夢15
夢千四百一夜
遂に夢千四百一夜となった。もうすぐ夢の記録を取り始めて丸6年である。ちょうど、あと1ヶ月と少し掛かるくらいか。ここまでで聖也の禁欲期間の方は丸5年8ヶ月以上だ。
夜中だと思ったら、いつの間にか朝の6時になっている。妻も起きてきた。聖也もノッソリ起床である。出社のための準備をしていると目覚ましのアラームが鳴り、目が覚める。朝の6時であった。
夢千四百ニ夜
今の営業所の同僚男性社員が実は結婚していたことに気付き、驚く。
夢千四百三夜
取引先の印刷会社に建築イベントのパンフレットの見積書を依頼している。担当の初老の男性社員が大変に感じが悪く、夢とは言え、思い出すだけで不快な気持ちになる。夢で良かったとも言えるが、夢の中でまで不快な思いをしたくないとも言える。
夢千四百四夜
自治会の案内書を電車に乗って各戸に配って歩く夢は微かに覚えている。
夢千四百五夜
資格試験を受験している。通信教育課程を受講し、幾つかの認定試験をクリアすれば単位認定のようだ。
急に場面が変わる。前の営業所の同僚社員と一緒にプレゼン資料をスタッフに配布だ。
夢千四百六夜
駅の改札を通り、高校時代にタイムスリップだ。校舎に入り、階段を歩く。授業開始まで時間が無く、慌てて走る。聖也の教室は4階である。夢の中は相変わらず走りにくい。目が覚めた時、身体を折り曲げて寝ていた。5時過ぎだったが、トイレの後に少し二度寝して起床である。
夢千四百七夜
大学の講師や有名ユーチューバーに取り入ろうと、インタビュー時にひたすらヨイショしている。何故、夢の中でまで気を遣わないといけないのかと呆れる。現実世界と夢の世界とで、そこまで自分の立ち位置が違わないのが不思議と言えば不思議である。
夢千四百八夜
かつて婚活パーティーと行政が運営する結婚支援センター経由でお見合いしたことのあるナコさん(仮名)と結婚寸前まで話が進み、戸惑う。結果的には破談となり、今の妻とゴールインだ。
夢千四百九夜
高校時代に戻っている。体育祭のようだ。何故か、その時は知り合いでもなかった妻がいる。一緒に写真を撮る。
夢千四百十夜
観光施設でハードコンパを開催だ。コンパ中、突如ヤクザによる銃撃戦が始まる。聖也はヘリで逃走を図り、無事に脱出だ。夢の中の時間帯は相変わらず夜中であった。
夢千四百十一夜
本社勤務に戻っている。支社勤務になって丸4ヶ月が経過するにも関わらず、未だに本社時代が夢に出てくるのだ。布団をタイルの上に敷いて寝ようとしている。
夢千四百十ニ夜
今の営業所の総務課の女性社員が夢に出てきた記憶は微かに残っている。
夢千四百十三夜
前の前の営業所の送別会に出席している。ただし、社員は本社時代の上司も混在している。夢なので、整合性が合わないところがあるのだ。聖也は研修も受けなければならず、送別会に出られるか微妙な時間帯である。ギリギリ間に合い、送別会の会場の列に並ぶ。
夢千四百十四夜
漫画のコマが脳内再生される。白黒である。敵キャラが目まぐるしく入れ替わる。聖也はただ立ち読みしているだけだ。
急に場面が変わる。本社から支社にまた戻って来たことを説明している。意外にも周囲は関心が薄いようだ。
夢千四百十五夜
夢の内容はあまり覚えていない。今の営業所の社員が出てきた記憶もあるが、極めて曖昧である。
夢千四百十六夜
会社を辞めて、もう一度大学に入学しようとしている。そんな聖也についていけず、妻は呆れ顔だ。広島大学に願書を出すところで夢の記憶は途切れている。
夢千四百十七夜
バスの中で妻とイチャイチャする夢は微かに覚えている。
夢千四百十八夜
実家を宿泊場所として勝手に使うおじさんの夢は微かに覚えている。
夢千四百十九夜
