表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
声と音  作者: I have no name
5/9

転入生

「「おはようございます」」

今日も、あいさつ活動を生徒会などの人たちがやっていた。私は、軽く会釈をして、学校に登校した。



「えー、今日は入学式が10時からあって、その後もう一度学活をして、今日は下校になりますと。あと、明日から授業が始まるから、気を引き締めておくこと。」

須藤先生は、今日の予定を伝えた。そして、もう一つ

「えー、それと、1人、転入生が来ます。さ、入って入って。あ、そうか、ごめんごめん。」

とよくわからない言葉を残し、教室を出ていった。

その間、教室は転入生の話題で持ちきりだった。

しばらくすると、先生とともに、一人の男子生徒が教室に入ってきた。

その男子生徒を見て、私と沙耶は目を合わして、「あの時の人だー」と目で叫んだ。

「えー、転入生の藤原夜声ふじわらよごえ君です。仲良くするように。あと、彼は耳が聞こえないので、話すときは筆談か、手話でするように。じゃあ、藤原くん、自己紹介を。」

須藤先生は、藤原くんの肩をトントンと叩いた。

「藤原夜声です。夜の声と書いて、よごえといいます。これから1年間よろしくお願いします。」

「じゃあ、夜声くんは後ろのあそこの席に。あ、そうか、また。」

須藤先生はペンを持ち、紙に何かしら書き、言った内容を伝えた。

クラスの10割の女子は、もう目がキラキラしていた。


入学式までの空いた時間、藤原くんの席の周りはものすごく女子が密集していた。私も、その中に入ろうとしたが、もう満員電車に乗っているようで、藤原くんの顔は見れなかった。


twitterの方で掲載の告知をしています。

通知が来て、すぐに見れると思いますのでどうぞフォローしてください!!

(フォロー返します)


『声と音』が面白かったり、これからが気になると思う方はどうぞ感想を書いてもらえるととても励みになるのでお願いします!!

https://twitter.com/ALIS_in_order

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