16/35
14 いろいろと危ないし怖い
更新が遅れて本当にすみません。
すごく短いです。
俺達はしばらく動けなかった。
「・・・・・・・・・。」
しばらくの沈黙が続く
俺は紗貴と同じことを思っていると確信する。
<母親はバカなのか?>って。
玄関の扉が開閉する音が聞こえると同時に紗貴が動き出す。
「ほんと•••ごめん。」
「いや、大丈夫だ。母はこんなアホだとは思っていなかったが。」
「うん、確かに」と言いながら紗貴は俺のベッドの上に正座をしている。
「?どうした」
紗貴の顔に笑みが浮かぶ。
?
なにかあったのか?
俺はしばらく考える。
・・・・・。
!
ま、まさかっ!!
俺を襲った日、親はいなかった。
ということは、
紗貴は家に誰もいないと積極的な性格に変わる!?
いや、そんなことないよな。
だが、悟が言った通りになって俺を襲ってきたら?
俺は怖くなり部屋から出ようとドアノブに手をかける
ガシッ と左手が掴まれた感覚
やばい と思い振り向くと笑顔を崩さないまま問いかけてくる。
「どこいくの?」




