やります!
「ちょっ、先生。いきなり、なんで音羽が。」
ほんとに沙耶の言うとおりだ。私は自分を指差して、首を傾げた。
「前から決めてたことだったんだけど、昨日伝えるの忘れててね。多分、今藤原君が思ってることは篠原さんが入学したときに感じてたことと似てると思うしね。」
ほんとに先生の言うとおりかもしれない。『声が出せない』、それは今ではクラスのみんなも理解してくれていて、そんなにいやだと思うこともない。入学した当初は、周りの目が怖かった。今も、思はないことはないんだけど、、、
転校してきて、慣れない環境で、慣れない人たちにいきなり絡まれたら、藤原君も怖いと思うだろう。簡単に言えば、知らない国に、知らない言葉を話す人たちにいきなり話しかけられるようなものだ。私だったら、泣きたくなる。
「やってもらえるかな。別にいやだったら、断ってもいいからね。」
先生は、私に再び訪ねた。先生も卑怯だ。「別にいやだったら、」と最後につけるなんて。断る理由もない。
私は、紙とペンを出し、大きな文字で
「やります!」
と書いた。
全然、調べずに書いてます,,,だから、つまり自論です。もしかしたら、話しかけてもらえた方が、耳が聞こえない方はうれしいのかもしれないですけど、でもやっぱり限度ってあると思います。普通の人でも、休み時間ずっと7,8人に囲まれたらいやですよね?(うれしいこともあるかもしれないけど)
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