フライドポテトを食べようとしたら、一本だけやたら長いものがある。よく見ると動いており、ハッと気付くと巨大な蛇に変わっていた。驚愕して何故か殺虫スプレーを撒く内に目が覚める。
急に場面が変わる。駐車場がかなり狭くなっている。聖也はただ車の中で新聞を広げて読んでいる。
夢千四百二十夜
作文の宿題が急に出されて慌てる。急いで書いたため、改めて読み返すと字がかなり汚い。少しずつ書き直す。
夢千四百二十一夜
歴史施設のボランティア会員として登録する。施設のホームページに聖也も紹介された。他の会員は動画もあるではないか。聖也は顔写真だけである。
急に場面が変わる。大相撲観戦の場にいる。大相撲はたまに夢に出てくるのだ。対戦結果を紙にメモして会場をウロウロ歩いている。いつの間にか場所が予備校の講義室に変わっている。夢なので、整合性はまるで無いのだ。
急に場面が変わる。イベントに出演してギター演奏を計画している。実際の聖也はギターなど、まるで弾けないが、夢の中ではギターのスペシャリストらしい。生歌を披露しようとスタンバっている。
夢千四百二十ニ夜
大御所のテレビ・タレント2人と一緒に放課後、教室に残って自習だ。帰宅時、雨が降っている。聖也は自転車で帰宅しなければならず、「車で来れば良かった」と後悔している。車に乗るようになって以降、車に乗るか自転車に乗るかで迷う夢を何度か見るようになった。自転車に乗らなくなって12年くらい経つが、夢の中ではまだ乗っている。逆に、脳内で動きを再現するのが難しいのか、車に乗る夢はそこまで多くないのだ。
夢千四百二十三夜
4時過ぎに一度、目が覚めた。
本社の顧客とテレビ電話で繋がる。間違い電話なのだが、上手く対応出来ずに焦ると妻が助け船を出してくれた。
急に場面が変わる。文章生成AIに「自殺したい」と相談してみると、いのちの電話を紹介される。「人間に残された仕事は、こういう感じの人の心に寄り添うような感じの仕事になってくるのかな」とふと思う。
夢千四百二十四夜
遂に夢の記録を取り始めて丸6年に到達だ。禁欲期間は丸5年9ヶ月半くらいである。夢の記録を取り始めた時期の方が2ヶ月半くらい早いのだ。
いずれも、聖也が33歳の時であった。39歳となった今もまだ続いている。もうすぐ彼も40歳である。
夢の記録を取る作業は、すぐに飽きて止めるだろうと思われたが、意外に続いている。習慣化されてしまい、夢日記をつけない日があると逆に不安になってしまう。
夢精した時の夢は、夢日記からは省いている。従って、夢日記に記録された夢は些か退屈な夢の記録ばかりと言えよう。
妻の義母から年金の書類を書いてほしいと頼まれ、ボールペンを手渡される。
夢千四百二十五夜
小学校時代の友人ハムキン(仮名)とソウスケ(仮名)に久々に会う約束をしていたが、急に会いたくなくなり、結局逃げるようにドタキャンする。
夢千四百二十六夜
前歯が欠ける夢は覚えている。夢から覚めてかなりホッとした。
急に場面が変わる。実家近くの川沿いをキャスター付き椅子に乗って疾走する。夢の中にしては珍しく昼間である。色もついていた。カラーの夢は珍しい。いつの間にか坂道を自転車で降りる。キャスター付きの椅子は何処かに消えてしまった。雨が降っている。子供会が主催する食事会に聖也も何故か出ないといけないのだが、億劫になってドタキャンだ。ドタキャンする夢を続けて見てしまった。
急に場面が変わる。自分の家ではなく、旅館というか民宿のようなところに泊まろうとしている。夢の中の聖也は、気分転換がしたいらしい。
急に場面が変わる。和室のトイレに入る。前の前の営業所時代に住んでいた社宅や学生時代に住んでいたボロアパートの和室によく似ていた。
夢千四百二十七夜
