5 ハンバーガー
夜中に執筆するとひらめきますが誤字・脱字が多くて困っています(/・ム・\ )
「ね、ねえ春翔?一緒に帰らない?」
放課後の教室、俺は硬直する。
なぜだ、紗貴は今朝の出来事を忘れているのか。
「お、おう」
俺たちはいつもどうりの道を歩く。
「あのさぁ春翔」
「今朝のことなんだけどさ・・・。」
「おう」
「ごめん。なんか私、どうかしてた。」
「あぁファーストキスをおまえに奪われた。」
「今後は、いきなりはしないから、その~許してくれないかな。?」
「いや、別におまえに怒っているわけじゃないぞ。なんか、そのーおまえがそんなに積極的なのは初めて見た。」
というか<今後は>とは何だ
「そ、そう なんだ・・・。」
頬を赤く染める紗貴。今恥ずかしがる必要あるのか?今朝の時の方が恥ずかしかったぞ。
「あ、あのさぁ春翔は今好きな人はいるの?」
「いや、いないが。なんかあったのか」
「き、聞いただけだから」
なぜ慌てる。
ダメだまったく紗貴の心が読めない。
このあとは全く会話をしないままゆっくり駅へと向かう。
二人の歩幅や体格を見ると改めて成長したことを実感する。
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駅前で紗貴がハンバーガー店で夕食を摂ることを提案する
そういえば親は両方とも今日はいないことを思い出す。
母はママ友と旅行に、父は出張で他県に行った。
家に帰っても食べ物がないから俺は了承する
店内のテーブル席に向かい合わせに座る
「春翔、バイトしてるんでしょう?」
「あぁそうだが」
「なら奢ってよ~」
「おまえ、親から月に俺の倍をもらっているだろう」
たしか、通学費除いて1万ぐらいか
「頼むよ~」
「なら、利子500%だ」
「ひどい!」
そんな、いつも通りな状況に俺は幸福感を覚える
このあと、紗貴が俺の金で一番値段が高いセットを注文したのは言うまでもない。