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夢日記  作者: 夢
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夢5

夢四百一夜

夢の記録を取り始めて四百夜を超えた。五百夜、六百夜と今後も継続していきたいと考えている。

4時頃、一度目が覚める。逆に言うと22時過ぎに就寝してから一度も途中で目が覚めない深い眠りであった。

最後に見た夢は覚えている。部屋を蜂が飛んでいる。刺されては大変とばかりに隣の部屋に逃げ込む。入り口のところに大きな蚊が止まっている。蚊は次の瞬間、巨大な蛇に変わる。突然、聖也に襲いかかってくる。あっと思った瞬間に目が覚める。


夢四百二夜

時刻は分からないが、二度程目が覚めた。職場の同僚数人で何かを運ぶ夢は覚えている。聖也は何故かヘルメットに自転車である。

二度寝、三度寝して最後に見た夢だ。コインを使って将棋をしようとしている。500円が王将、100円が金将、1円は歩兵だ。日本のコインだけでは足りないため、海外のコインも使って将棋をする。将棋の駒と違ってコインは丸く、向きが分からないために自分の駒と相手の駒が次第に判別し辛くなる。プロ棋士なら分かるのだろうが、これはコインを見ながらというよりも頭の中で将棋しているだけかも知れない。


夢四百三夜

途中で二度程目が覚めた。小学校、中学校時代の友人、ハムキンが夢に出てきた。聖也と麻雀をしたいのだと言う。「二人で麻雀するのか」と驚く。

急に場面が変わる。狭い部屋に大勢の人間が押し込められている。まとめ役の女性が3人、人間も3グループに分けられている。皆、好きなように喋り始めて大混乱だ。


夢四百四夜

途中で目が覚めることの無い深い眠りであった。最近、よく夢に出てくる小中学校時代の友人であるハムキンがまた出てきた。機嫌が悪いのか、やたら聖也にちょっかいを出してくる。相手にせず無視していると、ますますエスカレートしてきた。「鬱陶しいな」と困惑している内に夢の記憶はそこで途切れる。

急に場面が変わる。地獄にいる。死後の世界だ。地獄と言っても場所は会社の会議室のようなところである。時々、生まれ変わることの出来るチャンスがあるらしい。夢の記憶はそこまでだ。


夢四百五夜

スーツを着た聖也が階段を降りる場面は覚えている。カメラが後ろからその姿を追う。ところが、よく見ると聖也は下半身を露出させているではないか。会社の同僚が怪訝そうに見つめる。慌ててトイレに駆け込み、用を足そうとする。

急に場面が変わる。新しい街に引っ越している。会社から社宅までは車通勤のようだ。会社帰りにスーパーに寄る。店内に入った途端、外はあっという間に猛吹雪だ。車が雪に埋もれてしまい、しばらく呆然となる。

急に場面が変わる。見知らぬ人の運転する車の後部座席に乗車している。なかなか左折しようとせず、信号が2回も変わる。


夢四百六夜

3時頃、一度目が覚める。夢の中の聖也はスーパーかコンビニのような店にいる。店頭に並べられているお菓子の袋を勝手に破っているではないか。中身をチェックしているのか。欲しいお菓子を選び終わった後、袋が破れたままお菓子をレジに持って行く。さすがに万引きはしないのか。何とも不穏な夢である。

急に場面が変わる。何かの研究発表会を企画している。聖也が主となって発表するようだ。大学時代の友人カワバタ君も聴きにやって来た。他にも何人か見知った顔がちらほら見える。実際に聖也が発表する前に目が覚めた。


夢四百七夜

高校の文化祭か。聖也のクラスは何かのイベントを企画しているようだ。シフトを組んでいるが、途中で面倒になり、適当に組む。メンバーがバッティングして大混乱に陥る。


夢四百八夜

途中で一度目が覚めたと思うが、時刻は覚えていない。パソコンに何かのソフトをインストールしようとして画面がフリーズ している。パソコンはかなり古いタイプのデスクトップ型だ。他の社員に見てもらうと画面が動き出す。

急に場面が変わる。会社の社員が自社のことについてウェブ上で何か書き込みしたら、瞬時に人事部に伝わるシステムが開発されたと聞く。「過去の書き込みも全て分かる」と開発担当社員が豪語する。


夢四百九夜

途中で目が覚めることの無い深い眠りであった。何処か旅行に行く夢は微かに覚えているが、定かではない。気候が暖かくなるにつれて夢をあまり見なくなってきた気がする。


夢四百十夜

会社が主催する建築デザインのコンクールの受付をしている。デザイナーからの作品がギリギリ到着して慌てる。当日配布用のレジュメがまだ出来ておらず、現場は大混乱だ。


夢四百十一夜

「このお笑い芸人さんはよく勉強している」「このお笑い芸人さんは評価出来る」等と上から目線で友人と話している夢は覚えている。ただそれだけの夢である。



夢四百十二夜

目覚ましが鳴る直前に自然に目が覚めた。いらない本を紐で縛り、資源回収ごみとして出している夢は微かに覚えている。その後も夢は続いた筈だが、記憶に残っているのはその場面だけである。