大御所のお笑い芸人が、後輩芸人の部屋を大掃除している。ただそれだけの夢だ。
急に場面が変わる。小学校の運動会の練習中に校舎に入り込む。入り込むというよりは、いつの間にか巻き込まれた感じではあった。夢の中の時間帯は、やはり夜である。
夢千四百二十八夜
本社に出勤している。が、聖也自身は支社勤務に戻っているため、本社のメンバーからは全く気付かれない。皆から存在そのものを忘れて去られているのか。支社勤務に戻って5ヶ月になろうとしているが、未だに本社時代の夢を見るのだ。
急に場面が変わる。ベトナム旅行に出掛けている。川沿いをバスで通ると、街並みが急速な発展にしていることに驚く。大きな仏像が並んでいた。
急に場面が変わる。中学時代、皆からゴジラと言われていた女の子がやたら聖也にアプローチをかけてくる。聖也は曖昧に笑い、彼女を軽くいなすだけだ。ゴジラは「脈無し」と割り切ったのか、別の男性にアプローチを変更したようだ。聖也は、それはそれで面白くないらしい。奇妙な夢であった。
夢千四百二十九夜
2時過ぎに一度、目が覚める。大御所のお笑い芸人が若手芸人と即興コントを披露している。聖也はテレビ画面越しにただ見ているだけである。
夢千四百三十夜
本社勤務に戻っている。顧客のヒアリング調査を行っているが、顧客の声が何故か聞き取りにくい。
夢千四百三十一夜
またも本社勤務に戻っている。ただし、メンバーは本社時代の社員だが、オフィスは支社時代の大会議室らしき場所だ。同期営業社員のマチさん(仮名)がいる。聖也は全裸である。夢の中で全裸になることがたまにある。周囲はノーリアクションだ。マチさんも平然としている。これも夢あるあると言えよう。
夢千四百三十ニ夜
本社時代に戻っている。顧客が紛失した名簿を探している。聖也も名刺を貰い、一緒に捜索活動に加わる。
夢千四百三十三夜
温泉施設に宿泊だ。ロビーを通り、大浴場に向かう。いつの間にか、駅の改札に到着してしまった。駅員に道を訊ねるが、どうにも要領を得ない。聖也は下着姿である。改札口の乗客が怪訝そうに見つめてくる。道に迷ったようで途方に暮れる。
急に場面が変わる。車の運転をしている。道幅がかなり狭く、田んぼに転落しそうだ。
急に場面が変わる。漫画をカラーで読んでいる。聖也は雑誌をただ眺めているだけだ。
夢千四百三十四夜
巨体の男が釣りゲーム機をずっと独占している。何やら呟いている。聖也は関わり合いにならないように遠くから眺めている。夢の中の聖也は、やはり傍観者のことが多い。
夢千四百三十五夜
実家に戻っている。夢の中の時間帯は、やはり夜中だ。聖也は社会人ではあるが、同時に高知大学の受験も考えており、受験会場まで下見に行こうとしている。
夢千四百三十六夜
福岡福祉総合大学という大学を受験しようとしている。夢の中の聖也は、社会福祉に興味があるようだ。
夢千四百三十七夜
学生時代アパートと社宅を何回も引っ越している。一瞬、自分がどこに住んでいるかよく分からなくなる。
夢千四百三十八夜
犬に右の太股を噛まれる。夢の中なのに痛みを感じた。
急に場面が変わる。同期の女性営業社員のマチさん(仮名)とイチャイチャしている。彼女とイチャイチャする夢は、何故かたまに見る。もう一人の同期営業社員であるサヨさん(仮名)はほとんど夢に出てこないのが不思議と言えよう。
イチャイチャしつつも、「実家に戻っているのか」「家族は大切だ」等と上から目線でアドバイスしてくるではないか。鬱陶しく感じた聖也は、「自分は結婚して家庭を持って丸2年以上。3年目に入った」と全く別の角度から関係の無い話題で切り返す。今の聖也にとってはそれが一番、負荷の掛からない楽な話題だったため、話題を半強制的に切り替えたのだ。と、同時に、マチさんが38歳でまだ独身であることを暗に攻撃もしている。当然、マチさんは露骨に嫌な顔をする。夢とは言え、後味の悪い夢であった。
