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夕方の帰り道
夕方の帰り道
再度説明しとくと、県立水郷高校は都市部からしたら田舎の中にある
純子「あ~あ。健全な女子生徒二人が暗い道でバスを待つってどういう事よ」
政子「純子。あと10分で来るからもう少しの辛抱よ」
純子「ほかの高校みたく、スクールバスが通ればなあ」
政子「大通りがない道中だからね。しょうがないね」
純子「先生や送迎はいいなあ。車で帰れるもん」
政子「いやいや。自転車で30分以上かけてくる生徒もいるんだから文句言わないの」
純子「それって高嶋君のこと?」
政子「ばっ、そんなわけないじゃない! それにアイツなんか別に自転車が壊れようが盗まれようが私には関係ないもん」
純子「ほんとお? 心配してるんじゃない?」
政子「そんな訳……まあ……なくはないけど……まっチョットだけよ!」
純子「ふーん……」
高嶋「……踏切。中々上がらないね」
小高「そういえば朝から電車。遅れてたんだ。忘れてた」