夢四百十三夜

4時過ぎに一度目が覚める。小学校時代に戻った感じだ。ゴミ捨てに行ったついでに本を借りる。綺麗な本棚は微かに覚えている。

急に場面が変わる。英語の翻訳をする。翻訳ソフトを使うため、自分で訳すよりもスムーズに進む。

急に場面が変わる。大学時代の近代文学の講師の講義を久々に聴講する。そう言えば、この講師はたまに夢に出てくる。大学時代の先生でも、たまに夢に出てくる先生と全く出てこない先生がいるのだ。近代文学の講師は「自分は大学に勤める前は高校に勤務していた」と言う。「それは知らなかったな」と驚く。


夢四百十四夜

目覚ましが鳴るほぼ直前に目が覚めた。社内放送が流れる。同期の女性社員の声だ。ところが、どうも彼女は混乱しているようだ。「何だかよく分からなくなってきました」と放送が入り、「それはこっちの台詞だよ」と呆れる。

急に場面が変わる。実家のトイレに入る。ドアの鍵がなかなか上手く掛からずに四苦八苦する。更に、水を流すと水が止まらない。相変わらずの洪水状態だ。夢の中のトイレは大抵洪水である。

急に場面が変わる。目が覚める直前の夢だ。前の支社の社員と別の会社でバッタリ会う。挨拶もせずに素通りしようとして「おい」と止められる。場面は何等かのイベントだったとは思うが、夢の話なので定かではない。

そう言えば、花火大会のようなイベント会場に向かう道路が大渋滞している夢も微かに見た記憶がある。聖也だけは車であるが、後は全員歩行者だ。スピードを上げる訳にもいかず、ノロノロ運転で走る。


夢四百十五夜

2時頃、4時頃と二度目が覚めた。赤ちゃんまでは行かないか。小さい子どもがやたら聖也の周りをうろついてはちょっかいを出してくる。鬱陶しく思い、猿の鳴き真似をして追い払おうとする。一体、何がしたいのかさっぱり分からない。


夢四百十六夜

ゴリラの赤ちゃんを抱き抱えようとして腕を引っ張られる夢は微かに覚えている。更にゴリラの赤ちゃんが人間の言葉を喋り、仰天する。


夢四百十七夜

2時過ぎに一度目が覚める。自転車を漕いでいる。何故か裸足だ。警察官に呼び止められて靴を履くように注意される。しばらく説教されたが、ようやく終わったかと思うと、後からもう一人私服の警察官がやって来て名刺をチェックさせて欲しいと言われる。さすがにうんざりして思わず「えっ」と尖った声を出すところで目が覚めた。夢から覚めて「あっ、夢で良かった」とかなりホッとした。


夢四百十八夜

2時30分頃に一度目が覚める。一太郎で作成した文書をワードにコピーしようとして、図形の部分がやたらズレる夢は覚えている。


夢四百十九夜

職場のベテラン女性社員が結婚した、との報告を受ける。自分の結婚に至るまでのストーリーをスライドにして上映している。

急に場面が変わる。資源回収置き場から古紙を回収している。人海戦術とばかりに大勢で運搬だ。

急に場面が変わる。銭湯に入ろうとする。コインロッカーに自分の衣服を預けようとするが、ロッカーがいずれも満杯状態だ。周囲を見渡してみると、銭湯の客は圧倒的に子どもが多い。空いているロッカーを探してさ迷う内に自然に目が覚めた。


夢四百二十夜

休みの日だったため、17時45分過ぎに起床だ。夢の記憶はほとんど霞がかっている。父親に腕を掴まれたため、思い切り振りほどこうとして暴れる夢は微かに覚えている。


夢四百二十一夜

途中で何度か目が覚めた気もするが、ハッキリとは覚えていない。自分が伸び盛りの若手力士となり、衰えの目立つ横綱を圧倒する夢は微かに覚えている。勝った方が優勝という大一番だ。大相撲の夢は時々見る。


夢四百二十二夜

眠りの質は比較的深かったと思われる。実家の自室にいる。蛇が二匹いるではないか。かなり大きい。タオルケットで掴もうとして苦戦している。蛇はたまに夢に出てくる。目が覚めた時、しばらく動悸が収まらなかった。


夢四百二十三夜

寝る時、除湿設定にしてエアコンをつけると、全体的に眠りの質が浅くなる傾向にあると言える。途中で何度か目が覚めた。そうかと言って、エアコン無しで寝るのも寝苦しいではないか。夢の記憶はほとんど残っていない。


夢四百二十四夜

3時30分過ぎに一度目が覚めるが、比較的眠りの質は良かったと思われる。消防署が建て替えで新しい建物に変わっている。新しい消防署は斬新な外観である。古い方は閉鎖され、廃墟のようになっている。

急に場面が変わる。実家のすぐ近くに体育館のような施設がある。卓球の大会に出場しているようだ。中学校時代の友人、ヤギと一緒に出る。ところが、何等かの理由でヤギが失格になりそうになる。ユニフォームに付けるゼッケンを忘れたらしい。聖也は一度、実家に戻り、ヤギのために余っているゼッケンを取ってやることにする。大会会場と実家は歩いて行ける距離である。実家に戻ると、次々に忘れ物に気付き、遅刻しそうになって慌てるところで目が覚めた。


夢四百二十五夜

4時30分頃に自然に目が覚める。そのまま起床だ。冬季オリンピックのジャンプ競技種目に出場している。何と、大ジャンプを見せて金メダル獲得だ。インタビューで涙を流す。


