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億万長者のさだめ
羽柴「言っておくがワシは別に金持ちじゃから人に見せびらかして自慢してるわけではない」
高嶋「まあ知ってるよ。一般の平民から数々の貴族どもよりも軍の才に優れ求められ、そして世界を手に入れた男なのだから!」
小高「高嶋、スケールと世界観が違うぞ」
羽柴「それに金持ちの息子だとか自分では言わないぞ絶対。ワシみたいなのは別にして、数々の書物の印象のみに囚われてはいかんぞ」
高嶋「まあそういう類は大抵金で権力とか手に入れたり親の身分を盾にするクズばかりみたいに描かれているからなあ。実力で手に入れた金と権力ならまだいいけどね」
羽柴「だからこそワシみたいなのがお金を恵むことでその印象を変えてやろうとせねばならぬと、現在の依り代を得て感じたのじゃ」
小高「こちらもまあ、スケールが大きいなあ」
高嶋「よくよく考えたら現実では2世とか○○の息子だとか王妃の婚約者とかメディアに露出される人の家族も大変なんだなあ。失言失言」
小高「億万長者も楽じゃない……か。」




