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第30話 第1回談笑会

 今回は談笑会なので、ゆるゆると。天の声の代わりに地の文は作者でお届けします。

「…ら姉貴はだめなんだよ。もっと…」

 弟クン!!もう談笑会始まってますよ!!

「うぇ!?」

「こんにちは!もしくはこんばんは!第1回談笑会へようこそ!司会進行兼ボケ役のお姉ちゃんです」

「始まってることに気づかなかった弟です。てか姉貴、自分でお姉ちゃんて言ってることが痛い」

「だって呼んでくれないんだもん」

 すいませーん。私に挨拶させないつもりですか?

「どうぞどうぞ」

 天の声なようで天の声とは別人な作者です。

 今回も早速、届いた質問に答えて行きましょうか。

「はーい」

「司会進行って姉貴じゃなかったっけ?」

 気にしちゃいけないよ、弟クン。

 まずはこちらから。

「ペンネーム『一家に一台弟クン』さんから」

「俺は家電製品か!?」

「まぁまぁ。『塚田って本当にあんなに変なんですか?16話の時みたいに』だって」

 16話っていうとコンテスト前の大学でのひとこまですね。どう思いますか、弟クン。

「塚田はもとから変だ。初回から変人オーラ出まくりだった」

「そうだっけ?どうなの、作者」

 えー…うー……塚田は…初回の時の変さが通常です…。回を重ねるごとに変さが増してきまして…。エスカレートして行って…現在に至る。

「16話は作者が塚田の暴走を止められなかっただけらしい。以上!次!」

「ペンネーム『家政婦に弟が欲しい』さんから」

「だからなんでみんなで家政婦とか電化製品とか便利な道具的な扱いなんだよ!!」

「しゅーちゃんだからでしょ?」

 そんなこと言ってないでさっさと質問に行ってください。

「はいはい。『弟は大学で何を習ってるんですか?栄養学?』」

「俺が家事ばっかりやらされてるからって誤解しないでください。正解は経済学。栄養学じゃありません」

 なんで経済学なんですかー?

「それは経済を勉強して会社でも上になるため……って作者は知ってるだろうが!!」

 読者様から聞かれそうな質問を代弁しただけですよ。

「経済学じゃなくて栄養学にすればよかったのに」

「なんでだよ」

「そうしたら栄養も完璧で美味しいご飯が毎日食べられるじゃない!!」

「…じゃあもう明日から俺、作らなくてもいいよな?経済学だから」

「待ってー!!ごめんね、しゅーちゃん!!」

 姉弟コントしなくていいからさっさと次に行きましょうや。

「…作者…丁寧語が保てなくなってるぞ」

 丁寧語に飽きたんです。

「作者ぁ…」

 しょうがないじゃないですか。いつもざっくばらんに生きてる人ですよ?

「作者の化けの皮が完全に剥がれる前に次に行きましょう。ペンネーム『一輪車で世界一周』さん。…一輪車でどうやって海越えるんだろうね」

「がんばれ。影から応援してる。あくまでも影から」

 海超える時は普通に船とかに乗るんじゃないですか?

「そっかぁ。そうだよね」

「今の問題はどうやって海を越えるかじゃねぇから。さっさと質問も読めよ、姉貴」

「俊介…なんで命令口調なのかな?」

「口が滑っただけです。読んでください、お姉様」

「『弟に彼女はいないんですか?いないのなら出来る可能性はあるんですか?』」

「この質問は俺に対するイジメか!?ここの読者はみんなそんなやつばっかりなのか!?」

 プチ乱心中の弟に代わり、私がその質問に答えましょう。現在彼女はいません。いたこともあるんですけどね。ですよね、お姉様?

「そうそう。前にいたんだけど、いつの間にか別れてたんだよね」

「あーねーきー…!!それ以上喋ったら、その口縫い止める!」

 別れた過去は思い出したくないようですね。ではいつか弟が別れた時の話でもしましょうか。

「やめろ!!天の声!!」

 残念。今は作者です。

 さあ次に行きましょうか。

「作者の反省部屋」

 へ?そんなコーナーありましたっけ?

「色々謝罪しないといけない作者のための反省部屋」

 お、弟クン!?仕返しですか?

「謝罪することがないとは言わせない」

 弟クン…笑顔が黒い…。

「はいはい。まず、前々回のシンデレラ編については?」

 …ネタが思い浮かばず…勢いで書きました…。

「へー。そう。じゃあなんでここ最近、動きっていうのがないのかな?」

 動きとは…?

「毎回家の中。部屋を移動することもなくずっとリビングにいるんですけどね、俺達」

 …ちょっと壁にぶつかりまして…。

「壁があったらぶっ壊せ」

 いやあのね…せめてどんな壁か聞いてくれませんか?

「しゅーちゃん、天の…じゃなくて作者イジメちゃダメだよ。さらに哀れな扱いになってくよ?」

「天の声が?」

「しゅーちゃんが」

「………」

「さあ、どんな壁か言ってみて」

 お姉様の方が怖…なんでもないです。

 名前の壁に阻まれまして。

「名前?塚…なんとかの?」

 いや、そいつは眼中にもないんですけどね……問題はお姉様の名前でして…。

「何故か作者が出し惜しみしてる姉貴の名前?姉貴の名前は…」

 それ以上言ってはいけません!あとの楽しみがなくなる!

「だから壁にぶつかるんだろうが」

 出し惜しみしてたらいつ出せばいいんだか分からなくなりまして…。そうしたら、お姉様の名前が分かるようなネタを避けるあまり壁にぶつかりました。

「アホ作者…」

 ひどくないですか!?

「私の名前ならすぐに出せばいいのに。よし、次回私の名前発表ってことで!」

 え?そんな急に言われても…。

「文句ある?」

 いえ、ございません、お姉様。

「ということで次回、お姉様と弟クン第31話でついに姉貴の名前を発表」

 斎藤家の命名裏話は(忘れなかったら)第2回談笑会でします。

「次回の談笑会は50話でやろうと思います。作品に関する疑問質問を談笑会宛てに送ってください」

「ペンネームも忘れずに」

「それじゃあ、次回、第2回談笑会でまたお会いしましょう!!」


 ということで次回、ついに姉の名前を発表。

 それにしても今回は随分すっきり談笑会がしまりましたね。

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