夢四百二十六夜

実家の自室の窓の網戸に雀が大量にとまっていて驚愕する。近付くと逃げていく。


夢四百二十七夜

女性営業社員が「飛行機通勤」であると発言し、仰天する。空港経由だと通勤手当が割増になるのだという。

急に場面が変わる。見知らぬ女性が海外のホテルに宿泊しようとしている。支払いを片言の英語で行う。紙幣はドルと円が混在しており、かなり戸惑う。


夢四百二十八夜

子ども達に本を配っているが、ほとんどの子どもは受け取らない。「あまり喜ばれないな」と苦笑いだ。


夢四百二十九夜

4時30分過ぎに自然に目が覚める。最後に見た夢は微かに覚えている。会社の再雇用社員の男性が研修の講師としてホワイトボードの前に立っている。自分の半生を熱く語っているが、他の社員はあまり聴いていない。次第に苛ついた様子を見せ始めるところで目が覚めた。


夢四百三十夜

途中で目が覚めることの無い深い眠りであった。卓球の大会に出場している。この手の夢は割とよく見る。試合自体は行わず、大会の現場が映像として延々と夢の中で流れる。


夢四百三十一夜

何度か寝苦しくて目が覚める。眠りの質はあまり深くない。夢の中の聖也は高校生と社会人の間くらいの立ち位置だ。定期試験の勉強を全くしておらず、かなり焦っている。だが、よくよく考えると彼は会社員である。何故、高校生と一緒にテストを受けないといけないのか。自分でも不思議に思いながら、数学の公式を必死に暗記している。試験会場の外は真っ暗である。夜中か明け方のようだ。


夢四百三十二夜

部屋の網戸が破られており、外から虫や鳥が入って来ようとする夢は微かに覚えている。


夢四百三十三夜

自転車を押している。タイヤを冬用に替えるのだという。車のタイヤなら分かるが、自転車のタイヤに冬用というのがあるのか。そこは夢なので気にしない。


夢四百三十四夜

飛行機に乗って敵の基地を爆撃する夢を見た。敵機が反撃のために追いかけてくる。聖也の乗っている機体は敵に見つからないように小さくなることが可能らしい。米粒のようになって敵機の追撃を逃れる。


夢四百三十五夜

地元の小学校のパンフレットを何となく眺める夢は微かに覚えている。


夢四百三十六夜

アメリカとメキシコの国境にいる。国境線沿いにフェンスが設けられており、それを越えることが出来ない。フェンスの近くをうろうろしていると不法入国者かと警備していた兵士に怪しまれる。

急に場面が変わる。新幹線に乗っている。聖也は身体の大きさを自在にコントロール出来るようだ。小さくなって空いているスペースに腰掛ける。乗客は小さくなった聖也の存在に気付かない。これなど、夢らしい夢ではある。現実にはあり得ない状況だが、夢の中の聖也はそのことを特に不思議とも思っていないようである。身体の大きさを変えたり透明になったりする夢はたまに見ることがあるのだ。


夢四百三十七夜

プロレスラー同士が路上で殴り合いをしている夢は微かに覚えている。実況もついており、試合なのか喧嘩なのかよく分からない。夢の中の聖也は見物人とレスラーの間のような立ち位置だ。


夢四百三十八夜

海辺に巨大な鮫が泳いでいる。アザラシを襲っているようである。海に遊びに来ていた人達が近くまで行って見物している。聖也も近くまで行く。鮫はアザラシではなく、人間を襲い始めた。聖也も必死に逃げる。


夢四百三十九夜

1時50分頃に一度目が覚める。マンガやアニメーションを見ているような感覚だ。場面は野球のノックである。登場人物は皆、マンガのキャラクターだ。何故か山奥で野球をしている。聖也はマンガのキャラクターと一緒にノックの場面をただ見ている。


夢四百四十夜

途中で何度か目が覚めた。馬に乗っている。夢の中の聖也は騎馬武者のようだ。崖の上を馬に乗って駆ける。崖は垂直である。ほとんど空を飛ぶような感覚で垂直の崖を登っていく。崖の上には新しい世界があるようである。崖から落ちそうになるが、何とか踏みとどまる。

急に場面が変わる。旅行に出掛けている。新幹線に乗車しようとする。何故か大きな板を持ち込もうとしている。あまりに大きくて難儀していると、外国人旅行客の男が持つのを手伝ってくれた。新幹線に乗車するが、車内は異様に広い。まるで駅のプラットホームのようだ。車内アナウンスが入り、時間以内に次の扉を開けないと閉じ込められると言う。他の乗客は慌てて扉の中に飛び込む。聖也は一番最後だ。今、閉まろうとする扉に向かってダイブする。天井が崩れてきた。このまま生き埋めにされてしまうのか、というところで目が覚めた。


夢四百四十一夜

転勤の辞令を貰う。随分と急な話である。新しい支社は今の社宅から通える範囲に位置しており、引っ越す必要は無さそうである。送別会のような会食に出席する。パートの形で再雇用されている社員の一人が、「新しい支社長は誰になるのだろう」と予想している。聖也も幾つか候補を出して会話が弾む。


