シーン3
シーン3 心配性の戦闘鬼傭兵団長
アストロフィ子爵領の城門前
混沌レベル3 登場pc全員
城に入り、案内されたのは、応客室ではなく、団長の個室。そこには”血飢えたる”フラメアと素性の知らぬ男が居た。
GM:というわけで現アストロフィ子爵の後見人フラメアと邂逅です。
ロゼ:あの有名な”血しぶきの”フラメアか・・・! っと、pcは知ってもいいですか?
GM:ダイスを振るのも面倒くさいなので、知ってもいいです。
アストラ:おいおい・・・・。
ミネーズ:「お初に目掛かります。私はミネーズ。右から、クルクーセ、ロゼ、アストラと申します」
#”血しぶきの”フラメア:「・・・・・・・」
何かを恨めしげに見ていた。肩が震えており、ロゼ達よりも魔術師メイトゥサーを注目している。
#魔術師メイトゥサー:「フラメア様?」
真意が理解できず、首を傾げる。
GM:ロゼ達を舐め回るようにジロジロと見てから、魔術師メイトゥサーに歩き寄る。
そして、かっと肩を掴んだ。
#”血しぶきの”フラメア:「た・・・じょう・・・」
#魔術師メイトゥサー:「フラメア様?」
#”血しぶきの”フラメア:「大丈夫なんだろうな!? 今度! 今度こそ、ヨハネス様を連れ戻すことが!」
#魔術師メイトゥサー:「もっ、もちろんございます。この四人組は単なる囮。ヨハネス様を連れ戻す為の本命はあちらの、凄腕の傭兵様です・・・!」
#凄腕の傭兵:「信頼される程の実力はないがな」
#魔術師メイトゥサー:「いえいえ、ご謙遜をさられないで下さい! あなたの戦闘スタイルはアーティスト/シャドウ/シューター。それも逃げ隠れたあの憎き「マサリ」を捕まえた履歴を持つ・・・!」
ロゼ:待った。ここで割り入ってもいいですか?
GM:いいですよー。
ロゼ:「マサリ? メイさん、マサリと言ったか?」
魔術師メイトゥサー:「ええ。あの”棒術の使い手”マサリです! ここで働き、数々の問題を引き起こし、それを我々に丸投げをし、遠き地に逃げた憎き奴ですっっ!!」
ロゼ:「それは結構苦労したんだな・・・。何というか・・・あいつに代わって謝っておこう・・・。そうか、あいつ、ここで働いていたのか・・・」
#凄腕の傭兵:「なんだ。知っていたのか。奴ならブレトランドに居るはずだぞ。探したらどうだ」
#”血しぶきの”フラメア:「その前に我々の依頼を優先してもらう。お前ら(ロゼ達)はこいつ(凄腕の傭兵)を連れてブレトランドへ行き、1週間滞在。その間、傭兵をザポートをしろ。もちろん、何らかの功績が有った場合、追加報酬を払おう」
クルクーセ:「大体分かったよ」
アストラ:あ。質問してもいいですか? その・・・・どうしてブレトランドに行く必要があるんですか?
GM:ん。それは言えない、とフラメアは呟くよ。但し、君たちはそれが嘘だと見抜く。
ロゼ:単に巻き込まれないようにか、ヤバい奴か、どっちだな・・・・。
クルクーセ:ここで追いつめても分からないねー。だから、早くブレトランドに行こう!
ミネーズ:そうですね。その前に、傭兵さんも馬車に乗ります?
GM:もちろん。一緒にブレトランドへ向かう。
アストラ:自分達が足を引っ張らないように頑張りましょう。
ロゼ:「仕事の内容は分かりました。ブレトランド行きの船はどこにありますか?」
#”血しぶきの”フラメア:「馬車で少し行った所にある。メイトゥサーに案内して貰え。ーーー武運を祈る」
ミネーズ:一礼をしてから、部屋を出ます。
GM:ブレトランドまで後残り1シーンか・・・。