転生神(代理) 05
情報をまとめてみました。
でも、あんまりまとまってないです。
俺が思うに、転生神ってのは閻魔様みたいな存在だ。
死者が善人なら、良きスタートと良き世界を。
死者が悪人なら、それ相応の異世界に。
そうやって死人を導き、次の世界を示す……。
な?
閻魔様みたいだろう?
だけど俺はあくまで神。
転生神だ。
マニュアルによれば転生神ってのは、できるだけ、どんなヤツにでも救いの光を与えないといけないらしい。
つまり、転生神はあくまで仲介人。
案内人だ。
その案内人が、勝手に客を裁くなってことらしい。
最も、危険分子に認定されたら別だ。
モブータ・ペニテットのように好きにして良いらしい。
と……少し話がそれたな。
そうそう。
転生神ってのは、どんなヤツも救済しないといけないんだ。
ここからが転生神に与えられた特権らしいんだが……。
転生神は、死者が行った善行や悪行を、垣間見ることができるらしい。
んでもって、悪ポイントを返済させることも可能らしい。
そうやって、悪ポイントの操作をやんないといけないんだ。
なぜかっていうと、俺が選べる転生先は、本当に色々とあるんだけど……。
大分類して、選択できる異世界は3つ。
・争いが絶えない世界。
・争いが無い、もしくは終わった世界。
・なにも無い世界。
さらに中分類させると、
・争いが絶えない世界
・剣のみで争う世界。
・剣と魔法で争う世界。
とまあ、これは本当に極1部の例だけど、異世界はどんどん枝分かれしていくらしいんだ。
で、その異世界に、転生者は何人いるのか。
悪人は?
善人は?
そういうのを、できるだけ均等になるように転生させないといけないらしい。
さもないと異世界に悪がまみれ、やがて異世界同士が1つの世界になり破滅する……と、マニュアルには書いてある。
つまり俺がやることは、転生の仕事でいえば、3つ。
・死者を正しく導くこと。
・悪人に、罪をあがなうチャンスを与えること。
・異世界同士のバランスを保つこと。
……らしい。
…………。
まったく……。
世界の滅亡がかかっていることを、代理になんかにやらせるなよな……。
俺がヘマしたらどうするんだよ。
まあいっそのことヘマするのも楽しそうだけどさ。