夢四百四十二夜

途中でほとんど目が覚めることの無い深い眠りであった。日本の首相が北朝鮮の火災に関するニュースについてコメントしている。「電力が十分に供給されていない国が冬場に寒さを凌ぐためには建物を燃やすくらいしか方法が無いのだろう」とブラックジョークを言う。


夢四百四十三夜

3時50分頃に一度目が覚める。会社の同僚社員が講師となって何やらクイズを出題している。聖也は生徒役だ。クイズの問題が今一つ分かりにくい。考えるふりだけをする。

急に場面が変わる。城の中にいる。外は雪が降っている。城の階段はかなりの急斜面である。室内だが、積雪がある。滑らないようにゆっくり歩く。


夢四百四十四夜

途中で何度か目が覚めた。長距離運転で疲れたのか、夢を沢山見た記憶がある。覚えているのは、歌謡曲のコンサート会場で司会らしきことをしている夢だ。歌手だけでなく、裏方のスタッフも観客に紹介している。観客からは大声援が飛ぶ。

急に場面が変わる。甲子園の試合を観ている。夢の中の球場は実際の甲子園球場よりも随分狭い。おまけにピッチャーは小さな女の子ではないか。相手チームの打撃はかなり強力である。マーチングバンドの応援を聴きながら、何となく試合を眺める。


夢四百四十五夜

途中で何度か目が覚めた。最後に見た夢は微かに覚えている。女の子に後ろの髪の毛を切ってもらうという謎の夢である。鏡を見ると後頭部が見事な禿げになっているではないか。「しばらく経てばまた生えるよ」と強がりを言っている。


夢四百四十六夜

前の支社の部長が「次の支社長はあの営業所の誰それだ」というような予想をしている。聖也はどう言って良いか分からず、困惑している。


夢四百四十七夜

途中でほとんど目が覚めることの無い深い眠りであった。海賊船のような大きな船に乗って宝島を目指して航海している。聖也は船長で、船員が他に何人か乗っているようだ。それ以降の夢の記憶は消えている。実際に宝島に到着出来たのかは覚えていない。


夢四百四十八夜

チョコアイスモナカを食べている。異様な固さだ。歯が欠けそうになる。おまけに味が全くしないではないか。

急に場面が変わる。スーパーマーケットの店内に布団を敷き、勝手に寝泊まりしている。周囲の客は特に何も言わない。


夢四百四十九夜

社員朝礼の際、伝達事項を伝達し忘れてしまい、当日になって慌てる。「建築関連のイベントがあるが、間に合うのか」と同じ部署の社員と相談する。

急に場面が変わる。餅を食べながら窓から外を眺めている。何人かがグランドで体操している。餅が歯にくっついて歯が取れそうになったところで目が覚めた。


夢四百五十夜

雨が降っている。広い武家屋敷のようなところにいる。聖也は何故かメロンをかじりながら、屋敷の敷地内に立っている。傘は持っておらず、雨に濡れている。時刻は深夜らしい。よくよく考えると、夢の中の時刻は深夜から早朝にかけて、というケースが極めて多いように思われる。周囲はまだ薄暗いか、真っ暗である場合が非常に多いのだ。社員が何人か集まっている。聖也は雨の中、荷物を取りに屋敷の中へと駆け込む。夢の中は相変わらず実に走りにくい。夢の記憶はそこで途切れている。恐らく、そこで一旦目が覚めたのだと思われよう。


夢四百五十一夜

大きな木がある。幹の部分はくりぬいてある。小学生数人が木を眺めている。一人の小学生が木に登り始めた。猿のようにひょいひょいと登っていく。木の真ん中まで到達すると、木の精と会話し始めた。他の小学生には木の精の姿が見えないらしく、「何故、独り言を言っているのだろう」と不思議に思っている。


夢四百五十二夜

途中で目が覚めることの無い深い眠りであった。

新幹線に乗ろうとしている。乗り換えのようだ。高速バスにしようか、新幹線にしようか、とやたら迷っている。今から高速バスでは間に合わないかも知れない。新幹線はホームのすぐ近くまでやって来た。迷ったが、そのまま新幹線に乗り込むことにする。


夢四百五十三夜

実家の近くを流れる川を眺めている。巨大なイカが泳いでおり、仰天する。更に、巨大な魚やタガメも泳いでいる。

急に場面が変わる。石で出来た巨大な亀の甲羅のオブジェの上に乗っている。聖也は落ちないように恐る恐る乗るが、他の観光客は平気な様子だ。

急に場面が変わる。小学生の集団が蜂に襲われている。聖也も刺されないように慌てて逃げるところで自然に目が覚めた。目覚ましのアラームが鳴る直前であった。


夢四百五十四夜

4時過ぎに自然に目が覚めた。会社の研修旅行に参加している。聖也自身はあまり旅行には乗り気ではないようだ。ラッキーなことに、旅行を途中で取り止めて何処かの施設の清掃活動に切り替える提案が出された。かなりの賃金も出るらしく、旅行に内心では行きたくない聖也は大喜びだ。おまけに清掃自体もすぐに終わってしまった。「今回はラッキーだったな」と思ったところで目が覚める。夢なのに得した感があった。夢を見て小さな幸せを噛み締める。お金はかからない楽しみ方である。全く安上がりな男である。