急に場面が変わる。何かの発表会に出席している。聖也自身はギャラリー席におり、ただ発表を聴いているだけだ。発表者が時間切れとなり、ブザーが鳴る。夢は自分の脳内で作り出されるイメージのようなものなのに、自分で展開をコントロール出来ない部分があって不思議である。
今回の夢も、発表者への質疑応答の際、聖也自身は全く思いつかなかった視点からの鋭い質問がギャラリーから出て、他者の違う視点に改めて気付かされる、という感覚に陥った。よくよく考えてみれば、ギャラリー席に座っている聖也も、鋭い質問を投げ掛けた来場者も、いずれも聖也自身の脳内で作り出されたイメージに過ぎない。にも関わらず、聖也自身が夢の内容をコントロール出来ないし、次の展開を予測することも出来ないのだ。夢ならば、聖也自身が鋭い質問を発表者に対して投げ掛けても良さそうだ。だが、そういう現実と乖離した自分自身はまず夢には出てこない。夢だろうが現実だろうが、大枠では両者は然程変わりがないのである。現実の世界で輝いてこそ、夢の中でも輝けるのかも知れない。
従って、現実世界の中で「逃げて」ばかりだと、結局は夢の中で輝けずに損すると言えよう。
急に場面が変わる。大学時代のライブラリーをうろうろ歩く。
夢千四百三十九夜
夢の中の聖也は若い女の子と付き合っている。女子からモテモテである。あまりにもモテ過ぎて、女子から敢えて距離を置くのであった。
急に場面が変わる。大学の卓球の大会に出場だ。夢の中の聖也は、外見は別人に変身している。左手を使ってラケットを振る。
急に場面が変わる。小学校時代の友人、ウエちゃん(仮名)が実は大阪大学に進学していたことが判明する。聖也は羨望と嫉妬の気持ちを抑え切れない。
夢千四百四十夜
支社からまた1年で本社勤務に戻るという驚きの展開を見せる。栄転であり、喜びと戸惑いがあった。夢も新たなフェーズに入ったのか。
夢千四百四十一夜
小学校時代の友人、ウエちゃん(仮名)の実家に遊びに行っている。ウエちゃんはたまに夢に出てくるのだが、今回はその家族だった。
急に場面が変わる。最後に見た夢だ。YouTube活動をしているところ、テレビ番組に取り上げられることになる。嫉妬なのか、何やら周囲から厳しい意見がたくさん出るが、聖也は一つ一つ丁寧に反論していく。その完璧なロジックに周囲は完全沈黙だ。ディベート的な勝ち負けという点では、聖也の完勝であった。夢とは言え、カタルシスというか、少しだけだが爽快感があった。
夢千四百四十ニ夜
イベントの片付けで走り回っている。ミシンを段ボールに入れて箒を探す。かなりバタバタだ。
夢千四百四十三夜
土日に休日出勤して会社のイベントに参加だ。ロードレースというか、長距離を歩く感じのイベントである。聖也自身はあまり気乗りせず、ダラダラ歩いている。目覚ましが鳴り、目が覚めた時、足を曲げて寝ている自分に気付いた。
夢千四百四十四夜
本社勤務時代に部分的に戻っている。カレンダーのメモを捨てようと整理している内にもったいなく感じてメモをPDFファイル化してデータとして保存した上で廃棄することにする。
夢千四百四十五夜
夢の中の聖也は漫画家になって講演会に出席している。「自分が面白いと思ったアイディアのほとんどは、他者にとっては面白くない」と訳知り顔に演説している。我ながら良いことを言っているな、と演説しながらかなり気分が良かった。
急に場面が変わる。小学校時代の友人、ヨコ(仮名)が遅刻して来る。聖也も同様だ。ヨコがまず遅刻の理由を話すが、担任から強い叱責を食らう。続いて聖也も遅刻の理由を話す。担任はノーリアクションであった。
