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第24話 分水嶺

青海夜海です。

後悔ばかりの人生で、今この時にも選択を迫られているような気がします。

 

「お前たち〝死人〟が俺たちのこの世界に侵攻してきたんだ」


「………………………………は?」


 意味がわからなかった。こいつは何を言っている?僕たち死人が侵攻した?この世界にやって来た?……いや違う、そもそもなんで僕らは――死んでるんだ?


「それは……あたしたちが知る話しとは違うようだけど、ふざけるのかしら?」


 一番冷静なイチルが怒りを込めて問い返す。が、ヨギリの態度は変わらない。


「当り前だ。お前たちの知る事実はすべて情報操作と共に民衆をコントロールしてでっち上げた偽りの歴史だ」

「情報操作……?コントロールってことは、貴女たち全員が私たち……敢えて言うけれど〝死人〟を欺いていたということ……?そんなことできるわけ――」

「できる。だから、お前たち〝死人〟は騙されて『被害者』の面を被っている」


 白乃の鋭い否定は、されど揺るぎないとヨギリは事申す。


「簡単なことだ。お前たちは突如俺たちの世界に五艘の船を従えやって来て、東京湾港を吹き飛ばした。俺たちの世界に降り立ったお前たちはこの世界にはほとんどないその『力』で俺たちを――日本を次々と征服していった。――今からこの国は我らのものだ――と、声明侵略をしながらな」


 それは僕も〝一縷〟から訊いた虚界人の侵略の始まりと同じだ。ただ〝俺〟は()()()()()()()()だと憎み嗤い、唾を吐きながら、進めていく。加速する。得体の知れない悪感が。喉元の闇の手でぞっと撫でた。


「俺たちは元の研究機関の地下シェルターに逃げ込んで捕縛されずに済んだが、地上はお前たちの〝異能〟に適う軍事力なんてあるはずもなかった。戦争はずっと昔に終わっていて、日本は既に終戦、平和主義を掲げ、常備軍の廃止もされていた。数少ない国防だけの戦力で敵うわけもない。何より、お前たちは俺たちに似ていた。簡単に殺せるわけがなかった。――殺人なんて、お前らのように簡単にできると思うなよ――」


 そこに視える葛藤、懊悩はどれだけ死を誘ったことだろうか。彼の語り口から僕ら――死者の非道、残酷なまでの容赦のなさが伺え、時凪の唇から血が垂れる。

 反論しようとする口は、けれど人を仕方がないとは言え殺した事実が罪のように雁字搦めに五臓六腑を圧迫する。


「けど、そんな地獄はすぐに終わった。どうしてかわかるか?」


 そう僕に問うてきて「ある程度の征服が終わったから?」と答えたが返事は返ってこない。僕と同じ瞳のその冷酷な眼差しは心底僕を侮蔑していた。侮蔑は諦観と失望を宿し、真っ黒な憎悪となって業火のように燃え上がったのがわかった。

 突然放たれた打撃、グリップの殴撃に反応できず、そのまま額を殴られ僕は無様に尻もちをつく。「夜霧――っ!」そう叫んだ時凪の疾駆は、血を噴いて床を転がった。


「くぅぅ~~っ、なにっしてっぇ……っ」

「動いていいなんて言ってないでしょ。母親の言いつけは守りなさい」

「~~っクソがァ!」


 左足の太ももを撃たれた時凪は狼のような眼光で時来(ときこ)を睨み上げる。脚を抱えてうめく偽りの息子など歯牙にもかけなず、三度発砲した。

 一つをノルンの鎌が弾き、二つ目を白乃のナイフが捌き、三つめがイチルの肩を貫通した。


「イチルっ⁉」

「イチルーーっ⁉」


 僕の叫びと白乃の叫びに、彼女は肩を抑えながら「大丈夫よっ……このくらい」と強がって見せる。が、もう耐えられなかった。僕の仲間を、友達を傷つける存在が、たとえ肉親であろうとも、同じ自分だとしても。〝俺〟の言っていることが事実だとしても、それでも友達を傷つけられるのを黙って見てられるなんて、僕にはできなかった。


「おまえぇえええええええ‼」


 僕は揺さぶられる脳の痛みも吐き気をすべて薙いで、ヨギリに向かって拳を振るう。


「ふんっ――」


 が、横からやって来た金属の棒――杖が僕の横腹を瞬撃して、僕はまたも無様に地面を転がる。骨が折れた、そう思いながら痛すぎる陣痛に身体に力が入らない。それでも――


「――っ!っ負けるかァ!もう、誰もっ死なせないって……〝一縷きみ〟に誓ったから――――‼」


 それがすべてだ。誓った。約束をした。願った。何度死んでもと。だから――


「殺すなら僕を殺せェ!その分、お前たちを殺してやる‼」

「直ぐに人を殺そうとする。それがおかしなことだと思わない時点で、お前は蛮人だ」


 そして次に宣誓したのは、淡い陽光の輝きと、震える涙声の強かな声だった。


「【君を癒して神様】――っ‼」


 包まれ傷を癒していくその光景に声を上げながら視線をそこへと向けると、立ち上がった瞳海(ひとみ)は今にも倒れてしまいそうなほど顔を真っ青にしながら、それでもと、張り裂けんばかりの声を響かせた。


