17 その後の【俺】についての噂。
「ハジノ ヒロシ&&」と【ギルドの案内嬢?】が俺達家族を呼んだ。
「&&$$#GGG。ハイ!YYTT&&%%##デス。」
俺は両親と共に【村役場】に行き、待つことなく30分で【土師野 省】になった。
「2階にパーラーが有るので、寄って行きましょうね。」と母が言うので、3人で手をつないで階段を登る。
「これが【コンクリート】と言う建材なのですね!」と、俺は異世界に来て初めて見た3階建ての高層建造物に感心していたのだ
「今度、美佐江の実家に行って見よう。東京を見たら驚くよ!」と父もニコニコしている。
ここは日本という国のN県の山間部にある農村である。
戸籍上も10歳と、ピッタリだった俺は【小学5年生】に編入したのだった・・【が】
「#$%&」)) %%‘’‘##デス」 <おまえ!何言ってるかわからねえよ!>
<堀が深い顔だけど・・灰色髪に緑色眼?何処の国なの・・>
「え~みんな静かにして!省君は【外国の病院】から退院して、帰国したばかりなので仲良くして欲しい。」と先生が注意してくれた。
読者の皆様は、もうお分かりだろう・・異世界から【召喚】された勇者は【言語・文字】が備わっており、コミュニケーションが円滑に行われるのだが・・おれはそれが無かったのだ。
考えてみれば、神様に内緒で・・勝手に異世界に来た訳だから【異世界言語・文字】とか【アイテムボックス】とか【鑑定・索敵】などのチート能力は無いのだ。
【世直しの旅】で貰った【マンティスの短剣】とか、装備一式は「お前のスキル【プリズン】が消えてしまうとマズイから、不要な物は置いて行ったほうが良い。」と言われ、俺がプリズンに保管していた【宝石】【魔石】【アイテム類】【アーティファクト】は置いて来て、代わりに【王国金貨30枚】を貰ったのだ。
ただし【プリズン】は普通に使えたし・・「ステータス!」と言えば
+++++ステータス+++++++
種族:ヒューマン
誕生後年齢:8歳
LVレベル:9(成人平均30)
アビリティレベル:体術(初級)剣術(初級)
MP(魔力):9(成人平均30)
HP(体力):8(成人平均30)
AGI(回避):10(成人平均30)
STR(攻撃力):9(成人平均30)
VIT(耐性):9(成人平均30)
INT(知性、並列思考):15(成人平均30)
MNP(精神力):14(成人平均30
スキル【魔法F(生活)】
ギフト【プリズンB(時間操作)(3室)(ドレイン)】
【%&&$$ $$$】
+++++表示終わり++++++
と、ちゃんと出ていた。
ちなみにサーバントである【イビルアイ】は魔力が栄養源なので、姉に預けたのだ。




