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18 家庭不和で東京の郊外に転校しました。

学校へ行っても<外国人は危ないんだって・・>等と、田舎特有の閉鎖的な風土なのだろうが、それよりも【外国人による犯罪】が社会を混乱させている事が原因だったと思う。


俺以外でも<あいつの母親は〇〇国の人間だ。> とか、子供ながらに警戒心を養っている事は、異世界人のおれからしたら当然だと思うので、恨みもしなかった。


だが母親は・・「先生!省ちゃんがイジメられている事を把握していないのですか?」と学校に押しかけては教師を罵倒しており・・


<あいつの親はモンスターペアレントって言うんだぜ>等と、教室で話題になり俺は益々孤立して行った。


また、俺の故郷では赤ちゃんと言うものは・・【誕生まで1年間神の世界に居る】そして【母親の胎内では1年経過している】という迷信が普通だったので、おれは実は【8歳】だった事が判明した。


<省君?どうした同級生に置かれているよ!>と体育の教師にハッパをかけられて・・


「おかしい?俺の体力は、こんなに低かったのか?」と不思議に思って色々と勉強したのだ。


それと、日本に来てから急激に体重が減った。


今現在の俺の身長は130センチ・体重30キロなのだが~【身長5センチ減】【体重5キロ減】だったのである。


元の世界では【神童】と呼ばれた俺だったので、知識をフル動員して考えてみたら・・


【アズガルド世界の人間は、魔素で出来ている。】という話を思い出したので、魔素が無い分だけ【弱体化】してしまっていたのだ。


同級生と【3年差】があると言う計算なので・・「これじゃ追いつく訳ないよ!」とガッカリした俺だった。


困りごとは俺の事だけでは無かった・・「あなた!同窓会で浮気したそうね!さっき女性が尋ねて来て『広さんの子供が出来たので・・』と言っていたわ!」と母が癇癪を起す。


学校・家庭の問題で限界を迎えた母は・・「省ちゃんと実家に帰ります!」と言って


俺は『東京の中学校』に通う事になった。


同級生との『3年の差』を埋めるべく~食べて・寝て・走って~を頑張っていたら・・


身長170センチ・体重50キロまで成長し、何とか体育でも同級生に後れを取らなくなってきた。

「君・・芸能事務所には入っているの?」中学1年のある日、同級生と都内で買い物していると、芸能プロダクションからスカウトされて・・「ただで【ダンス】【話し方】【歌】をレッスンしますよ!」と言う条件が気に入って登録したのだった。


やがて【モデル】の仕事が来たり【ロケ】の仕事が来たりと、社会勉強が進んだ事が何よりうれしかった。


そして【高校入学】がやって来た。


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