第26話 虚心の真
青海夜海です。
叫べ。
「あなたよ――満欠夜霧。その複製体さん」
何を言われたのか、よくわからなかった。その指は誰を指しているのかも……。言葉の意味も、僕の在り方も、わからなくてわかりたくなくてわかるはずない……はずなのに、その喉は何も叫べなかった。だって、だってっ、だってっっ――――
「やっと思い出したようね。あなたが生み出された本当の理由を」
得体の知らない闇に抱き着かれた。まるで包み込むように呑み込むように。足下から伸びてくる腕が逃げ出そうとする脚に絡みつき、樹木のように膠着させてきた。抱き着く闇は人のように僕の肌を胸を首筋を這い舐め、耳元で囁く。
――おまえは人間じゃない……と
「ぁァ―――――っァ―――――――っぅぁァ~~~~~~っっっっっっっっ!!」
声にならない叫び。痛いのに冷たくて、何も感じないのに途轍もない闇におかしくされそうで、堪らなかった。耐えられなかった。心臓の音が聴こえない。生きていると思っているのに、生きている感触がしない。蹲った。頭を抱えた。叫べない喉が闇を振り払うように叫び続ける。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いィィイイ⁉
僕は人間じゃない事実に、信じたくなんてないその恐怖に――なのに言葉が脳に入って来た。
視線が――僕を貫く。
あぁ、ァァ……アアアアアアアアアアアアアアアア⁉
闇が嗤う。
「ワタシは思いついたわ。ヨギリの〝異能〟で完全な【死に願い】を使える人物を作り上げればいいとね。物質だけでなく、事象にも干渉できる完全な聖杯を完成させようと」
やめろ、何も言うなァ!やめてくれェェ!――僕からこれ以上、何も奪うなァァァ‼
「それは見事に成功したわ。ヨギリ《かれ》の魂の少しを媒体に、星のエネルギーのみであなたという被験体が、聖杯の器がね、完成したのよ」
黙れェ‼違うっ⁉僕は違うっ‼被験者なんかじゃない!僕は、夜霧なんだ――っ!
「けれど、最後に一つだけ問題があったわ。夕霧さんの魂がこの世に無いという事実ね。星のエネルギーはワタシたちの中にある微弱な電波と信号が似ていたわ。その過程で夕霧さんの魂を探したけれど、天に還ったのかもういなかったわ。被験体の【死に願い】でも夕霧さんの魂を呼び出せなかったもの」
僕の叫び訴えは、何一つ届かなかった。僕は……叫ぶことすらできなかった。
闇が謳う。
「だから、ワタシと彼は決断したわ。被験体の【死に願い】で夕霧さんの魂を連れてくることを。けれど、誤算としては魂そのものをこの世界に呼び戻すことはできなかった。致し方なく被験体のあなたには違う世界線。時凪たちも馴染みがあるでしょ――パラレルワールド。並行世界に飛んでもらい、生きている夕霧さんを持ち帰ってもらう。それがワタシたちの、計画だったのよ」
視線が向けられてる気がした。刺すような貫くような怯え懐疑な責めるような視線を。
もう、戻れない気がした。今までのすべてが簡単に砕けていく気が。
声にならない声も振るえも笑みも涙も何も出なかった。何もなかった……。
僕には何もなかった――
女は唖然と、もしくは信じられないと耳を疑う彼女たちに気概なく告げる。
「直ぐに問題は発生したわ。数日経った日。空に巨大な穴が開き五船がこの世界に襲撃してきたわ。そして告げたのよ。『自分たちはパラレルワールドからやって来た』ってね」
「――何を言ってやがる!ふざけるのも大概にしろォ!」
始めて声を上げたのは有り得ないとふざけていると両断する時凪の怒声だった。
