24 早朝(嘘)大決戦
明日は土曜日だから休めるぞ~~!!!
と、思いながら昨日は寝た・・・・・・・・・・・・・のに。
「はぁ~~る~~と~~!!!!!」
休日ぐらいゆっくり寝させろよ!!!
俺と紗貴はあれこれ20分ぐらい戦っている、さすがに我慢大会みたいになってきた。
「も~!!、こうなったら!!」
??何をする気だ!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
俺は何をされれてるのか心配していたがスマホの効果音しか聞きこえてこない。
逆に不安になる
「ふふふ、早く起きてね~」
と、紗貴はそう言い残し部屋のドアを閉めた
やっと寝れる~~~(歓喜)
これで、俺はアラームが鳴る10時ぐらいまで寝れる~「ピピピ ピピピ ピピピ ピピピ」
アラームが・・・・鳴って・・しまった・・・・・・。
仕方ないので俺は体を起こし、スマホを手に取る
「・・・・・・・・・・・は?」
スマホの画面には8:00と、表示されていた
あいつ・・俺のパスワード、知ってたのか?
「さぁて・・・・・・・・・寝るか。」
俺はアラームを9:00に再設定する
俺がまた寝ようと体を傾けると
バンッ!!!「覚悟っ!!」
紗貴がすごい勢いで部屋に乗り込んでた!!
「ハッ!!」バスッ
俺の背中と布団の間になめこ(ぬいぐるみ)を入れた
「ぐえっ!!!」
俺はのけぞる姿勢になり、たまらず声を上げる
「フフフ!!ついに勝ったぞーー!!」
紗貴はすごく喜んでいる
「げほっ!げほっ」
一方の俺は先ほどから咳が止まらない
「さぁ起きたまえ!!」
「あぁ~分かった。起きるよ」
またこんな事されたら困るからな!!
この後俺達は一階に降り、朝食を取った
「春翔」
父親がコーヒーを煽りながら聞いてくる
「何?」
俺ほ代わりに紗貴が応える
「夏に行く旅行で行きたい場所、まだ決めてないのか?」
「まだ・・ですね」
「早めに決めといてくれよ、会社を休みにしなきゃいけない場合もあるからな。」
「はーい」と、紗貴は素っ気なく答える
「はーるーとー」
「なんだ」
「そのゲームそんなに楽しい?」
テレビを見ながら言う
「すごく楽しい」
「そんな人殺しをして~」
「楽しいよ」
俺がプレイしているゲームは、いわゆるFPSというものだ。
バンッ!バンッ!と、銃声が響く
「やっぱ、オンラインの方がおもしろいわ~」
「この人たち、みんなプレイしてるの?」
「あぁ」
「ふぅ~ん」
めっちゃ話の内容薄いな。
「あ!そうだ」
紗貴はキッチンへと駆けていく
「お母さ~ん」
「何ですか?」と母は優しく返す
「今日、友里香ちゃん家に呼んでいい?」
「えぇいいわよ」
なんか、俺抜きで話が進んでるな
「春翔~今日、友里香ちゃんが来るから部屋掃除しといて~」
俺に丸投げかよ!!!
経験上、双子はオチがない話をよくするそうです(個人の意見です)




