第一部の登場人物・国まとめ
先に54話をアップしております
第一部に相当する部分が終了したので一旦登場人物等のまとめです。一部サブキャラに関して、まだ出していなかった設定だけの初出になる情報がいくつかあります。
■登場人物
◇イリア・アニス・ハーミット
現在22歳でアニス王国の女王。腰まである黒髪と深紅の瞳が特徴的な美女。身長は170cmと高め。
邪神アルと幸せになる為に、同じく神になる事を目的としている。それ以外はわりとどうでも良い。
一部の友人に対してだけはそれなりの興味を持っている。特に聖女ミアについては親友だと思っている。
幼い頃に魔の森に捨てられ、そこで過酷な生活を強いられた。その事についての恨みから悪の道へ進む事に躊躇いを持たなくなった。
本来であれば良き妃になれた筈の才女であったが、魔の森の生活により人でも魔族でもない最凶の存在へと至る。15歳の時に魔の森の奥地でアルベールと出会う。
アルベールとの生活を続ける内に自分が持つ魂と、アルベールの想いを知ってからは2人で永遠に暮らす事を目標にする様になった。
◇邪神アルベール
1万年以上の時を生きる邪神。かつて友の裏切りに遭い、その怒りと後悔から悪の道を選ぶ。
邪神となってからは孤独な日々を過ごし、500年前に封印されてからは魔の森の奥地でひっそりと眠りについていた。
瀕死のイリアのお陰で封印から解き放たれ、イリアの生き方に自分と似たものを感じて同志と認める。
イリアがかつての想い人の魂を有していると気付いてからはイリアを愛する様になる。2m近い身長と、色素の薄い肌が特徴。少々病的に見える見た目をしている。
◇ミア・オルソン
現在21歳の聖女。平民の生まれだったが、幼い頃に光の女神サフィラに選ばれ聖女となる。
イリアとは全てが真逆の存在で、回復や支援を得意とする。戦闘はそれほど得意ではないが、弱いわけではない。
この世界でアルベール達を含む数少ないイリアの理解者。イリアの苛烈さに度々苦言を呈すものの、嫌っている訳ではない。
むしろ一番の友であり、たまに2人でお茶会もしている。15歳の時にイリアに会う為に魔の森へやって来た事で知り合う事になった。
◇女神サフィラ
浅葱色の髪を首元まで伸ばしており、紺碧の瞳を持つ小柄な女性。顔立ちは大人びており睫毛が長い。
本来は優しい女神様で、アルベールの事も昔から気に掛けて来た。しかし意見の相違から結果的に対立している。
イリアに対しても同様に気に掛けてはいるが、やはりアルベール同様に意見が合わない。穏便に世界を運営したいサフィラはその事が悩みの種。
■登場人物
◇ミルド・ランバート
現在55歳のアニス王国宰相。古くからアニス王国を支える公爵家の一つであるランバート家の当主。
イリアが女王になる前は前王家と一部の貴族達による暴走に手を焼いていたが、イリアが全てを覆したお陰で胃薬を常備する生活から解放された。
イリアの方針はやや苛烈だとは感じているが、しかし国の為には必要な存在だと認めている。
またこのままアニス王国が成長し続ければ、大陸を統一できるのではないかと密かに野心を滾らせている。
◇リーシェ
23歳で浅黒い肌を持つ美女。遠い異国の地で生まれ、アニス王国にやって来た凄腕の暗殺者。
組織には属さず、単独でこれまでも多数のターゲットを始末して来た。実は歳の離れた弟がおり、その弟の為に働いている。
弟は体が弱く、薬を飲まないとすぐ体調を崩してしまう。その薬代は高額で普通に働いたのでは買えない。
幼い頃から貧民街で生活して来た為に、奪い奪われが当たり前の世界で生きて来た。その結果、暗殺者の道へと進む事になった。
◇カイル・マリット
アニス王国の騎士団長。長身の美丈夫で、金色の髪を短髪にしている。フレームの細い眼鏡をしており、氷の騎士様と女性たちから呼ばれている。
イリアに心酔しているが、同族のリーシェとは犬猿の仲。騎士も民も強くあるべきと考えている実力主義者。厳しい人間ではあるが、冷酷な訳では無い。
◇バート
ミアの護衛騎士達を纏めている隊長。現在は31歳で妻子がいる。イリアの魔の森暮らしを知っている数少ない人物。