「ふざけてなんていないわ。これが事実、けれど事実は奇なりらしくてね。どういうわけか被験体はパラレルワールドのそれも死んだ人間の世界に行って、その人間たちを従えて帰って来たわ。ええ、被検体が言ったのよ――侵略すると」
「――――ぁ――」
闇が喰らう。
静かに粛々と告げる時来に時凪の歯がガリっと鳴る。親と思えない対応、通じない会話、まるで自分たちが悪者だと言われている不快感。時凪の牙は剝かれる。
「なら!どうして俺たちにその記憶がない!俺たちの記憶にあるのは今、お前が語ったことそのものだァ!お前たちが俺たちの世界に攻めて来たんだろォ‼」
時凪の牙にノルンの鎌が重なる。
「おばさんが言ってること、よくわからないの。お兄さんが偽物のわけないの‼だって、お兄さんは私たちを何度も助けてくれたの!それに、みんな生きてるのっ!」
そこにナイフが煌めいた。
「現状貴女たちは私たちを惨殺しているわ。首輪をつけて家畜にして、私たちを支配している。元凶、原罪?突き詰めれば貴方たちの愚かな行動のせいでしょ。その結果を私たちに傷として擦り付けるのは違うわ!」
白乃のそれはどこか正義感に満ちていた。悔いた過ち故の正義感。
ノルンのそれは信頼にあった。助けてくれた見つけてくれたと、毅然と死神は立ち上がった。
時凪のそれは愛情、愛他主義に似ていた。彼が口癖のように言う命を賭けて、という言葉通り彼は全身全霊で僕らを守ろうと立ちはだかっていた。
それは救いの御手のようで。裏返しの忌避に似ていて、僕は顔をあげようと――
「――だって、あなたたち記憶を失っているもの――都合の悪い事実全部をね」
闇が嗤う。
「誰よりも身近に記憶の消去を可能にできる術を知っているはずよ――その〝異能〟という恐ろしい力とかね」
誰かの吐息はすべてを甦らせた。
虚界人の誰も彼もが僕らを忌避嫌っていた。それは僕らが攻めて来た彼らにする感情と態度のはずなのに、まるで僕らが害悪のように誰もが唾を飛ばし銃を発砲し剣で切りつけてきた。
――余所者
その蔑称の意味は僕らを侮り軽視するものではなく、言葉通り憎悪、嫌悪の疎ましく思う心からの殺意だったんだ。
始めにあったおじさんは――余所者のせいでェ――と発砲した。
男たちの集団は――殺せ――と容赦なく殺しに来た。
彼女は――やっぱり、仕方のないこと――と死を甘んじた。
下賤たちは――キミたちがすべての元凶――と裏切りさえ許さなかった。
すべてが繋がっていく。僕らの存在が本当はなんなのか。僕という被験体が何をしたのか。思い出せない部分も含め、それでもこの現実がそこにある。
人間と人間の愚かな侵略戦争。それも、僕らが始めた戦いの始末が。
誰しもが言葉に詰まる状況はさほど面白くない漫画を流し読みするみたいに、時来は続けた。もう誰も否定できないほどにはっきりと。
「証言は既にあなた方の世界――死者の世界にいた〝満欠夜霧〟から取っているわ。あそこで死んでいる人ね。突如現れた被験者があなたたち死者を洗脳してこの世界を征服して自分たちが移り変わろうとしたと、ね。その後この世界は〝異能〟を持つ死者たちによって多大なる被害を出したわ。けれど、あらかじめ作って置いた最新の武器とエネルギーの制御技術で半年経った頃には形勢は逆転していた。その頃にはほとんどの死者は自分が死人であることも、侵攻してきたことも人を殺したこともすべて忘れていたわ。だから、洗脳の力を持つ〝異能者〟に偽の歴史で洗脳させて今の平和があるのよ。あなたたちが逆らわない平和がね。――そうでしょ、黒瀬シロノさん」
唐突に名を呼ばれた夕霧が肩を貸すシロノは波紋した泡がざわざわするように、目を泳がせ俯いた。じくじくと痛み何かに唇を噛み。
「これが真実よ」
「――っ!」
白乃は時子を睨みつけわなわなと腕を震わせるが、イチルが人質にされていて今は手が出せない。
