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詩、あるいは詞

作者: 志賀飛介

真夜中に思いついて胸に手を当ててみると

トクトク心臓がリズムを刻んでいて

何だか生きてるってこと思い知らされた


昼間はそんなこと気にせず過ごしているけど

もしかするとこれは凄いことだったりして

そう思えばこの体をもっと大事に思えるかな


心臓が動いて心臓が動いて心臓が動いて本当に邪魔です


いっそこの体を切り裂いて 心臓だけ綺麗に取り出して

庭の隅っこなんかに埋めてみたら

そのうち小さな芽が出てさ 大きくなって

いつか素敵な花が咲いたりしたらなぁ


ものを考えるのは全て脳の仕事なはずで

なのに悲しいことがあるといつも

心臓のあたりが痛むのはどうしてだろう


真夜中に限ってこんなことを考えるのは

外があまりにも静かだからで

だけど朝になれば痛みも忘れている


心臓が痛くて心臓が痛くて心臓が痛くて本当に邪魔です


いっそこの体を切り裂いて 心臓だけ綺麗に取り出して

庭の隅っこなんかに埋めてみたら

そのうち小さな芽が出てさ 大きくなっていつか

素敵な花が咲いたりしたらなぁ


心臓がいつか心臓がいつか心臓がいつか


いっそこの体を切り裂いて 血管も全部切り取って

血液ごと土の中に埋めてみたら

暖かな日差しで芽吹き 葉を茂らせていつか

素敵な花が咲いたりしないかなぁ


一年ぐらい前に書いたやつですね。暗くてごめんなさい(笑)


心臓の音とか脈動とかが気になって眠れない時のことを書いたものになってます。

最初は地面が揺れてるのかと思ったんですが、自分の脈でした(笑)なんであんなに脈打つんですかね?あんまり水飲まないから血液がドロドロなのかな。


心臓を植えたら花が咲くっていうアイディアは結構気に入ってて。例えば死体の心臓のあたりから芽が出たりしたら面白いですよね。




って感じで投稿してますので、お時間ありましたら是非他の作品も見てってください。


では。

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