４
つい数時間前まで、そのホテルは三人の廃墟マニアの男たちにとって楽園でした。夜空を眺めながらゆったりとくつろげる露天風呂、山の幸を存分に使った夕食、そして寝心地のよさそうな大きな和室――全てが息絶えたような廃墟の中で見つけた穴場で、彼らは幸せな時間を過ごすはずでした。
ですが、今や彼らにとってその場所は、全ての常識が狂った場所と化していました。
「お、お、おいまだかよ！！」
「し、知らないよ！！」
大きな荷物を抱えた彼らは、必死になってエレベーターのボタンを押し続けていました。隣に階段があるにもかかわらず、三人はこちらの方が安全だと考えてしまったのです。しかし、いくら待ち続けても自分たちの階にエレベーターは上がる事はありませんでした。
やはり階段を使ったほうが早かった、と後悔したその時でした。
『『『『『うふふ♪』』』』』
ふと横から聞こえた笑い声の方を向いた三人の男は、再び大きな悲鳴をあげてしまいました。ホテルの廊下に、女将さんが笑顔で立っていたからです。それも、廊下のあらゆる場所を埋め尽くすかのように、何十、何百人と。そして、彼らが逃げ出した部屋を含め、この階の全ての扉と言う扉が開き、そこから次々と女将さんが現れる様子を、彼らはまざまざと目にしてしまいました。全員とも緑色の着物にたわわな胸、そして優しそうな微笑みを見せながら、次々とこちらに近づいてきているのです。
やがて、ようやくエレベーターが三人の階にたどり着きました。大量に押し寄せる女将さんの大群から逃げるにはこれしかない、と急いで入ろうとした彼らでしたが、すぐにその足は止まりました。当然でしょう、エレベーターの部屋の中も既に――。
『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』
――何十人もの女将さんが埋め尽くしていたのですから。
「「「う、う、うわああああああ！！！！」」」
声を揃え、三人は近くの階段を駆け降り始めました。
もう彼らには、後ろを振り向く余裕はありませんでした。足音を揃えてこちらに向かい続ける何十何百もの笑い声は、その数を減らすどころかどんどん増え続けたからです。しかもホテルの玄関に向けてどんどん階を降りる度に、三人はどこの廊下でも一面女将さんの大群に埋め尽くされていく様子を目に入れざるを得ない状況になっていました。最早このホテルは、何もかもが緑の着物の女将さんに覆い尽くされていたのです。
そしてそれは、彼らがようやくたどり着いた一階のロビーでも同様でした。
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
三人を迎えるかのように、何百人もの女将さんが一斉に同じ角度で頭を下げ、全く同じ笑顔と挨拶を見せていたのです。彼らはそんな大量の見送りの言葉に一切の返事をしないまま、ドアの向こうに広がる暗闇の世界へと逃げ出していきました。この異常な空間から脱出するために必要な、彼らの車に乗るためです。
「は、は、早くしろよ！」
「そ、そんな事言っても……！鍵が！」
「左じゃない、右だ！右！」
冷静な判断が出来ず、車の鍵を差す場所すら分からないほど狼狽していた彼らでしたが、必死にもがいた甲斐あって何とかエンジンをかけることに成功しました。ぞろぞろと入り口から溢れ出し始める緑色の着物を着た美女の大群を尻目に、彼らはようやくこの巨大な和風のホテルから脱出する事に成功しました。
もう二度と変なところに泊まるものか、あんな体験は二度とごめんだ。暗闇に包まれたかつての温泉街『穂嘩穂嘩温泉』を走る車の中で、三人は口々に言い合いました。もしかしたら、今までここを訪れた廃墟マニアたちも、同じような恐ろしい体験をしたために、誰もブログや書籍に記す事がなかったのではないか――三人とも、同じ考えを抱きました。
ですが、それが間違いである事に彼らが気づく出来事は、その直後に起こりました。
確かに三人は、あの巨大なホテルからの脱出には成功していました。ですが、『穂嘩穂嘩温泉』の巨大な廃墟からは、未だに抜け出せないままだったのです。そして、延々と左右に並び続ける、誰も住んでいないはずの旅館やホテルの窓と言う窓から一斉に明かりが灯り始めた時、彼らはその窓に映った人影に目を疑いました。
これは幻覚だ、きっとそうだ。あんなところにいるはずがない。必死に考えようとした彼らでしたがが、その数を増していく人影から目を反らすことは出来ませんでした。そして、車のライトは、その人影と全く同じ姿をした存在が、道の左右に並び続ける様子をまざまざと彼らに示したのです。
そこに映ったのは――。
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』……