「わたしは……」
後の続かないシロノの視線はゆっくりと凍える寒さから顔を上げるように墓標のそこへ。
釣られるようにそこを見た。ブリキの山のようなトロイの木馬に囲まれ血だまりに沈んでいる正しく白乃たちの世界で生きていた〝夜霧〟。
何度も殺されその度にトロイの木馬を作ることで生き返り抗い続けた〝僕〟。
彼が本当の供述をしたのかどうかわからない。でも、僕は僕を疑えない。
ヨギリは夕霧のために非道を尽くした。
僕は誰も死なせないために立ち向かった。
僕らは互いに共感できる。選ばなかっただけで、出逢わなかっただけで、きっとヨギリも僕の状態なら抗うことを決めたはずだ。卑怯にもこっちには夕霧はいるのだから。
だから、夜霧が何をしようとしたのか、それを責められる筋合いはなく、彼の抗った軌跡こそ正しいのだと思えて、僕は僕が畜生に思えて仕方がない。
そんな僕の心を手の出せない僕らを時子は嘲笑い愉悦に口角を曲げる。
「最悪あなたたちは被害者と言えるわ。都市の中を見たでしょ。待遇はどうあれ保護できるわ。でも、被験体は違う。元凶は彼。原因も彼。事情は知らないわ。あなたも覚えているのかわからないけど、とんだ狂欲者ね。命を得たとわかれば人間の真似事をする。その掌握精神には賞賛するけれど、まあ、全部被験体のせいよ。勝手にやって勝手に壊れて勝手に決めて。さぞ都合のいい性格をしているようね。殺されて泣く権利もなければ、そんな鎮痛な顔をするのも甚だ不愉快極まりないというものよ。――まさしく悪魔ね」
「―――――――――っ」
そして女は言う。あなたは殺人鬼だと。
「ハッ!――欲望の化身ね」
何が、『彼女』への罪を背負うだ。何が、生きるだ。どうして、そんなことを僕が言える?
自分のために多くの人を殺した。何千人、もしくは何万人を火の海に連れ去った。仲間を道具のように洗脳して殺し合わせた。で、記憶を失えばのうのうと自分が正しいと歯向かい、また仲間を使って殺し合って……知った風に彼らを忠言して。
「こんなの……ただの独裁者だ……ただの、悪人だぁ……っ」
理由はわからない。覚えてもいない。だとして僕が犯した罪に何の違いがあるか。
絶望に煽られ、死にたいと殺されたいと消えてしまいたいと逃げる僕に、もう、躊躇わず何人も殺した罪人に、女はだからと不敵な笑みを浮かべ言った。
「被験体『よぎり』。あなたがワタシの下に来てくれると言うのなら、彼女たちを見逃してあげるわ」
そんな提案に、それは罪滅ぼしになるのでは、と考えてしまう愚かな自分に、腹が立ってふざけるなと罵声が飛ぶのに、その道は救いのように光ってそれしかもう見えなかった。
「…………ほんとう、なのか……?」
「あんたっ!」
イチルの怒声に胸の奥が爪がめり込んだみたいに脚が歪み蹈鞴を踏む。
けれど、聖母の救いが天の光、罪への罰なる贖罪の光で照らしてくる。
実感のような激しい渦が焦燥のように暴れ回る。
「ええ本当よ。あなたの力があなたが殺した人を救うのよ。ほら、ワタシのところへ来なさい。赦してあげるわ。救ってあげる――解き放ってあげるわ」
闇に光が差し込み滲む。
赦す……救う……僕の力が……?誰かのために……?殺した人の分、誰かを……救える――。
それは、素敵なことだと、何かが溢れて止まらない。
「みんなを助けられる……」
足が動いた。勝手に立ち上がる僕の頭は単語ばかり巡る。赦す救う僕の力誰かのために救える救われる助けられる罪を償える。
繰り返し繰り返し時来の声がそれらの言葉で語り掛けてくる。そこに安らぎが見えて、罪滅ぼしがあって、利己心が叶えられて、みんなを救える。
