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~群青~少女たちの戦争  作者: 群青
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4話 部屋の使用者

 本当は小ネタの様なものの予定でしたが作者の気分で3時間前から増やしていったら3話分になってしまいました。

 しかし、大切な小ネタのなので是非覚えていてくださいきっと直ぐに使うので。 

~結衣と星奈が部屋を出て約10分後~


「はぁ。片道9時間以上もかかってるのにねぎらいの言葉も無くいきなり、あんなに敵意を向けられるんだろうか。確かに司令部に移る前の時に高千穂大切にしていた、50年物の梅酒や大切にしていたチョコレートなど秘密でよく食べて怒られてたけどなんでか樹は何でか分かる。」

「・・・・・・・」

「《久遠》の樹さん。」

「そんなの考えればどんな馬鹿でもすぐに気づくはずですが、一切そのことに触れてないようなので言っておきますが挨拶の前に”ずいぶん静かなところだね”というバカどこにいますか。同じ最上位の司令部なのにも関わらず、片方は東の大都市の直ぐ近くで行動がしやすいのに比べもう片方は大都市からは離れていて周りには田んぼと隠れた名所しかない場所どっちが良いですか。」

「前者の八王子司令部の方が便利でよさそうだよな。」

「そうですよ。前者のモデルになった八王子司令部の方が後者のモデルの高千穂司令部の何倍も便利なんので、昔から高千穂司令部は八王子司令部に嫉妬に近い感情を向けていますが感情だけではどうにもならないし向こうには向こうなりのプライドがあるので、感情に出していませんでしたが挨拶前に”ずいぶんと静かなところですね”なんて馬鹿でも気遣って言わないような事を言うから向こうの、堪忍袋の緒が切れて敵意を向けられていたって気づきませんでしたか。上田中央…元《閃光》。…それに上田中央司令は私のせぃ」

「はっは。元《閃光》って私が、樹の事を《久遠》の樹って呼んだ腹いせか。酷いな樹は現役の称号持ちだから読んでも問題ないはずなのに。」

「人の話を遮らないでください。それにあなたの《久遠》は、遊ばれているような感覚があるんですよ。」

「気にしすぎだよ。そんなに、遊んでいるように聞こえるかい。」

「ええ。腹立ちますよ。」

「そんなつもりはなかったんだけどな。」

「話を戻しますけど、私のせいで…」

「いや。あれは、樹のせいじゃない。あの時にあんなことが起きるなんて予測できたかもしれないが当時では予測出来ていなかったのだから今どうこう言っても全て結果論でしかないし仮に予想できたとしても結果は変わらなかったかもしれない。むしろ悪化していた可能性すらあったかもしれない。結局私だけがあの事件で罰を食らったのは、司令官であるにもかかわらず指令を出せずに現場にいた樹たちに意見を求めそれをそのまま何も考えずに実行してしまった、私の責任なんだから樹が気に病む必要は無いし彼らもそれは望んでいないのではないかな。元凶の私が言うのもおかしな話だが。」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「そろそろ部屋に着きますよ。良かったですね部屋を貸してもらって。」

「そりゃそうだろ。元々この基地に何泊もする予定で会談が組まれていたんだから基地内に、我々が寝る部屋が有るのは普通だと思うが。」

「はぁ。確かにそうですが高千穂司令部のどこにモニターがあってどこで、監視されているのかもわからないのによく言えますね。だから、相手の気持ちも考えずにあんな事が言えるんですよね。何かを期待した私がバカでした。すみません。えっと部屋番号は1009と。」


(1009って上田中央司令の誕生日と同じだ。もしかして高千穂中央司令は上田中央司令の為に部屋を1部屋ずっと開けていたのかな。)


「「えっ」」


 作者ともう1人のダブルチェックが入っているので無いとは思いますが、日本語などがおかしい場合はお手数ですが誤字報告から訂正をお願いします。

 

 それと、作者の文章力と表現能力が低いのはあと2~3カ月ほど待っててください。

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