急に場面が変わる。コンビニのレジに何故か本社時代の課長がいる。気まずいが、次の瞬間には見知らぬ女性に変化している。サンドイッチとおにぎりをレジに持って行くと、「915円」と言われた。意外に高く感じたが、しぶしぶ支払う。
夢千四百四十六夜
会社のイベントでお菓子が配られる。聖也も一つ受け取り、食べながら歩く。小学校時代の友人、ハムキン(仮名)と階段ですれ違うところで目覚ましが鳴った。
やはり、小学校時代の友人、ハムキンとヨコ、ウエちゃんの3人はよく夢に出てくる。3人とも高校入学と同時に離れ離れになってしまったため、その後はほとんど会う機会が無くなった。この3人は入れ替わり立ち替わり、定期的に夢に登場する。逆に、この3人は今も聖也の夢を見るのだろうか。或いは、全く見ないのか。
夢千四百四十七夜
「鰯は弱い魚だから群れる」と誰かと会話する夢は微かに覚えている。
急に場面が変わる。ホームレスが何人か寝ている。小学校時代の友人、ウエちゃん(仮名)もいるではないか。聖也もホームレス入門と称して段ボールハウスに住んでみる。ウエちゃんはホームレス歴が長いらしく、聖也のような興味本位の冷やかしを内心では疎ましく思っているようだ。「ホームレスになるしか道が無かった自分を見下すようなことはしないでほしい」と言われて困惑する。
急に場面が変わる。実家の古本を大量に売り払う。部屋の書棚が一気に片付いてホッと一息だ。
夢千四百四十八夜
本社時代と支社時代が混ざっている。本社時代の同僚女性社員、ユキ(仮名)が働いている。聖也は本社勤務ではないため、何となくその場にいて指示を待っている感じだ。ボランティアさんが何人かバタバタ走り回っている。彼らを横目で見ながら、ゴミ袋の破れた箇所をガムテープで丁寧に補強していく。支社長から何かそれについて訊かれた記憶があるが、その先の夢は覚えていない。
夢千四百四十九夜
本社で勤務している。トイレに行きたくなって廊下に出ると、祖父母の家らしき場所に出る。トイレはかなり広く、おまけにドアの鍵が掛からないではないか。ふと気付くと、道路から丸見えだ。聖也は何故か全裸である。夢の中の時間帯は、やはり夜中である。道路を走る車から見えないように草むらに隠れるところで目が覚めた。
夢千四百五十夜
畳の上に小便を垂れ流す。フッと目を覚ますが、まだ夜中である。
急に場面が変わる。落語家の公演を何となく観ている。演劇のような感じになってきたところで目覚ましが鳴った。
夢千四百五十一夜
社会人と並行して母校で教育実習を受けている。支社の受付の女の子も一緒に実習するようだ。今更、教員免許を取得して何になるのだろう、と内心ではうんざりしながら実習生対象の説明会に向かう。その後の夢の記憶は残っていない。
夢千四百五十ニ夜
漫画を読んでいる。恐らく、ドラえもんだ。白黒のコマが脳内再生される。野球シーンが描かれている。聖也はただ読んでいるだけである。
夢千四百五十三夜
昨年度、妻とずっと見ていた朝の連続ドラマの番組を何となく眺めている。ただそれだけの夢だ。
急に場面が変わる。レストランにパソコンを持ち込んで事務仕事している。
急に場面が変わる。飲み会に聖也だけ誘われないが、逆に少しホッとする。ホテルの自室で気ままに留守番だ。お菓子を片手に寛ぐ。
夢千四百五十四夜
犬の散歩をしている。毛が大量に舞い、難儀する。犬の単独行動をテストする、と聞かされてよく分からないので聞き流してしまった。
急に場面が変わる。何人かで共同生活しており、聖也は妻とベッタリくっついている。他のメンバーは呆れ顔だ。
夢千四百五十五夜