あの人のもとに行けば。あの人のサンプルになれば。あの人の犬になれば――あの人に殺されればすべて救える。
もう、誰も傷つくことは、ない。
手を、救いをっ――罪を償う機会をッーーーーお願いします。どうかみんなを――――
「――夜霧くんはそんな人じゃない‼」
そんな、なんだろうか。なんて言えばいいのだろうか。わからない。でも、そんな強い声が僕を引っ張った。今にも泣きだしそうな瞳海に僕の時が止まる。
繋がれた手首が熱くて震えていて、力なんてどこにもなかった。
でも、僕はもう瞳海から眼を離せなかった。
涙なんて流さないと、怒ってるんだと、彼女は僕に投げかける。
「夜霧くんはエゴイストなんかじゃない!あなたの言うようなっ、ひとでなしなんかじゃない‼」
闇のガラスを叩く本物の光に闇は嘲笑と阻む。
「はぁーけれど実際にあなたたちの〝夜霧くん〟が証言したのよ。何をいまさら馬鹿なことを言って――」
「――夜霧くんがっ、そんなこと言うはずがないから!」
それはどこまでも純粋で消えぬ炎のような不屈の信頼だった。
闇のガラスに亀裂が奔る。
「わたしもっ死んでるならっ!わたしはあっちの世界の彼のことをよく知ってるから!人との関わり方が下手で一人のことが多いけど、困っている人を見たら躊躇いなく助けるし!お茶目なところとかオタクみたいなところはあるけど、いつも周りの人のこと見てる。上級生の虐めにだって割り込んで止めようとした!……その奥手で、人と関わるのが下手だからちょっと不甲斐なかったりするけど、影でモテるし……。でもそれもぜんぶ夜霧くんが積み重ねて来た好感で、あの人はいつだって真っすぐで正しい‼そんな夜霧くんが攻撃を止めないなんて有り得ない!そんなはずない!」
そして思い違いと、自惚れだとわかってるのに。嗚呼、だって伝えられるから。伝わってくるから――好きだという気持ちが。
澄んだ声音。なのに芯のように貫き通った信念の軸。その偽りなき姿に僕は顔を上げる。
木漏れ日の眼が僕の藍色の眼を見つめて微笑んだ。
「よぎりくん……あなたは自分を信じて!」
「――――」
「わたしの好きな夜霧くんを信じてっ!」
「――――」
「わたしがそんなあなたを信じるから!だから大丈夫だよ!」
その優しさに、抱き留める微笑みに、離さないでいてくれるその手に。僕の中の何かが決壊していく。
闇に正しい光が差し込んだ。
熱い何かが頬を伝い、握られた手が僕を手繰り寄せ、僕は立ち上がる。
突き刺さる視線の中、瞳海だけは抱きしめてくれていた。
「それはあなたの思い込みでしょ。そもそもあなたが彼の全部を知っているという前提自体に疑問だわ。この世界の満欠夜霧は卑屈で欲深く簡単に道徳を捨てたわ。その被験体もパラレルワールドの彼も同じことよ。平気で殺人なんてできるでしょうね」
「そんなことない!この世界のヨギリくんも、よぎりのこともまだよくわからないけど。でも!わたしはわたしの世界で一緒に学校生活を送った夜霧くんのことはわかる!あなたの挑発なんかに乗らない!満欠夜霧くんは誰かのためにいつも一生懸命なんだから‼」
瞳海は揺らぎなかった。不安が残り、不可解ばかりで嫌な真実ばかりが続く今、それでも何を言われようとも断定されようとも、彼女はその身を奮い立たせ毅然と億尾せず言い放った。
僕じゃない〝僕〟。ヨギリじゃないよぎりでもない〝夜霧〟を信じ愛し認めて、立ち向かう。
治療魔法しか使えない弱い少女だ。僕なんかよりも戦えなくて、脚も遅くて銃弾が一つでも当たればすぐに死んでしまうような華奢な身体なのに……恐れないでみんなの為に魔法を使って、彼のために立ち憚って。
弱くて小さくて人も殺したことのないような彼女が立ち上がっているのに……どうしてだ?
