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うちのハムスターが引きこもってばっかりだと思ったら、急に擬人化してきたんですけど!?  作者: 櫻木サヱ
ちくわ、テレビ番組で大暴れ

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スタジオ入りで固まるちくわ、照明にびっくり

土曜の午後、テレビスタジオの扉が大きく開かれ、ちくわと凛が足を踏み入れた。

そこは無数のカメラがずらりと並び、強烈な照明が天井から照らす生放送の現場。スタッフたちが慌ただしく動き、ケーブルが床を這い回り、モニターには様々な角度からの映像が映し出されている。

「わ、わぁ……ぼく、ここ……どうすれば……?」

ちくわは元ハムスター時代の本能で、小さく震え、耳をピンと立てて目をキョロキョロさせる。


凛はすぐに肩に手を置き、優しく声をかける。

「大丈夫、ちくわ。ゆっくりでいいからね。カメラは怖くないよ」

ちくわは小さく「えへ……」と答えるものの、照明の明るさに目がくらむ。



スタジオ内の音もまた大きい。カメラのシャッター音、スタッフの呼び声、モニターからの効果音……あらゆる音が一度にちくわの耳に飛び込む。

「うぅ……ちょっと多すぎる……!」

耳をぴんと立てたまま、ちくわは小さくジャンプしたり、床にちょこんと座って固まったりを繰り返す。


黒川は少し離れた位置で苦笑い。

「こいつ……光と音に弱いのか……」

プロデューサーの高峰は眉をひそめ、モニター越しに指示を出す。

「凛さん、大丈夫ですか? 今回は生放送ですから、トラブルは避けたいんですけど」

凛は息を整えつつ、ちくわの小さな体を支えながら答える。

「……なんとかなると思います……多分……」



リハーサル開始。

ちくわはマイク前に立つと、小さな声で「えへ……」とつぶやき、ぴょんぴょん動く。

元ハムスター的リアクションで手を耳の近くに置き、目をぱちぱちさせながら周囲を観察する。

スタッフは笑いをこらえつつも、カメラの位置や照明を微調整。



「ちくわくん、カメラの方を向いてね!」

ディレクターの声に、ちくわは目をぱちぱちさせて固まる。

「えっ……えっと……どうすれば……?」

思わず小さくジャンプしながら、声で「えへへっ!」と反応。

その動きにスタッフも凛も笑いながら支える。



カメラが回り始めると、ちくわはさらに緊張。

「ふぅ……深呼吸……元ハムスターとして自然に……!」

小さくジャンプしたり手を動かしたり、体全体で元ハムスター的リアクションを表現する。

照明が眩しくて目を細めると、思わず「わわっ!」と声が出る。


黒川は横で苦笑い。

「……天然すぎる……でも、妙に魅力があるな」

高峰も思わず呆れる顔。

「これ、本当に生放送でやるのか……」



凛はちくわの動きを手で支え、耳や手の位置を直す。

「大丈夫、ちくわ……落ち着いて……声も無理に張らなくていいんだよ……」

ちくわは小さく「えへへっ」と笑い、照明の光に目を細めながら、元ハムスター的リアクションで小さくジャンプ。



リハーサルが進むにつれ、ちくわは少しずつ慣れてきたものの、依然として予測不能な動き。

マイクに近づきすぎて耳を倒したり、突然ジャンプして声を出したり。

スタッフはカメラを追いかけ、凛はちくわを支えながら、天然タレントの行動に翻弄され続ける。



こうして、テレビ番組のスタジオ入りは、ちくわの元ハムスター的リアクションで一触即発の状態となった。

だが、その天然さこそが、これから始まるテレビ出演での大暴れ、そして視聴者を巻き込む伝説の幕開けを予感させていた。


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