プロローグ:出会いは必然、別れは突然に
突然ですが、並行世界っておかしいと思いませんか?
よくあるアニメでは主人公視点でしか進みません。並行世界で何度も何度も何度も何度も何度であるもその人が死んでも、この世界で生きてるからセーフ。ということになるんです。それはあまりに合理的で、都合が良すぎるとは思いませんか?
夢を見ていた。
小5の夏、僕がまだこのど田舎に引っ越してくる前のことだ。その頃はやる事なす事支離滅裂で、悪く言えば自分勝手、よく言えば自分のやりたいことをどんな手を使っても成し遂げるような奴で、今の自分と比べるとほんと楽しかったし、充実感があった。そんな僕にもその頃は親友がいて、、、って名前なんだっけ?
そんな生活から一変。僕は汚い自分の部屋で汚い布団に潜り、スマホで時間を溶かしてる。
「何処で道間違ったんだか」
今日は2026/04/01まだ春休みの真っ最中だ。
今日から僕は中3。受験生だ。
受験生といってもまだまだその実感は湧かない。
勉強よりも部活優先。そんな生活のせいで頼れる親族はおじいちゃんか兄貴だけ。
そんな中、今日は待ちに待った日帰り温泉旅。
友達と合計4人で裸の付き合いである。
なんせ田舎だから、電車も少ない。
よって集合は6時という過酷な時間になってる。
とりあえず友達の一人、スチールウール、、、もとい瀬戸と合流する。瀬戸の髪がスチールウールのようにギッシギシなのでこういうあだ名がついた。
「現在時刻は、、、5時45分か。ここから駅まで10分で着くし、間に合うな。」
スチールウールはそういった。
歩きながら、たわいもない話が続いた。小6の頃の恥ずかしい話や喧嘩した時の話、こう考えるとこいつとももう長い。もう親友といっても差し支えないだろう。
僕は靴紐が解けているのに気づき屈んだ。
「南雲!!!!」
その時、あいつは僕の名前を叫んだ。
瞬間、僕はトラックに頭を潰された。