自分も娘が居る為に、ハーミット夫妻の行いには心から怒っていた。作中では珍しいイリアに対して最初から優しかった大人の1人。
◇ベイル・イオニス・サーランド(故人)
サーランド王国の国王であり、プライドが高い武闘派。イリアやミアが世界を左右している事が気に入らないと思っている。大陸会議では執拗にイリアを糾弾しようとする。
最終的にはイリアに対して暗殺者達を送り込んだ事で報復を受ける。彼の死後は弟がサーランド王国の王となっている。
◇レミア・オーレル・マイアー
現在20歳のオーレル帝国女帝。戦争時にイリアによる虐殺を見てトラウマに。イリアが怖くて仕方ない。
出来るだけイリアとは一緒に居たくはない。ただ一方的にイリアを恐れているだけで、別にイリアからは嫌われたり虐められたりはしていない。
むしろイリアとしてはわりと好意的に接しているつもりだが、レミアにはそれが伝わっていない。
父親がアニス王国相手にやらかしたせいで、いつも半泣きになりながら女帝()をする羽目になった可哀そうな人。
◇エリオット
前執事長をやっていた60歳の老人。イリアが産まれてすぐに解任されてしまっていた。かつてはイリアの父に代わり世話をしていた人物の1人。
◇ヴィンス・ハーミット
イリアの父親で覇気のない男。体格こそ恵まれたが、大した強さはない。シンプルに小物。
◇メリル・ハーミット
イリアの母親であり、青い髪を持つ女性。体格は普通。容姿だけは優れていたがそれ以外は特に何も無い人。
◇デンゼル・ハーミット
イリアの祖父で武闘派のおじいちゃん。厳しい人ではあったが、民を蔑ろにはしなかった。アニス王国の領土拡大を訴えていた強硬派でもある。
◇マリーナ・ハーミット
イリアの祖母で数々の功績を残して来た女傑。かつてのマリーナを知る人達からの信頼は今も厚い。遺品の扇子をイリアに遺していた。
◇マリオン・エルロード
現在35歳でトサカの様に逆立った赤毛が特徴の暑苦しい男。騎士としては有能であるがとにかく暑苦しい。
元々はマリーナのファンをしていたが、今では熱狂的なイリアの信者。勝手にイリア様の盾を自称している。
◇カルティア・エルロード
マリオンを同じく35歳の女性。茶髪をショートカットにしている一見小柄で平凡な女性。しかし実際には結構武闘派でマリオンの同類。
■登場人物(魔族)
◇魔王ガルド
魔族達の王。筋骨隆々の大男。日本のヤギの様な角を持つ。力こそ全ての脳筋で、イリアの強さを気に入る。嫁に迎え入れようとしている。
◇ジルヴァ
ガルドの副官で頭脳派の男。細見で長身。赤い髪を短髪にしている。ガルドとは先輩後輩の関係で幼い頃から同じ集落で育った。
■世界観関係
◇ハルワート大陸
物語の舞台となっている大陸。結構な広さを誇る。イメージ的にはロシア+中国ぐらいの広さ。大陸の中央から東側が人族の領域で西側が魔族の領域。アニス王国はちょうど大陸中央の北部にあり魔族領と国境が隣接している。
◇アニス王国王都 中央都市ファニス
前王の圧政で疲弊していたが、イリアのお陰で世界有数の商業都市へと成長して行った。現在では大陸でもトップクラスに栄えている都市。
◇北東の隣国オーレル帝国
イリアの事を侮り宣戦布告。戦争を仕掛けるも2日で全面降伏。今ではアニス王国に搾取される属国。
◇聖王国サリア
聖女ミアが産まれた国。最大派閥の宗教「神聖教」の中心地。光の女神サフィラを崇めている。5年に一度、大陸中の人族の代表者達が集まる大陸会議の開催国。
◇モーラン共和国
アニス王国の真南に隣接している国。最近国内情勢が慌ただしく、不穏な話も出ていた。アニス王国相手にやらかして今はモーラン自治領と化している。
◇リンネル王国
アニス王国の南東側で国境が隣接している。特に問題は起きていない平凡な国だった。今ではイリアを恐れるあまり軍門に下るかどうかが議論されている。
◇サーランド王国
東の大国であり、アニス王国同様武力で大きくなった国。ベイルがやらかした事で大変な目にあってしまう。
◇海洋国家ルウィーネ
モーランの更に南にある国。港湾国家とも言える漁業が盛んな国である。
◇魔族の国グライア
魔素が元々豊富な土地が多く、魔族が暮らしている国。