どうして僕は今だ俯いている?
どうして瞳海の後ろに隠れている?
どうして顔をあげない?
なんでっ……戦わない。
奮い立たされる。この身の奥底から熱の奔流が走れと、戦えと吠えてくる。突き動かしてくる情動に失速しそうな罪悪感が混じり合い、それでもそれでもと、この胸はあるはずのない心臓は訴えるように鼓動し始めた。
――誓ったはずだ。彼女に誓ったはずだ。僕が殺したあの人に。
――もう、誰も死なせないと決めた。
――君の人生を背負うと決めた。
差し込んだ光の先に、僕は行かないといけないんだ!
「こんなのは……僕じゃない……ッ」
だから吠えろォ!立ち上がれェ!前を向けェ!臆するなァア!負けるなァ!
忘れるな――その誓いも、生きてと言ってくれた声も言葉も涙も、
顔をあげろ――手を繋ぎ僕を守るように毅然と立ち向かう彼女の背中を。
思い出せ――白乃の時凪のノルンの夕霧の、イチルのその眼差しと今までを。
そうだ。そうだった。誰も僕を睨んでなんかいない。戸惑っていても、それでもみんなの眼差しは忌避でも嫌悪でもなかった。
僕らは決断した。だから戦った。すべての罪を背負ってこう在ろうと。
誰かが背中ごしに語り掛けてきた。
――あなたなら、大丈夫よ
僕はただ一度目を閉じて、世界を見直す。
「ああ、行ってくる」
もう迷うのはやめた。すべて受け入れてそうして歩き続けよう。
彼女が待つそこまで、いつか笑みを呆れた笑みで迎えてもらえるように。
「ありがとう、瞳海」
「え……?」
瞳海に感謝を告げ僕は時来の前に出る。怪訝な顔で僕を見る彼女。
視線が重なる。
「……やっとワタシにその身を捧げる気になった……というわけではなさそうね」
闇を切り開く。
「ああ。やっとだ。やっと決めた。お前の言う通り僕は非道を行ったのかもしれない。いや、そんことないと思いたいけど、記憶がないからわからない。そうなんだよ。僕には記憶がない。確認する術なんて、真実なんて誰にもわからないんだ」
「けれど、満欠夜霧くんは吐いたわ。あなたが実行犯なのは曲がりないでしょ」
「それが真実だとしても、確証も証明もなにもない。僕自身も覚えていない。なら、そんな本当かどこかわからない事実を僕は信じない! 瞳海の言葉を借りれば、僕は〝夜霧〟という誰かのために動ける人間を信じる。自分もそうだと、信じる。お前がどう僕を利用したいのか知らないけど、僕はお前を止めることにする! そう選択した」
わからない。わからないのならわからないでいいじゃない。
身に覚えのないことまで背負う必要なんてない。
〝夜霧たち〟の異能を使って何かを企んでいる時来の言葉に耳を貸し信じ込む必要なんてない。
示すのは僕自身で充分だ。
女は軽蔑の眼差しで穿ち、愚かしいと憐み嫌う声音でため息を吐いた。
闇を裂こう。
そこに光を咲かせよう。僕の光の花を。
記憶の雨の後のあるかわからない光差す晴れ空を。
そしてすべては結末を辿る。
生と死の一瞬を巡るのだ。
「僕は僕だ!僕がすべてを受け継ぐ」
在りうべからず今も未来もすべて。
「時子さん、あんただけは僕がこの手で止める」
はっきりとわからない本能を受け入れ、この命という刃を虚式時子へと。
「みんなを殺そうとするあんたに僕らは負けない!」
ありがとうございました。
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