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……って、とんでもない  作者: 文音
9/21

登校 2


 左腕の肘にかけていた鞄を、持ちなおそうとしたときだった。


「亜希。鞄、俺が持とうか?」

「え? そんな。いいよ、そこまでしてもらうわけには……」


 やっぱり鞄、貴晶にあたって気になっていたんだ。


 貴晶は今、右腕でわたしを支えて抱き上げる、いわゆる片腕抱っこという力業を為しつつ学校への道を急いでいる。

 それで体力オバケの幼馴染に幼児のように抱っこされて運ばれているわたしはといえば、彼の背中にまわした左手でわたしと貴晶の鞄を持って、大人しくつかまっているのがお仕事……みたいな、なんとも情けない状態に陥っていて……。


 無論、やむにやまれぬ事情があって、こうなってしまっている。

 ても、それでも、ここ最近にないくらい、じわじわとダメージが溜まって居たたまれないし! ……なにより恥ずかしい。

 それに、貴晶はおくびにも出さないけど。……キツイよね? コレ。


 ならばせめてどうやってふたり分の鞄を持ったら、貴晶にもわたしにも一番負担が少なくてすむだろう? 彼の体温と匂いとをいつになく身近に長く感じてのぼせている頭では、その正解がわからない。


 体調を考慮して中身を必要最低限のものだけに減らしたわたしの鞄だけでなく、貴晶の鞄のほうがむしろ軽くてたすかってはいるけれど、ハッキリ言ってわたしは重い! フツーの女子とくらべたら、身長ぶんは確実に……。

 だからできるだけ、貴晶のじゃまにならないようにして持っていたいと思うものの、まさか持ち方を変えて試してみて、それをいちいち貴晶にどうか? と確かめるわけにもいかないし……。


 それでなくても貴晶には昨日からお世話になりっぱなしで、幼馴染というだけでここまでしてもらっていることに気がひけて、気持ちが落ち着かなくて困惑している。


 さすがに、いくらなんでもここまでくると、わたしメチャメチャ過保護にされているのでは?

 これで、わたしの自意識過剰だなんて、誰も突っ込んでこないよね?


 さっきのも、少しでも貴晶がラクになってくれたら……なんてわたしが自分勝手に考えて彼の背中でゴソゴソしていた行為が、貴晶にしてみたら危なっかしくて、いらぬ心配をさせてしまったのかも? そしてそれを注意されるどころか、逆に気を遣わせてしまっているだなんて。



 ……これが俗にいう、αがやらかしがちだという、あの……「ズブズブに甘やかす」?

 

 正直あまり思い出したくもないドラマの映像が、脳裏にまざまざと浮かんできた。

 放映当時、いろんな意味で多くの反響を巻き起こした恋愛ドラマ。放送枠が平日の夜の十時からなんて時間帯にも関わらず、そのとき中一だったわたしのクラスでも、特に女子の間で盛り上がっていたんだよねぇ……。


 お互いのことなんてまだなんにもわかってないだろう初っ端から、ヒロインのβのOLに、後に恋人となるαの会社社長の御曹司がぐいぐいアプローチしてきて。

 展開が早いせいもあって、「平日の昼間っからこのひと達ヒマなの? お仕事は?」って見ながら画面に向かってつい口走ってしまうくらい――わたしがここまで突っ込みを入れまくったドラマは後にも先にもこれだけだったりする――イケメンα御曹司がちょっぴり気が強い系庶民のヒロインをかまい倒すシチュエーションが、巷ではウケていたのだけど。


 話題のドラマということで、始めのうちは一緒に視聴していたお母さんも割と早い段階でフェードアウト。クラスメイトとの話に乗り遅れまいと頑張っていたわたしも、いよいよ佳境を迎えてヒートアップしていく演出に、クライマックスを見届けることなくギブアップした。

 とりあえず録画はしたもののまったくの手つかずで、今後も恐らくわたしが見ることはないだろう。


 ……もう、身悶えもできないくらいの、底なしの恥ずかしさでした。

 身につまされて正視できないどころか、物語終盤からは「――いくらドラマだからってこんなの飛躍させすぎでしょーー!」と悲鳴をあげてしまうようなエピソードがてんこ盛りで。



 もしかしなくても、わたしの今置かれている状況って、傍目にはそのドラマと大差ない……?

 「恋人」か「幼馴染」かって違いだけで……。

 甘やかされてる、わたし?


 ひょっとして貴晶の意識のなかではわたしって、いつまでも一番仲が良かったころの「幼馴染の小学生」のままで――。

 そこで、止まってしまっているのではないだろうか?


 貴晶にとっては――わたし、お子サマ? 完全な保護対象?


 ……いや。まさか? それは、ないよね?