夢四百五十五夜

5時過ぎに一度目が覚める。最終的な起床時刻は朝の8時50分頃である。朝から水のような大便を3回連続だ。体重が一気に軽くなった気がする。

小学校のグランドで運動会のようなイベントが開催されている。辺りはやはり薄暗い。夢の中の時刻は大体深夜から早朝にかけての時間であることが多い。聖也は自分の車をグランドに停めており、準備の邪魔になっている。「どうしよう」と慌てるところで一旦目が覚める。

二度寝する。最後に見た夢だ。何かのテストを受けている。ある生徒は答えを全て「5」と書いて提出している。何も考えていないようだ。当然、不合格となり、厳しく叱責される。


夢四百五十六夜

0時頃、5時頃に一度目が覚める。会社の同僚と好きな映画の話をしている夢は微かに覚えている。聖也がホラー映画のタイトルを出すと、他の同僚が意外そうな顔をする。

一度、目が覚めて二度寝する。夢と現実が混在した感じの夢だ。住んでいる社宅が洪水によって水没してしまう。同僚の女性社員と一緒になって命からがら逃げ出す。高台にある避難小屋で一夜を明かす。特にロマンスのようなシチュエーションには陥らなかった。


夢四百五十七夜

2時過ぎに一度目が覚める。大型バスのような乗り物に乗っている。周囲はやはり薄暗い。時刻は夜中から明け方だろう。見知らぬ家族連れがバスに乗り込んで来た。運転中、バスの窓を勝手に開けて外から急に入って来たではないか。かなり危険である。運転手も驚いている。聖也自身は内心ではバスから降りたがっている。

急に場面が変わる。大学の講義らしき場にいる。講義内容はプログラミングだ。もっとも、半分は自習というか演習形式の講義になっている。

一度、目が覚める。デザイン研究の発表会に出席している。セルフイメージに関する研究発表を聴いている。パワーポイント形式による派手な発表だ。発表者の強調するセルフイメージという言葉の使い方が今一つよく分からず、聴講者からも「それは先入観ということではないのか」とツッコミというか質問が入る。発表者は途端にしどろもどろに陥り、グダグダの回答になる。


夢四百五十八夜

全裸の聖也が見知らぬ男の車の中にいる。一体何がしたいのやら全く理解出来ない。男が車に戻って来た。「見つかる」と思ったが、上手く聖也は車外に逃れることが出来たようだ。別の車の下に隠れていると、やがて男は車を発進させて何処かに行ってしまう。

男の車が完全に消え去ってしまうのを見届けてから、ようやく聖也も立ち上がる。何故か、服はきちんと着ている。全裸の設定はどうなったのか。

そのまましばらく歩くと、小さな学校のような校舎に辿り着いた。何人か他にも人がいる。

急に場面が変わる。映画のような銃撃戦が始まった。カーチェイスのような激しいアクションだ。聖也はモニター画面を見ながら「大変なことが起こった」と隣で寝ていた男を揺り起こす。

急に場面が変わる。場所は大学院棟だ。辺りは薄暗い。夜中のようだ。夢に出てくる場面は大抵、夜中から明け方にかけてか、覚えていない時が多い。昼間というケースはほとんど無い。

大学院棟の室内に仲間と潜入する。忍者が入って来たではないか。戦いが始まり、聖也も何人か敵を倒す。

一度、目が覚めて二度寝する。最後に見た夢だ。高校野球のピッチャーとしてマウンドに立っている。先発で完封勝利を収めた。試合後、勝利を祝ってカラオケ会が始まる。聖也は気乗りせず、途中で帰宅してしまう。


夢四百五十九夜

途中で目が覚めたような気もする。最後に見た夢は覚えている。総理大臣経験のある政治家が現職の総理大臣を人事考課するシステムがスタートするらしい。経験のある政治家がバックアップする体制が出来ることで政治が安定するという。


夢四百六十夜

休みの日だったため、14時過ぎに起床だ。実家に戻っているが、早く社宅に帰りたいと荷物を準備する夢は微かに覚えている。

他にも夢は見た筈なのだが、寝過ぎてしまったため、夢の記憶が薄れてしまった。


夢四百六十一夜

夢の記録を取るようになって遂に丸2年だ。ただし、毎日欠かさず記録を取っている訳ではない。これには理由がある。

まず、起床時の段階で毎日、毎日、夢を完全に覚えている訳ではないことが理由として挙げられよう。「夢そのものを見ない日」というのがあるのかどうかは実のところよく分からない。夢自体は見ていても、起床時には忘れているのかも知れない。

更に、夢を見たことは覚えていたとしても、起床後すぐに携帯にメモしておかないと、しばらく経つと忘れてしまうのである。微かに夢を見た記憶は残っているのだが、メモしなければ余程強烈な夢でない限り、5分もすれば記憶から消えてしまう。

従って、この2年間、完全ではないものの、ずっと夢の記録を取り続けてきたのは偉大なことであると言えよう。今後も夢の記録を取り続けたい。

4時30分過ぎに一度目が覚める。眼鏡の少年を車に乗った老人が追う夢は微かに覚えている。老人は少年を見つけてナイフで襲おうとするが、間一髪のところで逃げ切る。

急に場面が変わる。相撲のテレビ中継を何となく見ている。画面は明らかにカラーだった。


夢四百六十二夜

学生時代のアパートらしき部屋にいる。目覚まし時計が鳴るが、なかなか止まらない。寝惚けながら必死にスイッチを止めようと枕元を探る。やはり、辺りは薄暗い。夢の中の時刻は夜中から明け方、というのが定番である。


