転生したらスライスだった件…

作者：石ノ森

目覚めると何も見えなかった…

むしろ目の感覚が無い…。俺の体は…凄く薄気がする、なんだこれ…。

薄体がチクチクするものに乗っかっている感覚…。

少し意識がはっきりしてきて今までの事を思い出す。

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確か道をあるいて居て目の前をボールが転がって行って、飛び出して来た小学生を止めようとしたら「じゃまだおっさん」って殴られて車道に飛ばされてちょうど走ってきたロードローラーに…

それから謎の白い空間で謎の自称女神さんに、「えーと、あなた転生できるから、あなた好きだったでしょ…転スラだっけ？はーい」と適当に言われて…

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確かに転スラは好きだったが…これは…スラ…スライス！？

体が細い二本の棒でつままれ持ち上げられ…カジラレテ行くー…

あーもう意識が…

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「おースライスよ死んでしまうとは何事だ」…先ほどの世界に戻ってきたようだ…

「何事かじゃないよ…説明してもらうか…転生したらスライスだった件について…」

後書き・背景

このスライスは魔王のスライスで食べて居るのは勇者です…

スライスされたにも関わらず復活仕様とした魔王でしたが復活間際の不安定な所で主人公の魂を割り込まされた事で再覚醒に失敗し普通に食べられました。

なので実は主人公は世界を救ったのです。