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シーン28


シーン28 魔境心鏡 その3


GM:クルクーセ。君はミネーズが仕えていた前君主にモンダキュー・モードに暴言を吐き、処刑されそうになった映像を見ている。


クルクーセ:あーー。アレ? 素直に見た目そのまま「えーとね、デブおっさんに見える」と言い表した時。


GM:それがキレられたんだよ。


クルクーセ:えーー・・・・。初めて出会った時、延々と自分の立場の凄さを語ってから、「どうじゃ、儂は偉いだろう?」という感じで訊ねてくるから正直に言っただけなのに・・・。


GM:確かにどこにも嘘は無いけどね(笑)


ミネーズ(シーン外):まぁ、悪意は有りませんでしたし・・・・。


ロゼ(シーン外):その辺りの衛兵も一瞬頷きそうだな。心の中で「同感です」って。


GM:と、とりあえず、クルクーセ。君はミネーズに庇って貰い、一緒に旅に出る事になった。仕事場に転々としながら。


クルクーセ:楽しかったよ。苦しい時が有ったけど、人々に優しくして貰って嬉しい時が有ったし。


GM:でも、時々に思うことがある。「自分が居なかったら、ミネーズは幸せに暮らしていただろうか」と。


クルクーセ:自分のせいで未来を白紙に戻したと同じだもんね・・・・。ミネーズは「大丈夫だから」って言ってくれるけど。


GM:謎の声が響く。「見よ。お前の主がメイドとして働き、恋を覚え、立派な男と結婚する未来を」


クルクーセ:有ったかもしれない未来、かぁ・・・・。


GM/謎の声:「選択せよ。理想の未来か、茨道の今か」


クルクーセ:私は・・・ミネっちと一緒に居たい。それはいつまでも変わらない思いだよ。だから、ミネーズが危機に襲われても、私が護るし、そんな「危機」を撃ち抜くっ! 

      私は茨道の今を選ぶ!


GM/謎の声:「なるほど。君は他人の幸せを考える事が出来ぬのか」


クルクーセ:あ。いや、そのっ・・・(←沈黙化)


GM/謎の声:「悩め。大いに悩め」


クルクーセ:ううん、構わない! だって、私はミネーズの名馬だから! 一生ミネっちを支えるよ。


GM:OK。「我、その覚悟を見たり」と響く。・・・ということで話を先に進めるね。

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