「もう大通りに着く。どうする? 亜希。学校までこのまま行くか?」

「えぇ?」


 鞄からつい情けない方向に思考がどっぷりと沈んでしまい、通り過ぎていく周りの景色が目にはいっていなかった。わたしが目をそらしてしまっていたせいもある。

 このスピードで進んでいたらいつもよりずっと早く大通りに出るだろうってことくらい、なんで気づかないんだ? わたしのバカ。

 

 あわてて進行方向に顔を向けたわたしの眼に、わたし達が通ってきた道路の先で交わる大通りの様子が飛び込んできた。

 昨日からいろいろあり過ぎて怠さの抜けきれないわたしの眼に、すっきりと晴れ渡った空の青さがしみる。遅れて焦点の合ってきた視界には、わたし達のいる道路沿いの家並みと、その先の道幅に切り取られた空間に、大通りの向こう側に建ち並ぶ商店やオフィスの入った大小さまざまなビル群を背景に、ゆるやかな勾配の坂道を機械的に歩いていく人々。


 電車の到着から時間がたっているのか、学生達の姿はまばらだ。

 毎朝、彼らが列をなして登っていく様子を見慣れていたわたしの目がもうひとつ、異質なものを捉える。


 ――道路が交差するその手前に立ち止まって、こちらをじっと見ている男子学生がいる。

 遠目にも長身で、その身に纏っているのが高校の学生服であること自体が似つかわしくないくらいなのに、我が校の制服を寸分の隙なく着こなしている。

 そんな矛盾した感想を抱いてしまうほど、がっしりと見事な体躯の。


 それが誰であるのか、すぐにわかった。



「おろして、貴晶。わたしおりる。自分で歩くから」

「……いいのか? 俺はこのままで、ぜんぜん構わない」


 さっきからわたしにどうするか聞いてきてはいるけれど。

 もうそれこそ大変な運動量だと思うのに、貴晶の息遣いも声の調子もさほど乱れていない。

 斜め上から見下ろしているので、髪の毛に隠れてしまうのと角度的にわたしからは影になって、貴晶の顔は表情がわかりづらくなってしまっている。なまじ顔立ちが端整なだけに、どことなく普段の綺麗とはまた異なる妙にアンニュイな雰囲気を漂わせていて、もうずっと落ち着かない気分にさせられているうえに、前髪のすき間からちろりと横目にわたしを見上げてくる眼が――。


 ――貴晶。あんた、まったくわたしの意志を尊重する気なんてないでしょ?


「いいから!」


 あんたが構わなくても、わたしが全力で気にするんだってば!

 あそこでわたし達――いや。貴晶を待っているのは片桐君だ。


 αって大抵、常人なら気づきもせずに見逃してしまうようなものでさえ、的確にとらえる驚異的な目を持っていたりする。

 よってわたし達の姿は、片桐君にかなり前からしっかり目撃されていたに違いない。


 ……って?

 うわーーーーー。クラスメイトになんてところを!

 っていうか。

 いつも通り合流できなかったからって、わざわざあんなところに立って貴晶が来るのを待っている片桐君の行動のイミがわかりません!

 だって学校へ行くだけだよ? これが女の子同士とかカップルとかいうならまだあるかもだけど。――男同士でしょ?

 クラス同じだから、ここでダメでもこのあと学校で会えるんだよ。

 どんだけ仲いいの? あんた達!



 わたしが気がついたくらいだから、貴晶も当然、片桐君の存在を視認していて。


「……片桐まで道連れにするのは悪い。やっぱり俺が……」


 貴晶が声のトーン落としてきたーー! しかも道連れって? やめて。縁起でもない。


「なっ。なにを言って? ダイジョーブだって! わたし歩ける! もう元気になった」

「……ふぅん?」


 わたしの必死の訴えにも関わらず、貴晶のこの反応、まるっきり信じてないな……。


「提案だ。おまえが自分で歩いて、俺とおまえと片桐の三人で揃って遅刻する。俺がおまえを抱えて歩いて、できれば予鈴が鳴る前に三人揃って校門をくぐる。どちらも同じくらい耳目を集めると思うが、おまえはどちらを選ぶ?」


 ――なっ!

 ……なんだって? なんていう二択を突きつけてくる。

 どっちもとんでもなく、情けないし、恥ずかしいけど。

 貴晶の言っているこれって、『耳目を集める』って?

 ……コレ、選択肢なんか無いじゃない? 後々のことまで考えたら、答え決まってるじゃないかーーーー!


 進学校でαの在籍数が他校より多いと言われるウチの高校でも注目と羨望を集めているα二人が、わたしのせいで遅刻?

