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PROLOGUE:冬奇祭

 北海道の奥地にある針九里村で毎年の12月某日に「奇祭」が催されるという。しかしその実態は謎で誰も確認したことはない――



 こんな都市伝説がインターネットで囁かれ始めたのはいつの頃の話だろうか? 笠松教授はコーヒーを片手にノートパソコンを一旦閉じることとした。



 そもそも針九里村なんて村は日本地理上に存在しない。



 かつて「鮫島事件」のことを熱心に調べてみたことがあった。結局は何者かが仕掛けたネットスラングに過ぎないと世間では断定されて、笠松の研究対象にもならなかった。時間の無駄、そんな肌感覚が今回もするのだ。



 そういえば「ミッドサマー」なんていう映画が巷にて流行っているらしいが、今回の「冬奇祭」も何だかそのブームに乗っかり出来たものではないだろうか?



 安易な考え方だが、それでもこれだけデジタルが進歩した時代だ。民俗学の闇なるものをずっと懐疑の目で研究してきた彼は何だか見透かした気でいた。



「電話?」



 ふと彼のスマホをみると着信があった。彼のゼミ生である磯部からのものだ。彼は確か北海道の奥地出身だったか。「まさかな」と呟きつつ電話をかけてみた――

∀・)冬ホラーフェス2020、はじまりました!!本作も何卒宜しくお願いします!!

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