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シーン32

シーン32 冒険者


GM:魔境が消滅し、元のドラグボロゥ城に戻りました。同時に増え続けていた改造雑魚敵も一斉に消えます。


ミネーズ:後は帰るだけですが・・・・。


ロゼ:トイバルの1人娘は邪紋使いになりましたか?


GM:YES。


アストラ:・・・・この子、どうしましょう? 連れ帰ります?


クルクーセ:できるわけがないでしょ。


GM:なお、ヴェラ・インサンドがトイバルの1人娘が無理矢理邪紋使いにされたことを知り、怒りを表します。


#ヴェラ・インサンド:「何ということだ・・・・!!」


ロゼ:これ、両親から混沌への嫌悪の故に捨てられるプラグだろ。


GM:当然、トイバルは逮捕されるし、母親は狂い出しますね。


ミネーズ:でも、私たち、ダン・ディオードに頼まれた者であり、ヴェレフールの敵なんですねよね・・・・。


ロゼ:俺が引き取ろうか? 何かもう、マサリと冒険に出るルート確定だし。


セキュア:それしか解決方法が思い付かない・・・・。


GM:では、ロゼから引き取り案を出されると、マサリは困惑します。「子供の扱いは苦手なんだよ」


ロゼ:「そこを何とか! 遺跡に行く方法を教えるから!」


#マサリ:「はい分かりましたって応えるわけにはいかないだろ・・・・。うーん。両親の許可を得てからの方がいいじゃね?」


#ヴェラ・インサンド:「同感だ。望むならば、説得の手伝いをしよう」


クルクーセ:トイバルを見るよ。


#トイバル:「好きにしてくれ・・・・。どの道、私はもうお終いだ・・・・」


ミネーズ:「ロゼ。ここは一旦、ヴェラ・インサンドに預けて、後で一緒にトイバルの母親を説得しに行きましょう」


ロゼ:「分かった」


クルクーセ:「じゃ、帰ろうか?」


#ヴェラ・インサンド:「待ってくれ。そなた達は何者だ?」


ミネーズ:「通りすがりの冒険者ですよ」


#ヴェラ・インサンド:「君から聖印の力を感じる。せめて、私の聖印を受け取ってくれないか?」


ミネーズ:「私はそのような資格は有りませんよ。海の向こうから来て何処かへ流れていく、ただの旅人であり、冒険者ですから。」 


クルクーセ:うん。どこにも間違ってない。


#ヴェラ・インサンド:「そうか。---そなた達によって魔境は消えた。君たちに最大の感謝を」


ミネーズ:「いいえ、大したことはしていませんから」 そう言って立ち去ります。


ロゼ・アストラ・クルクーセ・セキュア:ミネーズに付いて行きます。


#ヴェラ・インサンド:「あれが冒険者か。・・・あんな人と一緒に戦場を駆け抜けたかったものだな」 小さく呟いて地下に歩いていくミネーズ達を見送ります。

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