 なんとな~くだけど、仮に「先に行ってくれ」とわたしが懇願しても、片桐君きいてくれない気がするし……じゃあ、わたしが頑張って歩けばって、……う。ものすごいプレッシャーで心臓がばくばくしてきた。



 ちっともスピードの衰えをみせない貴晶の足は、わたしの緊張がおさまって頭が冷静さを取りもどし、現状打破へのいとぐちをつかむまで――なんて悠長に待ってはくれない。さっぱり考えがまとまらないうちに、すぐに大通りに着いてしまった。



「おはよう。和泉、橘さん」

「おはよう、片桐」

「……おはよう、あの……」

「橘さん、とりあえずは学校に出てこられるくらい、良くなったみたいでよかったよ」


 爽やかな笑顔で、さりげなくわたしの体調を気遣ってくれる片桐君。

 ただし、この普通でない状態に甘んじているわたしを直視していながら、それについてはいっさい触れてこないあたり……。



「その鞄、俺が持つよ。それと和泉、急いだほうがいい」


 スルーされている時点で、ある程度予想はしていたんだけど。


 ――片桐君までこの恰好で、わたし達に学校へ行けというのか。


 じとっと非難がましい視線を片桐君に送った直後、わたしは彼が続けて投下した台詞に息をのんで固まった。


「今朝は剣持けんもちが校門に立ってるって、先に学校着いたやつから連絡があった」


 ひぇ! 風紀指導の剣持先生? よりにもよって?

 幸いにもわたしは直接からんだことがないから「コワそうだしなるべく関わりたくないかなー」程度の印象しかないんだけど、そういう場面での対処がとにかく厳格で、まず情状酌量なんてしてもらえない。

 たとえ相手がαの生徒であっても容赦をしない難物という評判だ。


 もっとも、一分遅れただけでご丁寧にも我が家のドアホンを鳴らしてくる幼馴染のおかげで、予鈴前には教室の自席に座ってしまっているわたしは、そのあたり聞いた話だけなのでおおまかなことしかわからない。



 というのも、ウチの高校はΩも通う共学の私立校だけに、それなりにセキュリティ面にも力を入れている。

 これはあくまで噂だけど、ウチみたいな進学校に実力で合格してくるΩは裕福な家庭の子女が多いとか、そういう方面の強化を期待しての寄付もあるらしいとか。


 それで正門と裏門、校舎裏などには監視カメラが設置され、常駐の警備員さん達がモニターで監視しているんだとか。校舎のなかはまぁ、生徒のプライバシーの問題やらもろもろの課題があって検討はされているけど……。当面はできるところから、という段階でとどまっているらしい。


 ――なので当校では、本鈴が鳴り終わると同時に警備員さんが門扉を閉めてしまう。ふつうなら。 


 ただ、聞くところによると警備員さんもオニではない。さすがに必死で駈けてくる生徒の鼻先で門を閉じてしまうような非情な仕打ちはしないそうなのだけど、それが剣持先生の場合……。



 ――なんで? こんな日に?

 風紀の「朝の挨拶運動」ってたしか先週の火曜日にもやってたよね。

 これってもうちょっと間隔あけてやってなかった?


 予鈴を過ぎて登校してきた生徒は、風紀委員から注意を促されるんだっけ?


 ……風紀委員の貴晶が? 仲間の風紀委員から?

 しかも、予鈴どころか、本鈴にも間に合うかどうか!


 ザーっと一気に背筋を冷たいものが降りていった。 


 なんで、こんなにすぐ?

 遅刻しそうな今日に限ってたまたまやってて、しかも先生たちのなかでも一番厄介な剣持先生がたまたま担当って?


 わたしのとばっちりで……もし貴晶と片桐君が学校推薦枠狙ってたら……影響ある? αばっかり集まる大学だと、成績上位者のαの間でものすごい競争だって聞いたことある。

 わたしが目指している女子大の、それもβが対象の推薦枠など問題にならないくらい。


 昔も現代いまも社会を中枢で動かしているのは圧倒的にαが多いという構造は変わっていない。これは美雪ちゃん情報だけど、出身大学がα大――全ての性に門戸を開いてはいるものの、結果として卒業にまで至るβとΩの学生がごく少数しかいない状態が続いているためこう呼ばれている――であるかどうかも社会にでてからの評価や人脈を左右するんだって。

 まさにαにとっては将来がかかっていると言っても過言ではない、狭き門をめぐる闘い。

 同じ「大学受験」でも、彼らのそれはβのわたし達とはとてつもなく次元が違っていそうで、想像もつかない世界だ。


 一般入試で臨むならウチのような共学の高校よりα校に進んだほうがなにかと有利だって、お父さんが悠希に言っていたような気がするし……。


 顔から血の気がひいていくのがわかった。これで今日何度めだろう? くらくらする頭で考える。


 学業成績が同程度だったら、学習態度や生活面などほかの部分での評価がモノをいってくるかもしれない。 




『俺にとっては亜希と同じ学校が、ベストの選択』


 そう言って笑っていた貴晶の眩しい表情かおが突如として思い出されてきた。そのキラキラとした光景に、胸が締めつけられる。わたしの浅くなっていた呼吸が、その刹那、止まるのを感じた。


 あのとき、貴晶はわたしと同じ高校に進むことを選んだ。

 α校に――受かっていたのに。

 普通なら、αなら、そんな進路を選ばない。

 ――なのに。


 わたしというβの幼馴染の存在が、αである貴晶の将来に影を落としているのではないだろうか?


