シーン8
シーン8 依頼の内容
ロゼ:「こんな感じでいいか?」
倒れ、消えゆく遍歴騎士を見てから、メイトゥサーに言います。
魔術師メイトゥサー:「ええ。そうしてもらうつもりでしたから・・・。合格です。明日の朝には内容を説明しましょう」
ロゼ:「お祝い金はいつ送られるんだ?」
魔術師メイトゥサー:「では、夕食、宿代を肩代わりしましょう。それがお祝い金です」
ロゼ:「それは、明日の食い物にも含まれるよな?」
魔術師メイトゥサー:「流石にこれ以上は・・・」
ロゼ:「ああ、気にするな。聞きたかっただけだ」
魔術師メイトゥサー:「では、宿に戻りましょう。良い夢を」
ロゼ:「ああ」
GM:宿に戻り、ロゼは深い深い眠りに落ちます。
ロゼ:本当に勝ったのか・・・。今でも実感できない・・・。
GM:あれだけステータスをいじればね・・・(笑)
ロゼ:っと、魔術師メイトゥサーが出発するまで起きれますか?
GM:うん。起きれる。8時間寝たからね。ステータス、回復してもいいよ。
ロゼ:じゃあ、HP20、MP22になります。もう終わりになる・・・よね?
GM:その通り。で、ロゼの部屋の扉から叩く音が聞こえる。
#魔術師メイトゥサー:「私です」
ロゼ:「どうぞ」
#魔術師メイトゥサー:扉を開いて、
「では依頼の内容を説明しますね」
ロゼの意志を聞かず、そのまま座る。
ロゼ:「・・・・先に言っておくぞ、割に合わない依頼は要らん」
#魔術師メイトゥサー:「ええ。分かっています。貴方にお願いするのは、ブレトランドでの大量魔物討伐、1週間滞在すること、そしてとある人を連れていくことです。報酬は功績に見合った金額を出します。・・・・表向きは」
ロゼ:「裏は?」
#魔術師メイトゥサー:「それは申し上げられません。何せ、重要な情報です。ただ、地下に有る秘密の入り口を探せのことです」
ロゼ:「・・・分かった。せめて、メイさんが勤める所を教えてくれ」
#魔術師メイトゥサー:「アストロフィの伯爵ヨハネス様の助言人をやっています。まだまだ幼いですが、立派な聖印をお持ちですから」
ロゼ:え?(ルププを見た)・・・ファッ!? ちょ、GM、GM! 今の、知っていた事にしてもいいですか?
GM:じゃあ、振って。情報収集、目標値8で。
ロゼ:(振った)・・・8! ギリギリ!
「・・・・・・・・・・・」(←困惑している)
「なぁ、メイさん・・・・メイジは君主から離れてはいけない・・・・これで合っているか?」
#魔術師メイトゥサー:「いいえ。許可を得られば離れることもあります。都合上仕方ないことなら」
ロゼ:「・・・・もういい。難易度が見えてきた。で、誰が潜入するのをサポートしたらいいんだ?」
#魔術師メイトゥサー:「納得頂けましたね。では、これから出発しましょう。その際でも説明します。ああ。そうそう、あり得ないと思いますが、伯爵ヨハネス様に似ている人を見かけたら是非優しく接して下さいね」
ロゼ:「見たことはないし、会ったこともない」
#魔術師メイトゥサー:「そうでしたね。これは失礼しました。では、外で待っています」
その後、部屋から出ていきます。
ロゼ:「俺、生きて帰られるのか…?」
GM:そんなロゼの呟きは誰にも聞かれることなく虚空に消えてゆくーーー。
というわけで、セッション1:「孤高の旅人」はここまでとなります。