神バトル開始 04
最近気づいた。
これギャグだ。
あ。ブックマークまた増えました! ありがとうございます!
これからも、このくだらない茶番劇にお付き合いくださいませ!
現在の得点は、お互いに1:1だ。
残る攻撃も、お互いに2回ずつ。
1回でも相手の問いに正答できれば、それだけで大きなアドバンテージになる。
だが逆に、俺たちの問いが正答されれば、それだけで大ピンチだ。
「次は、おでが問題を出す」
30メートル上から、野太い声が聞こえてきた。
空気がピリピリと震え、肌がかゆくなる。
これが30メートルの巨躯をもつ、大男の発声か。
「良いだろう。頼むぞドール」
「任してくれ」
「んー。次はどんな問題が出るんだろう? ワクワクするね!」
「ワクワクしても、レオルは1度答えてるから、もう回答権はないぞ」
「分かってるよー。それでもボク、問題って好きなんだ!」
俺とレオルの会話を遮り、緑色の超巨大トロル、ドールが言う。
「小さな丘より大きくて、木よりも緑色。力は強いがダブリさんには敵わない。そんなおでは、だーれだ?」
ん?
ドールだろう?
え?
違うの?
うーん。
『そんな俺は誰だ』って、名前割れしてるのに問題を出すってことは……何かひっかけか?
うん。引掛けに違いない。
よく考えろ。
さすがに、「俺の名前はドールです。さて、俺の名前は何でしょう?」なんて問題をだす馬鹿はいないだろう。
だからこれはきっと罠だ。
なにか、隠された裏の問題があるに違いない。
「なのん。間違っても正直に回答するんじゃないぞ? これはきっと罠だ」
「! そうなのでれすか! なのん、ってきり答えはドールかと!」
もしも間違えても良いなら、捨て石として「答えはドール」だと言いたいところだが、残念ながらこれは間違えてはいけないヤツだ。
全ての回答権を、正答を目指さなければならない。
なぜならこれ以上俺の借金が増えたら、俺は確死だからだ。
逃れる術はない。
「さぁあ! どうしたあ! おでの問題は難しすぎたかぁ!」
ああ難しい!
簡単すぎて難しいよ!
くそ!
ふぁっく!
答えはドールじゃねえのか!?
よく考えろ。
考えるんだ!
いろんな側面からヤツの問題を見るんだ!
『小さな丘より大きくて、木よりも緑色。力は強いがダブリさんには敵わない。そんなおでは、だーれだ?』
小さな丘……これが意味をするのはなんだ?
微妙な乳か?
いや、そんなことはないはずだ。
緑色で微妙な乳とかイヤすぎる!
考えるな!
いや考えるんだ!
緑色の乳のことは忘れて、考えるんだ!
「壁のことじゃないかな? あ。意表をついて天井かも」
レオルがぼやくが、無視だ。
いまはそれどころじゃないんだ。
どう考えても「答えはドール」なんだから……!