――緑色の着物に黒い髪、そして谷間すら見える大きな胸――巨大な和風のホテルを切り盛りしている、女将さんが、ずらりと列を成して笑顔を見せ続ける光景でした。
しかも、女将さんの大群はそれだけに留まりませんでした。
立ち並ぶ廃墟の旅館やホテルの窓は全て大きく開き、そこからも数え切れないほどの女将さんが車に向けて手を振ったり笑顔を見せたりしていました。さらに、その様子に恐怖の念を感じ続けていた三人は、車のバックミラーに映った光景を見てさらに驚愕しました。彼らが通り過ぎた道――いえ、この『穂嘩穂嘩温泉』の道と言う道全てが、全く同じ姿の女将さんで覆いつくされていたからです。しかも全員とも全く同じ笑顔で、三人の車に向けて見送りの挨拶をし続けていました。
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『いってらっしゃいませ♪』』』』』』』』』』……
「う……」
「ううう……」
「ううううわあああああああ！！！！！」
耳をつんざくような悲鳴と共に、三人の車は、猛スピードで廃墟の道を駆け始めました。もうこれ以上、あの女を目に入れたくない、あの美しい声も耳に入れたくない。悲鳴をあげ続けたまま、彼らはこの巨大な廃墟を脱出せんと車を進めていきました。
そして、耳に無数の挨拶のコーラスが入らなくなったとき、彼らはようやくあの巨大な廃墟から脱出する事に成功した事を悟りました。
嬉しさ以上の疲れがどっと体に溢れ始めた彼らは、夜の帳に包まれた道の真ん中で一旦車を停めることにしました。混乱した頭や体を落ち着かせなければ、せっかく脱出しても事故に繋がるかもしれない、ならば一旦休憩した方がよい。その意見に三人が合意しかけた、その時でした。
「……あ、あれ？」
突然車の速度が落ち始め、やがて停止してしまったのです。
もっと先に行ったほうがいいんじゃないか、と助手席の男が告げましたが、運転手の男は大きな声でそれを否定しました。彼が指差した車のガソリンメーターの値が、残量がゼロである事を示していたのです。その途端、残りの二人の男も、事態のおかしさに気づきました。この廃墟を訪れる前に、前もってガソリンを満タンにしてきたはずなのに、ほんの僅かな距離を走っただけで、あっという間にゼロになってしまうことなんて常識ではあり得ません。
もしかしたら何か故障を起こしたのではないか、そう思った彼らは、一旦車の外に出て様子を見てみる事にしました。手元にしっかりと懐中電灯を用意し、車のドアを開けて外に出た、まさにその時でした。
『お待ちしておりました♪』
電灯の明かりに照らされたのは、そこにいるはずがない、いてほしくない姿と声でした。
どの方向を照らしても、そこに映るのは緑色の着物と大きな胸、そして美女の作る美しい微笑みばかり。そう、前後左右、車を囲むどの場所も、全く同じ姿形の女性ばかりが映っていたのです。そして、体中に震えが止まらなくなり始めた三人が、車の脇にそびえる山を懐中電灯で照らしたとき、ようやく自分たちがどのような状況にあるのかを知る事になりました。
そこには、一切の木も草もキノコも生えていませんでした。山と言う山を埋め尽くしていたのは――。
『お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』お待ちしておりました♪』……
――数え切れないほどの、女将さんの大群だったのです！
山と言う山を埋め尽くし、後から後からこちらに向けて押し寄せてくる女将さんから逃げる術は、三人には残されていませんでした。そして、ついに彼らの体は、360度あらゆるところが数え切れないほどの女体に覆いつくされてしまったのです。最早その柔らかい肌や大きな胸には一切の嬉しさも心地よさもありませんでした。
「助けてくれえええ！！！」
「ご、ごめんなさあああい！！」
「お、俺たちが悪かった！！」
だから許してくれ、ここから出してくれ。そう必死になって謝り続ける三人でしたが、それを遮るかのようにますます女将さんの数は増え、その笑い声もますます大きくなり続けました。それはまるで、三人が幾ら謝ってももう遅い、と言う事を示しているかのようでした。
そして、溢れ続ける女将さんの大群の中に、とうとう三人の廃墟マニアの体は埋もれ始めました。あらゆる方向に胸の感触が襲い、体中に大量の唇の感触が宿り、四方八方から笑い声がこだまし、必死で謝り続ける声までもが覆い尽くされていきました。
やがて三人は、温泉のように湧き出し続ける女将さんの肉の海の中へ、静かに溺れていきました……。
『うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』うふふふふ♪』……