元メジャーリーガーのイチロー選手が夢に出てきた。聖也はただ見ているだけだ。
夢千四百五十六夜
前の前の営業所時代に同僚だったアイ(仮名)と結婚している。ただし、夢なので結婚しているような付き合っているだけのような微妙な関係性であった。
夢千四百五十七夜
妻と仏壇に向かって手を合わせる。ただそれだけの夢である。
夢千四百五十八夜
大相撲の力士が夢に出てきた。何故か、力士は定期的に夢に出てくるのだ。何やら力士と会話した記憶もあるが、ハッキリとは覚えていない。
夢千四百五十九夜
大規模な研修を受講している。大講義室にて、大学の講義を聴いているような感じだ。内容はよく分からないが、蟻を追うことで観察レポートを提出することになる。講義の時間内に完成せず、講義室に残って自習だ。自習の合間にトイレに行く。
夢千四百六十夜
テレビで見たことのある芸能人が夢に出てきたような記憶もあるが、ハッキリとは覚えていない。
夢千四百六十一夜
中学校時代のクラスメイトが夢に出てきたような記憶もあるが、あまり覚えていない。
夢千四百六十ニ夜
本社時代の夢を微かに覚えている。シフト表が配布されるが、聖也は支社勤務のため、名前が載っていない。夢の中の本社メンバーは聖也の存在に気付いていないようだ。
夢千四百六十三夜
刑事ドラマを視聴している。なかなか罪を認めない男が取り調べを受けているシーンだ。取り調べは数年以上も続き、ようやく男は自分の罪を認めた。聖也はただドラマを見ているだけである。
夢千四百六十四夜
FMラジオ番組の収録に臨んでいる。聖也はゲストとしてトークを繰り広げる。お笑い芸人と軽妙なトークをする。
急に場面が変わる。机を倉庫に運び、片付ける。倉庫はプールの真横に併設されていた。
夢千四百六十五夜
マチさん(仮名)と大学時代に同級生だったカワバタ君(仮名)が夢に出てきた。カワバタ君は教員になったのだが、マチさんも教員になっている。実際は聖也と同じ建築デザイン会社勤務なのだが、夢なので気にならない。矛盾の連続だが、夢の中では整合性など完全に無視である。
急に場面が変わる。予備校の自習室の管理を任されている。予備校生が大量にドヤドヤ入室して大混乱だ。室内はかなり暗かった。
夢千四百六十六夜
エピソード・トークを繰り広げている。更に、ファミレスでカラオケに挑戦だ。半日以上が経過し、聖也は周囲の参加者の笑いを取ることに終始している。
急に場面が変わる。古本屋の駐車場に車を停める。車のドアの鍵が見当たらず、あたふたする。
夢千四百六十七夜
見知らぬ営業所のオフィスにて残業する。部屋の鍵を開ける。既に誰かが仕事していてびっくりだ。
夢千四百六十八夜
犬が川沿いを歩いている。聖也はただ見ているだけである。
急に場面が変わる。新聞を開くと、連載漫画の最終回が大きく掲載されていて驚く。紙面はカラーであった。
夢千四百六十九夜
ETの映画を見ている。よく見るとリメイク版だった。
夢千四百七十夜
将棋のリーグ戦の星取表を大きな模造紙にフリーハンドで書いている。定規を使っていないため、線が大きく曲がる。曲がってしまった線を必死に消す。そんな聖也の様子を小学校時代の友人、ウエちゃん(仮名)が笑いながら見ている。
夢千四百七十一夜
ジェンダーフリーを訴えるソフトボールの女子チームの試合を観戦だ。が、いつの間にか、野球の国際試合に変わっている。アンダースローの投手が出てきた。聖也は観客のような選手のような曖昧な立場である。
夢千四百七十ニ夜
本社と支社が混ざっている。顧客への電話がなかなか繋がらない。面倒になるが、諦めずに再トライする。
急に場面が変わる。総理大臣を応援している。聖也一人が応援したところで何も変わらないのだが、夢なので気にならない。
