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双子の片割れに愛しすぎて困っています  作者: です。まっすん
修正前です消すかもです
28/35

25.5 紗貴2

次回も紗貴パートです

午後5時


「なぁ紗貴」

春翔が私に何気なく聞いてくる

「ん?何」

私も努めて何気なく返す

「これは聞かない方が良いと思うが「ごめんね」

私は春翔の言葉を遮る

「・・・言えない」

言いたくない


「わかった・・・」

春翔は察したのだろう。それ以上聞いてこなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ねぇ紗貴?」

春翔がコンビニに行った後、私達はそれぞれ行きたい場所について話合っていた

「ここ、いいと思わない?」

友里香がスマホの画面を見せてくる

そこには、<<夏こそ温泉!!冬という概念をぶち壊せ!!!>>というキャッチフレーズと共に温泉の魅力について語られていた

「つまり?」

「温泉に行こう!!!」

友里香は立ち上がる

「え~夏なのに~?」

「海に行って焼けたり、山で虫に刺されるよりはいいでしょ~」

確かに友里香の言うことは一理ある

私と春翔はインドア派なので外にはあまり行かない。

焼けるのは嫌だし、虫に刺されるよりはいいかもしれない

「ん~。春翔に相談してから決めよ?」

私達はひとまず保留することにした


このあと、私達はたわいもない話を始めた

「潤がさぁ、ID交換してぇ~~って懇願してきてさ」

潤くんは、友里香とどんな関係になりたいのかな?

「まぁ私も、またボウリング対決したかったし、okしたんだけどさぁ」

「まっ~~~~たくメッセージ送ってこないんだよね」


 そして、話の内容は私達、兄妹に関系する話へ

「紗貴は春翔と、どうなりたいの?」

マジメな顔になり、真剣に聞いてくる。

私はそんな友里香に気押されながらも

「このままで、いい・・・かな」と、返した

「ふーん」

友里香は素っ気ない反応を示す


・・・・・・・・・・・・・。


この会話を期に私達の間に微妙な空気が流れる



「あの・・・紗貴?」

友里香が恐る恐る私に話しかける

「な、なに?」

「紗貴に迷惑をかけるかもしれない・・・でも、言わないと一生後悔するかもしれないから・・・言うよ」

友里香は決心がついたように表情を引き締め、私に向く

「好きです・・・付き合ってください」

このオチ・・・どこかで見たような・・・。

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