夢四百六十三夜

社内クイズ大会の司会らしきことをして場を盛り上げている夢は微かに覚えている。想定していたよりも社員が盛り上がり、聖也はやや圧倒されている。社員の中には小学校時代の友人も混じっている。クイズ大会の前にも何等かの夢を見た記憶はあるのだが、起床後しばらくするとすっかり忘れてしまった。ネタを一つ失った感がある。


夢四百六十四夜

3時30分頃に一度目が覚める。大喜利クイズのようなイベントに回答者として参加している。周囲にはテレビ番組でたまに見掛ける落語家の姿もある。座布団が異様に高く積まれている。だが、大喜利はいつの間にか単なるクイズ大会へと変わる。あるクイズの回答が「モンブラン」だった際、聖也がマイクに向かって回答を叫ぶと音声認識されず、不正解となるところで目が覚める。


夢四百六十五夜

二度寝して、目覚めた時は16時30分である。超長距離通勤でくたびれる夢は微かに覚えている。


夢四百六十六夜

7時30分頃に起床だ。会社の同僚と何かのイベントの受付をしている。よく見ると、もう一人受付係がいる。有名なプロ野球選手のようである。サイン色紙があったかも知れないと思い、バッグを探ると色紙が見つかる。「サインをお願いします」と頼むと、心良くサインしてくれる。


夢四百六十七夜

橋の下に小屋を建ててホームレスが住み着いている。近所の子供達が興味津々で見ている。そう言えば予備校生だった頃、通学途中の橋の下に崩れかけの小屋があった。人が住んでいるとはとても思えなかったが、よく見ると誰かが暮らしているようだった。電気が通っていたかどうかは分からない。住民票があるようには思えなかったので、恐らくはホームレスであろう。「どうやって生活しているのだろう」といつも不思議に思っていた。

予備校時代の思い出は大学入学と同時にほとんど消えてしまった。過去の経験や記憶をさっさと捨てずに、もっと一つ一つを大事に活かす必要があった。大学、大学院時代の記憶や経験は会社に入社した瞬間に消えてしまっているのだから全く成長していないと言えよう。

急に場面が変わる。卓球をしている。見知らぬ初老の男とのラリーが始まる。久々の卓球のため、聖也はよくミスする。初老の男は苦笑いだ。

急に場面が変わる。迷子の子供と遊ぶ。子供は何故かアニメのキャラクターである。しばらくすると子供の父親がやって来る。こちらもやはりアニメのキャラクターである。

急に場面が変わる。漫画を読んでいる。内容が難しく、理解出来ない。ただそれだけの夢だ。


夢四百六十八夜

古い大きな家に一人で住んでいる。祖父母の家に雰囲気は近い。時間帯は夜中のようだ。雨戸を閉めて戸締まりしている。日常生活には不自由しておらず、日中は空き缶拾いして生計を立てているが、さすがにもう少し稼ぎたくなり散髪屋を始める。子供が散髪にやって来たため、一気にバリカンで剃り上げる。子供は禿になってしまう。

急に場面が変わる。母親から「少し痩せたのではないか」と問われる。実際は寧ろ太っているため、「いや、この4年間で太ったよ」と説明する。「背も少し伸びたかな」と問い掛けるが、同意は得られない。

急に場面が変わる。JRの車掌がよく見ると小学校時代の同級生である。イケちゃんだ。頭の良い子であった。会話の中で「イケちゃんはかしこいから大企業に就職したんだね」と褒めると苦笑いされた。


夢四百六十九夜

職場の同僚と「誰と誰が結婚した」「しなかった」という噂話をしている。場所は飲食店のようだ。会話を切り上げて立ち上がった聖也に店員のおばさんが何やら話し掛けてくる。内容はよく分からないが、聖也の説明におばさんは納得してくれたようだ。そのまま、別の宴会場に行く。違う会社の宴会が開催されている。スピーチを何となく聴いている内に夢の記憶はそこまでで途切れている。

他に覚えているのは、コンビニの商品の補充をするアルバイトの夢だ。「コンビニで勤務するのが向いているかな」と思うところで目が覚めた。


夢四百七十夜

2時30分頃に一度目が覚めた。同僚の再雇用社員の家にお菓子の箱が郵送で届けられる。ケーキも入っているようだ。「子どもからの写真も中に入っている筈だ」と言われるが、それは見つからない。「入ってません」と伝えるとガッカリされる。

急に場面が変わる。動画を見ている。見知らぬ男が社内で怪しい動きをして逮捕される動画だ。

急に場面が変わる。新聞を収納スペースにまとめて保管しておく。他の社員から「新聞はどこですか」と訊ねられ、慌てて「こっちに移しました」と答える。

急に場面が変わる。映画をリビングで見ている夢だ。その後の展開はあまり覚えていない。


夢四百七十一夜

休みの日だったため、14時50分頃に起床だ。最後に見た夢は覚えている。数学の問題を解いている。証明問題のようだ。一つ一つ地道に計算している。本来の解き方とは恐らく違うと聖也自身も分かってはいるが、これ以外に解法が思いつかない。


