シーン16
シーン16 ブレトランドの誓い
魔境”花園”
混沌レベル5
#魔境の主:「ヨハネス子爵。知っていた? 私、投影体なの」
#ヨハネス子爵:「う・・・うん・・・」
#魔境の主:「私ね、長い間、「外」の世界を旅してきたの。時々、人と仲良くなりたいと思ったの。でも、その度に拒否されたの」
ミネーズ:「・・・・貴女は」
#魔境の主:「ヨハネス子爵。私と居て楽しかったでしょう? もっと居たがっていたでしょう? 私には分かるの。だって、「魔境の主」だもの」
#ヨハネス子爵:「・・・うん。そうだよ。だから、君が好きになったし、ノエラ姉も好きになった」
#ドイバルの娘:「あ、あたしも!」
#ノエラ・ディオード:「例え、貴女が嫌われ者だとしても、私は貴女と話せて嬉しかった」
#魔境の主:「そこで頼みたい事があるのーー私のような投影体を守ってくれる?」
一同:えっ?
#魔境の主:「確かに皆が思う通り、悪い投影体は居る。でも、そればかりじゃないの。きっと善い投影体も居る。そう信じたい。もしそれが現れたらーーー皆で守ってあげて」
ミネーズ:私、クルクーセと会っているので、心が痛いです。沢山言いたいのに、言えない・・・・そんな感じ。
クルクーセ:ミネーズ・・・・。
#ヨハネス子爵:「うん。分かった! 約束するよ!」
#ドイバルの娘:「んー。頑張る!」
#ノエラ・ディオード:「・・・・ええ。約束します」
ミネーズ:「私たちが貴女の願いを実現できるよう、努力します。このーーー」
NPC3人・ミネーズ:「「「「聖印に誓います
」」」」
GM:一斉に聖印が輝いて、その光が強くなり、やがて目を眩むような眩しさを出します。
ミネーズ:「っーーーー」
GM:気づけば、いつの間にか、巨大美術館の中に居ました。ヨハネス子爵、ノエラ・ディオード、ドイバルの娘も一緒です。
ミネーズ:帰ってきたんですね・・・。
GM:なお、魔境の入り口となった名も無き価値ある絵は消えています。有るのは、ただの壁です。
ロゼ:あ。ここで登場してもいいですか?
GM:どうぞ。クルクーセ・アストラもいいですよ。
クルクーセ:「ミネーズゥゥゥゥ!!」
駆け寄ってミネーズに飛び掛かります。
ミネーズ:「ぐぶっ・・・・!?」
クルクーセ:「大丈夫!? 大丈夫だよね? 怪我とか無い!?」
ミネーズ:「怪我なら・・・貴女の・・・・」
ロゼ:「おっ、居たのか。・・・・ふむ。どうやら終わったっぽいな」
ヨハネス子爵に気づきます。・・・・ヨハネス子爵の特徴を知ってもいいですか?
GM:ええ。
アストラ:「一時はどうなるかと思いましたが、安心しました」
GM:ここで遅れて、ヴェラ・インサルンドとアントリア軍の調査隊(兼剣闘士)が着いた所で・・・シーンを切ります。




