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シーン8

シーン8 マスターシーン 


場所:スウォンジフォート


混沌レベル:3


GM:マサリと戦った翌日の朝。アンドリア軍の拠点。その城のとある部屋。


???:「むぅ。侵攻するか、和平か、悩むな」


???:「これはチャンスです。今のうちに侵攻すれば簡単に手にいれますぞ」


???:「・・・それだけはしたくない。王が無き国に迫っても愚者にしかならないのだよ。ローガン・セコイア」


???→ローガン・セコイア:「では、どうするつもりで?」


???:「待つ」


ローガン・セコイア:「は?」


???:「待つと言ってるのだ」


ローガン・セコイア:「それは・・・・あの国に王たる者が現れるまで・・・?」


???:「その通り」


ローガン・セコイア:「・・・・いつも言いますが、今の世界は熾烈を極めつつ有ります。その競争に勝ってこそですよ。ダン・ディオード子爵様」


???→ダン・ディオード:「分かっているさ・・・。せめて、向こうの国に、民の為にと考える君主ロードが居れば上手く話が進むのだが」


ローガン・セコイア:「お言葉ですが、甘く考えない方がいいですよ。特に今は」


GM:ダン・ディオードが頷くと、ローガン・セコイアは満足したように微笑し、一礼をします。


GM:その時、魔法杖から音声が聞こえ来て、ローガン・セコイアが応えます。


GM:しばらく魔法杖でのやり取りをしたローガン・セコイアがみるみる青白い顔になっていきます。


伝兵:「ダン・ディオード様! 大工房同盟から報告!」


ダン・ディオード:「何が有った? 手短く話せ」


ローガン・セコイア:「はっ。マリーネ・クライシェ様が行方不明になりました! この非常事態について君主会議を開きたいので大至急来たれしのことです!」


ダン・ディオード:「なっーーー」


ローガン・セコイア:「恐らく責任を非難し合うかと。困りました。ノエラ・ディオード様を置いて離れるにはいけませんし・・・・」


ダン・ディオード:「いや、対策は有る。混沌に抵抗できる力を持ちかつ、敬意を払える人達に護衛を任せよう」


ローガン・セコイア:「・・・・まさか」


ダン・ディオード:「・・・一度娘を助けてもらったばかりというのに、彼らに頼る羽目になるとは・・・・。早速だが、ロゼ達を雇い、口論という戦場に出る準備を始めよう」


ローガン・セコイア:「承知しました」

(用語説明)


マリーネ・クライシュ:公式NPC。ルルプ1の313Pに説明有り。


ダン・ディオード:公式NPC。ルルプ2の233Pに説明有り。アンドリア軍の実質指導者。


ローガン・セイコア:公式NPC。ルルプ2の233Pに説明有り。ダン・ディオードに助言する立場にある。


大工房同盟:マリーネ・クライシュがまとめている連合国家。公式組織。ルルプ1の305Pに説明有り。

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