16(一部ラスト)強敵を倒した俺は「決断」をするよ。
「イビ―!いるか?」と言うと・・「イヒッ!」と言う声と共に、サーバントである【イビルアイ】がやって来た。
「50年前に俺が【転生】をお願いした時に、本来ならば10歳の【元服の儀】でイビ―が【記憶の欠片】をかけて、思い出す予定だったのだが・・」
<グフッ!> 姉は「お父さん!もうしゃべらないで!」と言うが・・お父さんは姉の手を握り・・「私は女性が怖かった・・だから軽蔑したフリをしていたのだ。愚かな事だ・・」と言うと・・<ガクリ>と息を引き取ったのだった。
<ウイン ウイン>とゲートが鳴く?音がしたので【時間】が無いのだろう。
勇者夫婦がゲートに向かうと俺達を見て・・「いっしょに来ない?」と聞くのだった。
俺は、お父さんと勇者夫婦が話す【日本】に興味が尽きなかった。
宿で勇者夫婦の部屋に行き、遅くまで「それで!それで!」と、好奇心丸出しで未来の自動車~飛行機~ミサイルなどを聞いては、勇者夫婦のベッドで寝落ちすることが多かった。」
俺は姉に・・「俺!日本に行きたい。」と告げる。
女性勇者は姉にの「あなたもいらっしゃい!」と言うのだが・・
「私は【未来】には合わない気がしました。母親も居ますし、私はこちらの世界で最強の騎士を目指します!」と告げるのだった。
そして俺の手を取り・・「この【結界の指輪】を持って行け。私は自分の力でアーティファクトをつかみ取るからな。」と言いながら俺の指にはめると、大きかった指輪が<シュン>と小さい俺の指に合ったのだ。
<<頑張れよ!>> <<カエデ君なら大丈夫!>>
と、魔法師や騎士も見送ってくれた。
「「じゃあ、行きましょうか。」」と勇者夫婦に手を引かれて・・
<グル~グルン> という不思議な感覚に包まれて・・
<チュン チュン> という小鳥の鳴き声のする山の中?に現れたのだった。
「おお!連れ去られた・・いや召喚された場所に戻って来た!」と男性勇者が言う。
<ザー ザー>と、川の音が妙に荒々しい場所であり、自分が暮らしていた場所よりも【寒い】感じがして<ブル~ブル>と、風が吹くたびに寒がっていたところ・・
「これを着なさい」と言って、勇者のマントを借りたのだった。
<あれまあ!【神隠し】から帰ってきたでよ!> <土師野だろう?50年まえの高校生はどうなった?>
俺達3人が【革鎧】【プレートアーマー】【両手剣】【マント】姿で山を下りると・・
ゾロゾロと黒目黒髪の大人・子供が寄ってきたのだった。
女性勇者が「10年前に行方不明になっていた長男の【省】君を連れ戻して来ました。!
と、言いながら剣抜き、高々と掲げると、村人は <<・・・・>>目が点になっていた。
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ところで、10歳の俺が「僕は!」と言わないことに気が付いてくれただろうか?
この物語は【18歳】になった俺が【異世界に居た頃】昔を思い出していたものなのだ。
なぜ?今更8年前に別れを告げた異世界の事を思い出しているのかって?
それは・・<勇者様!> <成功したぞ!大勢いるぞ!> <魔王に勝てるぞ!>
俺は再び異世界に【呼び戻された】のだ。