 あのときのわたしの心は、貴晶が手の届かない遠くへ行ってしまうのではないかいう不安に震えて、そうはならなかったことに単純に喜んで……。

 なにより、貴晶自身がわたしと一緒にいることを望んでくれた。それを貴晶が彼自身の口で、はっきりと言葉にして、わたしへと語ってくれた。


 そのことにわたしは舞い上がって……そんなことにも気づかないで。


 ううん。わたしは見ないように――見たくないものに蓋をして、目をつぶったんだ。



 αとして行く末を決めるに、出身大学がどこになるかは重要だろう。高校が共学校だっただけに、貴晶にはもうあとがない。


 今度こそは、貴晶が進みたい道を目指すことができるように。

 わたしにできることなんてなにもないけれど、せめてもじゃまにならないように! と思うのに。

 それなのに……わたしが、また?


 泣きたい気分になって、でももちろんそんなことできなくて。わたしは唇をかんで、きゅっと貴晶の肩に置いていた手を握りこんだ。

 手のひらにあたる指先が、とても自分の身体の一部であるとは思えないほどヒヤリとして冷たい。たったそれだけの些細なことですら、惨めに打ちのめされたわたしの心を凍えさせる。


 ふいに、温かい感触がわたしの手を覆って、太く固い指先がわたしの冷えた指先をくすぐるように何度も撫でていく。彼の指がなぞっていくところからじわりと熱が通っていくようで血が流れていく感覚がこそばゆい。わたしが手を引っ込めようとするとすかさず大きな手に包みこまれて、貴晶の肩へとやんわりと押し戻された。


 制服越しでもわかる貴晶の肩のしなやかでありながら逞しい筋肉と、鎖骨の固い感触と、今のわたしの手には熱すぎる温もりと……。

 ふと昨夜、彼の家のリビングで垣間見た姿が、時間にしてほんのわずかの間のことであるのに、瞼の裏に鮮明に焼きついてしまった残像が、白いシャツの上に現れる。

 胸元のシャツの襟の間から、くっきりと形のいい鎖骨がのぞいていた……。

 その生々しさに、接している指先どころか頭の芯までもが、妖しく揺らめく灯火の美しさに魅入られでもしたかのように、うっかりと、我を忘れて触れてしまいそうになる。


 ――待っているのは……。


 ぶるりと身体が震える。


 貴晶の髪がわたしの鼻先をかすめた。さらりとくすぐる髪の毛と彼の匂いとが、麻痺していたわたしの感覚を呼び覚ましていく。途切れていた温もりが戻ってきて、彼の存在を眼でも確かたくて小首をかしげてうかがった顔は、口角をかすかに上げて……苦笑わらっていた。

 顔をやや俯けているせいで、わたしからは表情が読み取りにくいけど。……貴晶とはつきあい長いんだからね。このくらいはわかる。

 



「今日は予定では、遅刻者チェック無い日だったんだがな。……片桐、貴重な情報をありがとう。助かる」

「おう。剣持、引っかかるとうるさいぜ。さっさと行こう」

「ああ、急ごう」


 貴晶はわたしを一度ゆすり上げてしっかりと抱えなおすと、片桐君のあとに続いて再びハイペースで歩き出した。


 ――こんなのもう、流れに身を任せるしかないじゃない。甘えすぎだの迷惑をかけるだのと、わたしがヘンに気をまわしたり意地をはるどころじゃなくなっている。



 わたしは自棄と諦めとが覆っていく気持ちを持て余し、ここはもう貴晶に任せようと流されることにして、ダメージの少なくない自分のプライドを納得させようとした。


 それに……。

 

 こんな切羽詰まったときでも、貴晶の匂いは優しくて温かくて、安心する。


 

 ……ほんと、ダメだな。わたしってば。

 身体の調子がイマイチで、それで貴晶があんまりわたしによくしてくれるものだから、それでこんなふうに気弱になっているんだ。

 ……きっと。



 貴晶のこんなにも近くにいられて、これほどまでに大切に扱ってもらえる、今のこのポジションが――幼馴染も――いいかも、だなんて。 







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