夢千四百七十三夜
前の支社の駐車場で元横綱の若乃花が講演している。駐車スペースには大型車が停まっており、爆音を奏でている。音がうるさくて講演がほとんど聴こえず、周囲の観客は皆困惑顔だ。若乃花は講演を途中でストップして大型車の方に向かう。爆音を流している運転手はアメリカ人の夫婦ように見える。若乃花が近付いて来たのを見て、アメリカ人夫婦はカーラジオのスイッチを切った。「これでゆっくり講演が聴けるな」とホッとしたところ、若乃花は「ノープロブレム」と夫婦に声掛けする。夫婦は再び爆音を流し、周囲の観客はまたしても困惑だ。講演が再スタートするも、やはり声が聴こえない。観客はゾロゾロと若乃花の近くに寄っていく。近くなら少しは声が聴こえるからだ。観客が講演者を取り囲むように輪になるところで目が覚めた。
夢千四百七十四夜
本社と支社が混在している。夢の中の時間帯はやはり夜中である。会議室の鍵を開けて片付けをする。ふと気付くと大勢の子供たちが入り込んでいてびっくりだ。
急に場面が変わる。小雨の降る中、自転車に乗って見知らぬ街をサイクリングしている。ただ、どこかで見たような街でもあった。このように、知っているような知らないような街をサイクリングする夢はたまに見るのだ。
夢千四百七十五夜
小学校時代に戻っている。小学生の妻にプロポーズしている。妻が涙を流して喜ぶところを見て聖也も泣く。ブローチを手渡して結婚する。周囲のクラスメイトが拍手する。
急に場面が変わる。部屋に大勢の社員がいる。皆、息を潜めている。まるで我慢比べ大会のようだ。聖也はただ何となくその場にいるだけである。
夢千四百七十六夜
車のエンジンをかける。妻が「車が故障してるよ」と叫ぶ。聖也はただ何となく見ているだけである。
夢千四百七十七夜
関西国際空港まで自転車で行こうとしている。距離を考えるとかなり遠いため、最終的には断念する。
急に場面が変わる。実家近くの道を歩いている。或いは車で走っている。夢なので、その辺りは曖昧だ。家の近くにあった書店が潰れていることに驚く。
夢千四百七十八夜
中堅お笑い芸人がクイズ番組の収録に臨んでいる。何とか少しでも爪痕を残そうと必死だ。若手のように前に出ようとする。
夢千四百七十九夜
本社時代に戻っている。ただし、聖也の立ち位置は社員のような顧客のような微妙な立ち位置だ。
夢千四百八十夜
事故か故障でATMに長い行列が出来ている。野次馬のように見守る人もいる。聖也もただ眺めているだけである。相変わらず、聖也は夢の中でも傍観者のポジションを崩さない。
夢千四百八十一夜
高校時代のクラスメイトと再開する。医者になってクリニックを開業したのだと言う。医者になるというイメージが全く沸かなかったため、面喰らう。
夢千四百八十ニ夜
目覚ましが鳴る直前に見た夢だ。頼まれ事に安請け合いするも、冷静に考えるとかなり実現困難である。周囲も困惑顔だ。ここで目覚ましが鳴った。この後、どんな展開の夢になっただろうか。
夢千四百八十三夜
クイズにチャレンジだ。答えは2パターンあるらしい。一見、間違いに見えて実は正解、という引っかけ問題もある。
急に場面が変わる。男性週刊誌の切り抜きをスクラップしている。顧客の二人組にスクラップを見せてほしいとせがまれ、戸惑う。
夢千四百八十四夜
本社にまたも転勤となり、驚愕する。今の支社には1年しか在籍しなかったことになる。栄転と言えるのか。所詮は夢なのだが、かなり複雑な心境になった。
夢千四百八十五夜
建築デザインの研究会に参加している。支社の研究会なのか。パソコンを使って何かを作成だ。社員は仔犬のアニメーションの動画を作成している。資料が配布され、聖也も受け取る。いつの間にか場所は食堂に変わっており、社員は親子丼を食べ始めていた。
