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シーン26


シーン26 魔境”心鏡” その1


GM:アストラとセキュア。君たちは白い霧を見つめていると、昔の記憶が浮かんでくるのが分かる。


アストラ&セキュア:うんうん。


GM:アストラ。君は時空魔法を極めたいという気持ちが有った。けど、1人1人ずつ仲間から心の距離が離れていくのが分かった。


アストラ:時空魔法。それは研究の果てに何が有るのが分からないものでした。だからこそ、確かめたかった。その果てに何が有るのか、を。・・・・その代償に僕は人間関係を嫌うようになった。


GM:一人ぼっちになっても研究は続けた。その時間に自己満足的で物足りないさを感じた。求めたいものが有る。けど、人に見てもらいたい。そんな複雑な気持ちを持った。


アストラ:そんな時にロゼ、そしてミネーズ達に出会いました。


GM:最初の冒険は新鮮で、記憶に残るものだった。信頼もした。こんな仲間と一緒に冒険したいと思った。---但し、爵位カウントを使ってのアカデミーサポートを得る為の話し合いをするまでは。


アストラ:ロゼは冒険に役に立つものにしたいと言いました。けど、僕の探求心が「研究室が欲しい。一人ぼっちでできる部屋が欲しい」と僕を後押ししてしまった。


GM:話し合いの結果、一人ぼっちで研究できる部屋を手に入れた。だが、代償は大きかった。信頼関係が崩れ始めたのだ。


アストラ:分かっていました。こんなことにしても為にならないと。でも我慢できなかった。昔から望んだものだったから。


GM:ここで謎の声が響く。「選択せよ。今の運命を受け入れるか。拒否するか」


アストラ:・・・受け入れます。例え、それが望んだものではないだとしても、責任を持って、最後まで成し遂げたい。


GM:「そこからは別の未来が見えよう」 君がやりたいことを我慢して、皆が喜ぶ映像が見える。「それを拒否するか?」


アストラ:今更引き戻れませんから。このまま前に進むしかないんです。破滅が待っていても。


GM:OK。次はセキュアだよ。



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