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エターナルの鳥籠  作者: 今日は青色の気分。
7/10

第一部-7 少女

 "あと三分ほどで百五十七地区立学校に着きます。すぐに降りられるように荷物をまとめて下さい"


バスのアナウンスが流れた。


「ヒャクゴジュウナナチクガッコウって、言いづらいね」


ローレンは荷物入れからバックを取り出しながら言った。


ヒャクゴジュウナナチクガッコウ、と呟いて、


「早口言葉にできそう」


と、エリが言ったとき、ガタンとバスが揺れた。


"到着しました。()()()()()()()()()()()()()()()、降りて下さい"


バスのアナウンスはそう言っているのに、ビキを含めた男子たちは、誰が一番最初に降りられるのか、バスの中を全力疾走して、運転手さんから注意を受けていた。


「バスの中を走るなんて危ないよ」


と言って、ルーシーは顔をしかめた。


「ほんとに迷惑」


と言って、そばかすの女の子も顔をしかめた。


「私たちも降りようか」


ローレンはそう言って、バックを背負った。

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