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成金ケチ野郎  作者: 早川周作
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新作ゲームは予約か並ぶか

羽柴「なんじゃあの行列は? 何かの行事であろうか?」


高嶋「新作ゲームソフトの発売日で並んでるんだよ」


羽柴「そうなのか。暇なのが沢山おるのお」


高嶋「そう言うなって。人気シリーズだから並びたくなるんだよ」


羽柴「しかし今は予約やらダウンロードとやらで並ばんども」


高嶋「こういうのは、特典付き。いわゆるオマケがついてたりするんだ」


羽柴「ほう。それを目当てにしてると」


高嶋「うん。たまに予約し忘れる人もいるけどね」


羽柴「お主は買わぬのか」


高嶋「え。なんで?」


羽柴「似たようなゲームだった気もして。貴殿のことだ。忘れてしまったとか」


高嶋「いくら俺でも忘れていないよ。それに買う必要もないし」


羽柴「なぜに?」


高嶋「父が勤めるゲーム会社だからね。テストプレイ済みさ」


羽柴「成程。どうりでゲームを勧めるわけだ」


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