流神
神の力は、万能であれど、全能にはあらず。
『祠』は神を祀る社(やしろ)から神を閉じ込める封印の枷に。
『楽器』は神を崇める祭具から、神を操る具足になった。
神の力にまで手を伸ばした人間たちに
少年は、復讐を誓う
たとえそれが、人間への反逆だとしても、ただ大切なもののために
[和風ファンタジー小説]
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