夢四百七十二夜

休みの日だったため、10時20分頃に起床だ。ラグビーの試合を古本屋の中で開催しようとする夢は覚えている。そんな狭いところで試合が出来る筈もなく、めでたく中止となる。


夢四百七十三夜

二度程、途中で目が覚めた。実家近くの営業所に転勤する可能性がある、という話を会社の同僚としている。実際は実家近くに営業所は無いのだが、夢の中では何の違和感も無く会話が続いている。

急に場面が変わる。一昔前にヒットした漫画を読んでいる。突然、それまで全く意識していなかった漫画が夢の中に出てきたのだ。記憶の不思議さに改めて驚く。


夢四百七十四夜

日本の政治状況に対する文句を言っている。政治家がそれを聞いて反論してくる。

急に場面が変わる。小学校らしき場所にいる。時間帯は夜中だ。運動会をしている。聖也はリレー競技に出場している。グラウンドではなく、校舎の外を走る。夢の中は相変わらず走りにくい。

急に場面が変わる。電車の乗り換えの際、帽子を被った見知らぬ男と同席する。向かい側に立っている子どもが男にちょっかいを出してきた。聖也は止めようとして子どもの指に何故か噛み付く。夢の記憶はそこで途切れている。恐らく、一度目が覚めたと思われる。時刻は0時40分前後だ。

二度寝する。テレビでよく見る大御所お笑い芸人からバラエティー番組の極意をアドバイスされている。聖也は必要以上にアドバイスをありがたがっている。「面白いことを喋る才能」と「努力する才能」の二つが重要だと力説している。

急に場面が変わる。将棋の対局中、千日手となる夢だ。目覚ましが鳴ったため、夢もそこまでだった。


夢四百七十五夜

時間帯はやはり夜中である。場所は大学時代に過ごした街だ。電車から降りる。本来、降りるべき駅の一つ手前のようだ。健康のために歩くつもりらしい。そう言えば、大学院修士課程1年の終わり頃、恐らく3月末だったと思うが、本来降りるべき駅を一つ通り過ぎてしまい、一駅分歩いたことがある。思っていたよりも歩いたが、不思議な感覚だった。今思い返せば、大したことない話である。

急に場面が変わる。今度は高校時代だ。模造紙に調べたことを書く作業をしている。友人のマキタが聖也の模造紙を見ている。作業中に見られるとイライラしてしまい、尖った声を出す。


夢四百七十六夜

職場の同僚社員数人が加入している勉強会に聖也も混ぜてもらうことになる。講師を呼んで話を聴く形式のようだ。聴くだけなら楽なのだが、フィールドワークと称して温泉旅行に行くこともあるらしい。正直、気乗りしないため、勉強会に入ったことを後悔する。


夢四百七十七夜

実家に帰省している。自分の部屋を片付けている。床には虫が這っている。


夢四百七十八夜

歩いていると、恐竜が寄って来た。体長は聖也の半分くらいだ。妙になついてくる。頭を恐る恐る撫でてやる。

急に場面が変わる。昼ご飯を会社の同僚と一緒に食べに行こうとする。「車にする?」と訊かれて「そうですね」と答える。場所は祖父母の実家近くのようにも見える。坂道が印象に残っている。


夢四百七十九夜

眠りの質はかなり良かったと思われる。会社の同僚に業務の関係でアポを取ろうとするが、席空きである。デスクの上にメモ残そうとするが、大事な書類に勝手にメモを書いてしまう。

急に場面が変わる。場所はホテルか旅館だ。お茶を用意してくれるそうだが、なかなか持って来てくれない。会社の同僚が「お茶は自分で取りに行かないと部屋まで運んでくれる訳ではないのだろう」と怒りながらコメントする。


夢四百八十夜

2時30分頃に一度目が覚める。最後に見た夢は覚えている。スーパーで買い物している。列に並ぶと、会社の同僚もいたので挨拶する。それだけの夢である。


夢四百八十一夜

4時過ぎに一度目が覚めた。最終的な起床時刻は7時前である。最後に見た夢は微かに覚えている。シャワー室とトイレが隣り合っている。聖也はトイレ、隣のシャワー室には男が入っている。シャワーの湯気がトイレの室内にも充満している。


夢四百八十二夜

従姉妹が聖也の職場環境をやたら詰ってくる。聖也は適当にいなすが、内心ではムッとなっている。


夢四百八十三夜

大学の講義らしき階段教室にいる。一番、後ろに座る。内容は化学の講義らしい。文系の聖也は無論、講義内容はさっぱり頭に入って来ない。講師から元素記号に関する質問をされるが、当然の如くちんぷんかんぷんである。困惑したまま黙っていると、講師は聖也を無視して別の学生を指名した。


夢四百八十四夜

敵から追われている。周囲は真っ暗だ。聖也は仲間と共に鳥のように空を飛ぶ。山奥まで逃げることに成功する。

急に場面が変わる。スナック菓子を食べている夢だ。ただそれだけの夢だが、夢にしては珍しくスナック菓子の味がした。

急に場面が変わる。テレビ番組を何気無く見ていると、実家の裏にある家が映っているではないか。何かのロケだろうか。驚いて画面を食い入るように見てしまう。


夢四百八十五夜

映画の影響か。敵を銃で撃って逃亡しようとしている。そのまま海にダイブだ。この手の映画はよくある。

急に場面が変わる。旅館に泊まっている。集団宿泊研修のようにも思える。ロビーのソファーに座る。日本の旅館ではなく、場所は中国らしい。荷物の盗難が心配になり、急いで部屋に戻る。