「わたしだってっ戦える!わたしだってっ……あなたに死んでほしくなんかない!あなたが……わたしの知る〝夜霧くん〟じゃないとしても、それでも!夜霧くんを殺したあの人たちに負けたくなんかない‼誰もっ、もう!死んでほしくない‼夜霧くんがいないなんて、嫌だから‼だからっ!――っだから――私があの人を守る!」


 それは綺麗な復讐なのかもしれない。弱い少女のせめてもの抗いなのかもしれない。それとも見栄を張った衝動なのか。盲目の自暴自棄か。僕らにはわからない。

 でも、涙を拭った決意の顔に僕たちは胸を打たれた。だから、僕らは立ち上がる。


「ああそうだ。やるしかない!命賭けて、それでも全員生き残って、シロノも助けるしか。正直、思う所もあるよ。でも、記憶にねーもんを、俺等と変わらずに人を殺すお前らの話しを信じることなんざ、できない!」


 傷が治って拳を握る時凪に、決意する僕らを見渡して忌々しいと時来は嗤う中、ヨギリはただただ夕霧だけを見ていた。


「――夕霧、もう一度言う。俺のところに帰って来てくれないか」

「――――」


 静謐の分岐点。白乃の隣に立ち並んだ夕霧の藍色の瞳がヨギリと僕を見る。


「君さえ帰って来てくれたら、危害は加えない約束する。ただ俺は夕霧ともう一度――」

「ごめんなさい、兄さん。愛してくれているのは、わかるよ。でも、行けない」

「…………どう、して……」

「だって、わたしはこんなにたくさんの人を殺してまで、生き返りたくないもん」


 切実な光が落ちていく。小さな光が眼を瞑る。伸ばしたところに、何もないと。


「わかってるよ。わかるよ。……でもすべての元凶はにいさ――」


 夕霧の諭す柔らかな声音は黒い情動に潰された。


「――――もういい」

「え……?」


 眼を見開く夕霧。瞬間、黒い激流が弾け飛んだ。


「あぁ、ァっぁアアアアアアアアアアアアアアアアアア‼どうしてッ!」

「どうして――ッ‼どうしてッわかってくれないッ‼俺は必死にお前のために命を削ったァ‼親に『どうしてお前がァ死ななかったッ!』って罵倒されてッ!最終的には俺を金で売ったァァ‼夕霧を生き返らせるために俺は金で軍に売られたっ!」

「でも、別にそれはどうでもいい。結局、俺には夕霧しかいなかった!親は俺のことなんてどうでもよかったっ。だからっ!俺には夕霧しかいない――ッッ!」

「何度も死んだァ。何度も弄られたァ‼……何度も何度も何度も何度も――数えきれないくらいに死んだァ‼能力で武器を製造して、軍人どものいう通りに『願い』を叶え続けたっ。それが条件だったからだ。死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って死んで作って――ッ……こんな身体になってまでェッ夕霧!……お前のこと愛してるのにっ……どうして?どうして⁉お前は、お前も俺を見捨てるんだァ‼」

「……………………にいさん」

「どうしてっ――違う俺(そっち側)にいるんだ……?」


 語れる言葉は少ない。それでも、嘆いてしまうほどに、烏滸がましく共感してしまうほどに、痛切な愛の叫びは本物だった。

 杖に支えられ白髪交じりの痩せこけた少年に罪を説くことなんてできるはずがなかった。

 悲痛の慟哭が心臓を静謐の重みで圧縮するほどに、昏い昏い裂罅の炎が津波のように打ちあがる。世界最大にして最愛の憎悪と愛憎で作られた津波は、けれど霧散しては届かない。死と愛が永遠を別ち、ヨギリの涙すら火玉のよう。

