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シーン4

シーン4 要望


GM:(1Rで終わるとは・・・) 

では、マサリは気絶しますよ。


アストラ:とりあえず、フェーストエイドとキュアライトゥーンズをしますね。


ロゼ:・・・・物足りないな。


GM:え?


ロゼ:アストラ、マサリを全回復してくれ。


アストラ:それは勿論ですが・・・。


ロゼ:本気の勝負だというのに、こんな終わり方はマサリも納得出来ないだろう・・・GM、ロゼはマサリと再戦を要望します。


ミネーズ:・・・正気ですか?


ロゼ:ああ。


クルクーセ:相手は軍と戦える強さを持っているんだよ?


ロゼ:分かっている。ちゃんと能力値を振り直してから挑むさ。


GM:ころころと特技が変わるメンバーだなぁ・・・・。分かりました。でも、その前に、イベントです。


ロゼ:え?


GM:再度マサリに挑もうとした時、船上に黒い霧が収束していきます。やがて、人型に変わった時、ミネーズは思い出します。


GM:その人が”混沌の理”アボロスであるということを。


”混沌の理”アボロス:「待て。そのまま闘っても負けるだけだ。まずは戦闘スタイルを変えよう」


ロゼ:「どうやって?」


”混沌の理”アボロス:「クルクーセ。君はもっと早い馬になりたいとは思わないかね?」


クルクーセ:「そりゃ、思っているけど・・・ってなんで名前を知っているの!?」


”混沌の理”アボロス:「そこは気にするな。気にしたら負けだ。・・・・ふむ、どんな馬にしたい? 俺が変えてやろう」


クルクーセ:「えっと・・・・」(DBAHを見て)「名馬:ウォーホース」


”混沌の理”アボロス:「良かろう。動くな、今から混沌をいじる」


GM:そう言ってクルクーセの背を触れ、どこぞの錬金術師のように、一瞬にして混沌の自然律を変えました。・・・というわけで擬人化体:名馬:ウォーホースにしてもいいですよ。


一同:何だそれーーーーーーーーっ!?


”混沌の理”アボロス:「次はミネーズだな。これを贈ろう」


GM:”混沌の理”アボロスの両手に混沌が収束し、殉教者の聖愴と戦乙女の羽根兜が現れ、ミネーズに渡します。


ミネーズ:ちょっ・・・・いいんですか!? こんなもの、私にとってはチートアイテムですよ!


”混沌の理”アボロス:「どんな強力なアイテムであっても、所詮使い手によって道具の定めが確定する。手に取るのか、取らないかは、君の自由だ」


ミネーズ:・・・・分かりました。手に取ります。


”混沌の理”アボロス:「良し。次はアストラ。お前だ」

そう言って、さっきと同じやり方で異界魔書と星なき夜を渡します。


”混沌の理”アボロス:「異界魔書に、ライトニングボルト、インヴィジブルの扱い方を記してある。もちろん使用可能魔法レベルは今のままでいい」


アストラ:わーい。チートアイテムが来たーーーー。


”混沌の理”アボロス:「最後はロゼだな。・・・・ふむ、手出しできるところがないな」


ロゼ:「そうか。それは良かった」


”混沌の理”アボロス:「・・・・決めたぞ。お前の投影装備をオルノガンにしよう。ロゼ、どれにする?」


ロゼ:「要らん。そんなの欲しくもない」


”混沌の理”アボロス:「ならば、美少女奴隷(非戦闘員)を付けよう。なあに、投影体だ。心配するな。食事と寝る所はお前の魔境にある」


ロゼ:「そういうことじゃねぇ。他人の面倒を見たくないんだよ」


”混沌の理”アボロス:「む・・・・。そこまで言うならば仕方ない。諦めよう」


ロゼ:「それでいい」


”混沌の理”アボロス:「ああ、言い忘れたことがある。聖印の範囲攻撃を使っても、<操具の主>を使用したオルノガンは巻き込まれない。念のためにそうなるように手を加えた」


GM:”混沌の理”アボロスの説明は以上です。では、特技取り直しをしてください。

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