夢四百八十六夜

聖也の地元の高校が甲子園の準決勝まで勝ち進んでいる夢は微かに覚えている。テレビ画面を通して見ている。2対5で負けている。

急に場面が変わる。風呂場に荷物を置いている。風呂場は明らかに前の社宅時代の風呂場である。スリッパも何故か浴槽にある。


夢四百八十七夜

車をバックさせている。何故かブレーキを踏んでもどんどんバックしていくではないか。パニックに陥りつつも、アクセルを踏んでみるとやっと停車した。壁にぶつかる寸前であった。


夢四百八十八夜

海に漂っている。自分がアメーバのような魚のような状態になった感じがする。時刻は夜中だ。海を漂いながら、どこに行こうとしているのだろうか。

急に場面が変わる。黒板の文字を消している。いくら消しても完全には消えず、内心焦る。


夢四百八十九夜

天婦羅を揚げて食べようとする夢は覚えている。タコの天婦羅とイカの天婦羅だ。食べた感想を色画用紙に書いて掲示する。


夢四百九十夜

場所は高校か。新規入学予定者説明会のような集まりに出ている。聖也自身の立ち位置は保護者のような部外者のような曖昧な立ち位置だ。

急に場面が変わる。学校繋がりか、部室を案内されている。室内に入ると、巨大な放送設備が整った環境に驚く。

急に場面が変わる。階段に古新聞の束が大量に置いてある。紙質は随分色褪せている。早く処分しないとな、と思ったところで目が覚めた。


夢四百九十一夜

予備校に通っている。社会人入試にチャレンジするようだ。大学に入り直すのか。予備校で過去問を解いている。出願可能な大学と締め切った大学があり、「もっと早目に行動すれば良かったな」と激しく後悔する。国公立文系の入試の過去問を貰いに列に並ぶ。


夢四百九十二夜

ロードレースの先導係をしている。時間帯は夜中だ。コースは以前、住んでいた社宅の近くである。先頭のランナーを間違ったコースに案内してしまい、後で大問題になる。

急に場面が変わる。JRの時刻表を見ている。列車の発車時刻に間に合うか間に合わないか微妙な時間だ。駅の売店に行き、ポケットから大きなコインを取り出す。何かを買おうとしている。売店の女性店員に弁当を注文するが、上手く伝わらない。列車の発車時刻が近付いており、焦る。

急に場面が変わる。昔のゲームを見ている。懐かしいメロディだ。聖也はただゲームの画面を見ているだけだ。


夢四百九十三夜

大学院時代のゼミのテキストをマーカーしながら読んでいる。自己満足の世界ではあるが、マーカーした自分のテキストに対する愛着は大きい。


夢四百九十四夜

巨大な鯨と象が川の中を泳いでいる。狩人の男が矢と鎖鎌を放ち、鯨と象を倒す。手早く肉を切り取り、保存食として冷凍する。

急に場面が変わる。民宿のようなところに宿泊している。目覚ましが鳴りっぱなしだ。疲れているのか、聖也はなかなか目覚めない。

急に場面が変わる。新古書店にいる。一人の男性客が本の取り置きを店員に申し出ている。店の外は薄暗い。夜中から早朝にかけての時間帯である。


夢四百九十五夜

アメリカの大統領と日本の首相が首脳会談を行う。場所は日本の寂れた港町だ。こんな田舎で首脳会談をするのか、と驚く。歓迎の花束を女性が渡そうとするが、アメリカ大統領は無視する。

急に場面が変わる。大学院時代の同級生、中国人のリー君とうどん屋にいる。お見合い相手を待っているようだ。何故、うどん屋でお見合いするのかはさっぱり分からない。結局のところ相手は来ることなく、うどんだけ食べて帰宅する。

急に場面が変わる。予備校を再訪する。懐かしい感覚はあまり無い。予備校生の男にインタビューをしている。勉強の邪魔になっているため、予備校生は渋い顔だ。


夢四百九十六夜

中国人留学生の講演会を聴きに行く。ところが、何等かの行き違いで留学生は来ないではないか。体育館のようなところで待ちぼうけである。

急に場面が変わる。建築デザイン関連の研究発表会に出席している。聖也も何か発表するらしい。夢の中なので、発表内容までは分からない。

急に場面が変わる。煙草を吸いながらソファーに座る初老の男性がいる。聖也は男性を横目で見ながら温泉で髪を洗う。何故か丸刈りである。短くしたため、髪がすぐ乾く。


夢四百九十七夜

会社の同僚が建築デザインのコンクール会場の受付をしている。聖也は軽く挨拶して会場に入ろうとする。夢の記憶はそこまでだ。


夢四百九十八夜

フランスを旅行している。治安が心配なため、ほとんどホテルから動かない。空港とホテルの移動だけである。


夢四百九十九夜

眼鏡のレンズがやたら曇って閉口する夢は微かに覚えている。いくら拭いても見えないのだ。


夢五百夜

遂に五百夜となった。ここまでで2年2ヵ月半くらいだ。夢の記録を取り続けて2年以上。ちなみに、禁欲は1年11ヵ月である。この記録は何処まで続くのか。

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