 ノルンが鎌を降ろしてしまうほどに、握りしめた拳を解いてしまうほどに、僕らは何も言えなかった。言えるわけがなかった。

 誰も彼もがその手をヨギリに伸ばすのではなく、その手は殺すために伸ばそうとしていたのだから。

 ただ、僕らの妹は告げる。


「わたしは兄さんの妹じゃない。それに、わたしはもう死んでるの。夕霧わたしはどの世界にももう、いないの――幻だよ、兄さん」


 それは決別で、永遠の別れで、家族の形だった。

 力なくしていくヨギリは「結局は、誰も俺の願いを叶えてはくれない」と、ぼやきながら、顔を上げた。その瞳にドス黒い何かを秘め、絶望の中より嘆き迸った。


「なら――無理矢理帰って来てもらうまでだァア‼俺の(アイ)を舐めるなァァアアアアアア‼」


 ヨギリが上着のポケットから取り出したスイッチに手をかけ、いち早く動き出そうとした白乃のより速くボタンは押された。

 前方シロノが今だに眠る監獄の左右の扉がガタンと開く。そこからぞろぞろと魔物の大群か、アリの通勤時間か、社畜の通勤ラッシュか、見た目はそんな感じに銃器を携えた機械兵が赤い電子一眼をピコピコさせてやって来た。


「ロボット⁉男としてロマンに歓喜しそうなんだけど⁉」

「ああ、あの背後の人型はマジでガン○ムを思い出す」

「こんな時まで馬鹿なこと言ってないで、逃げないと死ぬわよッ‼」


 イチルの叫びに僕と時凪は我に戻り構えられた銃器から銃弾の嵐が到来する寸前にコンピューターデスクの裏や段差の隙間に逃げ込む。時来さんの逃げ込む姿を見て。


「無差別テロか。謎に迫った主人公を抹消しようとするにはお誂え向きだな」

「ええ、つまり高確率であたしたちは死ぬでしょうね。ハチの巣にされて」


 イチルの冗談じゃない冗談に僕は笑う。笑ってないとやってられねーよ⁉


「さてはて、同情はするが賛同はできない。僕は――〝僕〟を殺す」


 僕の斜め目先に隠れているイチルに告げる。僕の一個後ろのデスクに隠れている時凪の眼光が隙間から僕を見た。他の四人はどこにいるのかここからはでは判断できないけど、白乃とノルンがいるならきっと大丈夫。だから、今僕ら三人でできることを、僕は託す。


「イチル――策を与えてくれ。それがどんな危険なことでも、やってみせるから」


「ああ、ここまで来て怖じ気づくも何もない。俺の命に遣いどころはもう決めてる」


 僕と時凪の勇断にイチルは馬鹿馬鹿しいとため息を吐いて呆れた笑みを見せた。


「本当に、男子ってバカね。でも素敵ね。わかったわ。まずは――」


 そう、イチルが作戦を告げようとしたその時だった。音が割れた。違う、割れた音が銃声の中で溢れた。まるで水を守る水槽が砕け放流したように。

 まさかと振り返ると銃弾が頬を掠めたが構っていられない。


「硝子がっ⁉」


 そんな甲高い悲鳴に夕霧の声は機械兵たちの意識を血だまりの監獄へと向けさせた。一際大きな機械兵に圧縮されて潰された硝子畑には椅子に縛り付けられ今だ眼を覚まさない〝シロノ〟と、死体の〝僕〟がいる。

 機械兵の銃器が生命活動をする〝シロノ〟へと迎えられ――


「しろのぉ――――」

「――――ッッッ!」


 疾風が如く、誰かが――白乃が僕の視線の先を駆けた。黒く長い髪を靡かせ誰も僕も知らない彼女の眼光は氷山に住まう孤狼が如く怜悧な冷熱を宿し、その喉は本能に迸る。


「はぁあああああああああああああああああああああああああああ――――っ‼」


 ヨギリの銃弾が軌跡を通過し、振り向いた機械兵の銃撃もまた空を切り、その細い身体は走り幅跳びのように前方へと跳躍し、左側の機械兵の銃器を切断した。


「その女を殺せェ‼」


 ヨギリの命に標的を脅威を改めた機械兵の赤目玉が白乃の跡を追うが、視線に映したのは壁を蹴ってこちらへ瞬撃してくる姿。すぐさま右側の機械兵の銃器も両断された。そのままよろめく機械兵の身体を蹴り倒し、〝白乃〟を守る騎士のように着地した。


「彼女だけは――傷つけさせない!」


 イチルが一縷を想い生きると決めたように、白乃の瞳に憂いない純粋な矜持があった。


「くっ!異端者めェ!俺の邪魔をするなァ!死者の分際で生者に抗うなァア‼俺の願いの邪魔をするなァアアアアアア‼」


 ヨギリの照準が白乃を捉え、機械兵すべてが白乃を標的と判断したその時。

 選択が降された。


「ノルンっ!時凪っ!機械兵を殲滅して!」


 イチルの号令にノルンと時凪は戸惑うことなく飛び出した。


「ん!お姉さんを助けるの!」

「ああいくぜ!スキル【アクセルブレイク】!」


 五十近い機械兵の中、左側に時凪が右側にノルンが乱入する。ノルンの鎌が閃を引いて鋭利に切り刻んでいく。小柄な身体を生かし、小さくて全長百七十はあるだろう機械兵の内側や赤目玉の視界外に立ち回り、銃器と脚を瞬時に切断。甲鉄の機械四肢は頑丈で、容易くは切断できなく、フルスイングの旋回がゴォォと音を立てる。