夢千四百八十六夜
本社勤務に戻っている。後輩営業社員のハン君(仮名)が大掃除している。聖也も手伝いつつ、ふと「自分は本社ではなく、支社勤務だったな」と思い出し、「何故、本社の大掃除を手伝っているのだろう」と訝しく思う。
夢千四百八十七夜
試験が明日に迫っている。何の試験かはよく分からないが、恐らくは就職試験か大学入試であろう。試験会場は岡山県である。聖也にとっては滑り止めらしく、会場の場所もよく分かっていない。当日入りするが、突然「これに落ちると、次が最後の本命試験しか残っていない」と気付き、俄に焦り始める。
試験前に全く勉強しておらず、焦る夢は定期的に見るのだ。不思議なことに、試験に受かってから見るようになった。受かる前は、逆に「やっと試験に合格だ」と喜ぶ夢ばかり見ていた。
結婚も同じだ。結婚する前は、「やっと結婚出来た」と喜ぶ夢ばかり見ていたが、結婚してからは「破談になった」とショックを受ける夢を見るようになったのである。
夢千四百八十八夜
犬に噛まれそうになる夢は微かに覚えている。
急に場面が変わる。小雨が降る中、買い出しに出掛ける。途中、ガソリンスタンドを目指して走るが、夢の中は相変わらず走りにくい。身体の動きは夢の中で脳内再生しにくいのか。こういう夢は目覚める直前に見ることが多い気がする。
夢千四百八十九夜
大学時代、講義を取っていた日本語学の准教授から謎のメールが届く。意味不明のため、無視する。
夢千四百九十夜
マンションから地下道を歩く。空港と直結しており、旅行の際に便利である。
夢千四百九十一夜
母親の入院見舞いに別の支社の営業社員が何故か来ている。聖也は内心では「ただの興味本位で来ただけなのだろう」と不快に感じている。
急に場面が変わる。病院の受付に行くが、余った投票用紙と使い古しの封筒を手渡されて戸惑う。おまけに、封筒には個人情報がでかでかと書かれているではないか。鉛筆で自分の名前を投票用紙に記入するが、受付でかなり待たされる。
夢千四百九十ニ夜
本社にいる。ただし、社員として、ではなく顧客として挨拶している。意外にも歓迎されてホッと一息だ。
夢千四百九十三夜
本社の課長の講義らしきものを聴く。聖也はただその場にいるだけだ。
夢千四百九十四夜
小学校時代の友人ヨコ(仮名)と将棋をしている。うっかりミスであっさり負けるが、聖也は「自分はわざと負けたのだ」と言い張って強がっている。
夢千四百九十五夜
ガラスの破片を踏み、足が切れる。靴を履いていたが、何故か足の裏に激痛が走る。夢の中でも痛みを感じた。
急に場面が変わる。コピー用紙を束ねて冊子を作る。
夢千四百九十六夜
最初に勤務した営業所の課長のプレゼンテーションらしきものを何となく聴いている。さっぱり理解出来ないが、我慢する。
夢千四百九十七夜
大学時代が夢に出てきたような記憶もあるが、曖昧である。
夢千四百九十八夜
自治会の役員の集まりに参加している。聖也も何かの仕事を任されている。
夢千四百九十九夜
小学校時代の友人のヨコ(仮名)が数値を基にして解説している。大学の講義のようにも見えるが、夢なので曖昧だ。聖也はただ聴いているだけである。
夢千五百夜
遂に夢の記録も千五百夜となった。ここまでで丸6年3ヶ月半くらいだ。飽きてすぐ止めてしまうだろうと思っていたが、意外にしぶとく続いているではないか。禁欲期間は丸6年1ヶ月と少しである。
自動パン焼き機がセットされている。食パンをスタート地点に差し込むと、トーストが完成する仕組みだ。大掛かりな割に完成が地味である。
急に場面が変わる。解けない問題が出題されて友人とあれやこれやと悩む。