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神バトル 04

このような作品にブクマ登録をしてくださり、ありがとうございます!

色々と展開を模索し、より一層面白くなるよう頑張っていきます!





「これより汝は争いのない世界、ネイヤへと転生する。転生神の祝福を」




 俺の声とともに、赤い魔法陣が浮かび上がる。


 そうして、俺が担当する5人目の死者は、転生者となって新たな世界へと旅立った。







 ……話を少しもどそう。






 テルが来てから、10時間が経った。


 

 なのんは遊び。

 レオルも遊び。

 テルは寝て。




 俺だけがマニュアルを読んで仕事に取り組んでいた。


 まるでお母さんにでもなった気分だったよ。






 そういった中、床が黒く輝きだした。



 そんな色を指定したつもりはなかったのだが、どうやら転生神の神殿に、外部からの魔法陣が構築されているようだった。




 どこでプログラミングを間違えたのか……。



 『転生神の神殿に魔法陣が構築されたら、床の色を変えて知らせよ』

 という命令を与えた俺が開発したスキルは



 赤が来訪者。

 黒が死者らしい。



 元々設定していた色とは違うが、まあ起動はしている。



 初めてスキルを作ったのなら、上出来だろう。





 そんな風に思っていると、現れたのは死者。

 名前は割合する。



 俺はマニュアルに従って業務をこなし、転生させて、冒頭に戻るわけだ。








「お疲れりさまです、神さま!」


「ああ。ありがとう」




 なのんの労いの言葉に礼を言うと、急にこんな画面がポップした。





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転生させた回数が5回を超えました。

条件1『業務を5回以上行う』

条件2『先兵を得ている』

条件3『手足を得ている』

以上クリアしているため、神の息吹・ランクGへの参加を認めます。

--------------------------------------------------------------






 うん。

 相変わらず、全くもって意味が不明だ。




「…………なのん、出番だ」



「はい、神さま!」





 俺が名前を呼ぶと、なのんは心得た! とばかりに笑みを浮かべ、書庫へと走っていた。



 数秒後には、マニュアルを携えて戻ってきてくれる。




 その手に持っているのは緑色の背表紙。


 そのマニュアルは、つい昨日まで、読めなかったマニュアルだった。


 




 なのんからマニュアルを受け取り、開く。




【神の息吹:あらゆる神が、自身の手駒を用いて争う決闘】




 ただ一言、マニュアルにはそう書いてあった。








「ん!? え? か、神さま!!」

「なにこれ、何コレ!」




「うわっ!? あ、主君! 寝てなどいませんよ!? ……って、ほ。夢か……」




 チビ2人は慌てふためき、訪問者のテルは跳ね起きた。





「うお……」



 かくいう俺も、驚いている。



 壁も、天井も、床も、すべての色が代わる代わる変わっていく。


 白、黒、青、緑、ピンク、白……。







 やがて俺の目がまわり始めたころ、ソイツは現れた。





「神の息吹、申し込むぜ」




 体長は10メートル。

 横幅は4メートル。

 緑色の肌をもった巨漢が、俺にそう言った。





「賭けるのは、命と財宝だ」


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