 スキル【アクセルブレイク】によって人間離れした身体能力を得た時凪の瞬足はあっという間に機械兵との合い間を埋め、「オラっ」と拳を振り被って赤目玉を粉砕する。機能停止でふらつく機械兵の腕を掴んで背後の機械兵へと押し付け銃弾の盾に。そのまま転がるように脱出して大きく複雑に駆け回り、拾い上げた部品を投擲。ゴンっと鈍い音を立て額に当たった衝撃のまま後方に倒れる際に爆発。爆発に身体を易々と吹き飛ばされながらすぐに起き上がって煙の中へ突貫する。


「お前たちの身体は音が目立つ。いい隠れ蓑だ!」


 黒煙を裂いて転がった際に手に入れた銃口の折れた銃のグリップで殴りつけ沈黙。銃弾の嵐に身体を掠めながら、もう一度大きく動き回り交戦する。


 その奥、白乃は〝シロノ〟を守りながら全長二五〇センチ以上はある巨大兵と攻防をしていた。白乃が切断した右手の銃器の反対側の左手にも同じように銃器が出現し、容赦のない乱弾に致命傷をなんとか回避しながら〝シロノ〟を縛る縄を解いて片腕で抱え応戦回避する。

 白乃の技量は間違いなくスキルを使った時凪よりもノルンよりも高く、身体能力や駆け引きの類、戦う術としては一流の域だ。けれど、弾切れの知らない無限の弾丸のスコールに軽くても人間一人抱える左腕を守りながら右手と足腰だけで応戦するのは至難を極めた。何より銃撃の隙を縫って銃器のなくなった剛腕が振り下ろされた。拳の直径が一メートルはあり、白乃を容易く粉々に潰すことができるそれを瞬時に回避するが、そこにもう一体の巨大兵が銃弾の嵐を当ててくる。彼女に着弾する致命傷、圧倒的不利になる着弾部分の銃弾を捌くが、その身体から墳血は止まらない。

 苦しい防戦一方の状態の中、「こ、ここは……」と、掠れぼやけの声と身体の微動に「貴女っ!」と声を上げた時、ヨギリの大きな声が罅容れる。


「おい!待てっ!夕霧――」

「――っ!白乃さん!」


 戦場に単身で乗り込んできたのは夕霧。丸腰に限らず戦えない彼女の参戦に驚愕して咄嗟に「危ない!」と声を上げるが、「夕霧に攻撃するなァア‼夕霧まっ――」と命令が下されたことで機械兵は夕霧を素通りさせ、機械兵の爆発にヨギリの姿は見えなくなる。煙を払い何度も躓きながら走って来た夕霧は白乃の前に膝に手を突いて荒く呼吸を繰り返し、見下ろす白乃に言い放つ。


「わたしが!……はあー、そっちの〝シロノさん〟を守ります!」


 勇気ある決断……というよりは蛮勇紛いのがむしゃらに近かった。それはどこかの誰かが自分の命を捨てながらも立ち向かう愚行に似ていて、その淀みなく揺るぎない瞳もまた覚悟のほどを白乃に見せつけた。


「わたしがいればロボットたちは狙いません。ずるいと思ってますけど、それでも!白乃さんが死ぬのはわたし嫌ですからっ!」

「夕霧さん……」

「それにきっと兄さんだってこうする。わたしの兄さんが本当は誰かわからないけど、わたしは誰かのために立ち向かえる兄さんを昔からずっと憧れてるので!」


 そう笑みを浮かべた彼女に陰りがあるのは白乃でもわかった。一人の兄は妹を思うあまりに取返しの付かないことをした。一人の兄は推測するに死者とこの世界に何かをしてしまった。そして一人の兄は最後まで抗って殺された。

 真実はわからない。その真実を知るために、もしくは白乃の記憶に過るたった一人、白乃を肯定しそこへと導いてくれた、片想いの存在に誓った自分に頷く。


「わかったわ。彼女をお願い」

「――わかりました」


 眼を覚ました〝シロノ〟に「後は任せて」と告げ夕霧に託し、白乃は立ち憚る。

 巨大兵二体が白乃を見下し、銃器二つに剛腕二つ。きっとその兵器の身体には無数の武器があることだろう。それを承知で白乃はナイフ二本を構え見据えるのだ。


「骨の髄まで刻み込んであげるわ――死の感覚を」


 そして白撃が瞬きを追い越し、暗殺者は闇へと飛び込んだ。


ありがとうございました。

感想、いいね、レビュー等などよろしくお願いします。

完結まで残り五話か六話ほどです。

よろしくお願いします。

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