三章 共に
35/61

第一話 困惑

さて、あの受付嬢の前で大見得切ったのは良いが………ぶっちゃけ孵化の条件がさっぱり分からん。そういえば称号貰えたな。アオイ達は貰ったのか?


「なぁお前ら、称号貰ったか?」

「貰ったよー、にしてもずいぶん格好よく言い切ったね?鑑定にも孵化のさせ方書いてなかったのに」

「ワタクシとしては売ってもよかったと思うんだがな?宝飾品なんだから高く売れたはずだ」

「いやいやナオちゃん、あんまりにも説明文が意味深じゃなかった?絶対何かあるって」


意見が割れたな………でもみんな貰ったみたいだな。ステータス確認するついでに説明見るか……。


____________________________________

プレイヤーネーム:カイト

level50

職業(クラス):


[スキル:パッシブ]

   剣の心得(ブレードマスタリー)→獄炎の剣士[NEW!]・飛翔[NEW!]・破壊者(デストロイヤー)

[スキル:アクティブ]

   スラッシュ・パワースラッシュ・ルナスラッシュ・火炎剣(バーニングブレード)獄炎剣(ブレイジングブレード)・《[バーサーク]→[燃え上がる憤怒]》NEW!・暗黒召喚・邪悪結界・魔力剣・堕落魔法・邪炎

[???]

  『逾槫ィ∬ァ」謾セ:辟シ貊?エゥ逡』(未解放)

特殊称号:【畢らない忿怒(ゲル=)、燼滅の如く(バルトゥス)

通常称号:【最前線を駆ける者】【共に、前へ】(幻獣)

[ステータス]

HP:950/950→1250/1250

MP:850/850→1000/1000

STR:1050→1700

INT:250→350

AGI:100→200

DEX:300→450

VIT:220→400

____________________________________


「………………………相変わらずのINTの上がり幅よ」(ポチッ)


____________________________________

称号:一般:【共に、前へ】(幻獣)

説明:新たな幻獣を守り育てる意思を示した。後はそれを実行するだけ。

効果:幻獣の卵にMPを注ぐ事が出来るようになる。注ぎ始めて現実世界で24時間後に孵化し、その時までに注いだ量に応じて産まれる幻獣の種類と強さが決まる。

____________________________________


「ビンゴ!教えてくれてるぞ!!」


検証等をして死なせてしまう心配が無くなり、思わず叫んでしまった。


「やったじゃん!で、どうやるの?」

「ああ、それはな…………そういや疑問に思ったんだが、お前らは鑑定しないのか?」

「えー、だって読むのめんどくさいし」


と、アオイは言うが、それに続いてナオキもダモンも


「同じく」

「同意します」


と答えやがった。


「お前ら………………ハァ、もういい」


俺がいなけりゃ多分自分達でやるだろうし、今みたいな時ならやってやるか。


「とりあえずあの称号を貰うと、幻獣の卵にMPを注げるようになるらしいから、制限時間内に注ぎまくるらしい。簡単だろ?」

「制限時間ってどれくらい?30秒?1分?」


全然足りない、なんて言ったら驚くだろうな。なんせ1日だぞ、それも現実で。


「……………現実で1日だ」

「「「えっ」」」

「い………今なんて言った?」


アオイのこの顔は珍しいな、スクショしとくか?………向こうで殴られそうだから止めとくか。


「現実で1日とか聞こえたんだが………」

「冗談ですよね………?」


残念、これが冗談じゃねーんだよなぁ………俺も訳分からんけど。


「本気だ。それでも疑うなら自分で鑑定しろ」

「「「サーセン」」」

「速攻で謝るなよ…………」


そんなに鑑定嫌か。嫌なんだろうなぁ………。


「まぁ幻獣だからこんなにぶっ壊れた時間なだけだろ、多分。それに俺達トッププレイヤーだと思うぞ?アルフレアはプレイヤーがしこたまいたのに、こっちじゃ俺達以外誰もいない」

「なるほど、他のプレイヤーよりもMPも高いだろうし、行けるだろって事か」

「確かに…………なんとかなるかもですね」

「ボクもMP増えたし行けると思う!でも、流石に他の人のMPを混ぜたらダメだよね?」

「多分ダメだろうな、それにもし平気でも実験はしたくない。1人1つ。これでいいだろ」


そう言うと、みんな頷いたし、安心だな。


「だが今日はもう疲れたし、新しい町にも来た。ログアウトして、後は各々卵にMP注いだり、探索したりして、全員の卵が孵化したらまた集まる。これでいいか?」


それにも全員同意し、俺達は1度この世界を去った。





次は掲示板を入れるつもりです。………うまく書けるかは別として。うまく無くても次はマシにするので許してください<(_ _)>

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